遊戯王GX 俺達のデュエルアカデミア   作:天導 優

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真夜中の決闘

「「オベリスクブルーに喧嘩を売った!?」」

俺が寮に戻り、歓迎会を終え、自室に戻った後で仲良くなったメンバーと話をしていてこの話になった。

1人目は三沢、もう1人は武藤遊戯みたいな格好をした神楽坂という生徒だ。

因に2人とも俺の隣の部屋だったりする。

ついでに蛍はというと、既に夢の中だ。

「別に驚くことか」

「誰だって驚くわ」

俺の向かいに座っていた、小原洋司が大声をあげ、隣に座っている大原進はコクコクと首を縦に降っている。

この2人、仲良いな。

「でもデュエリストが対峙したんだぜ。やっぱりデュエリストたるもの、目と目が合ったら即デュエルだろ」

「それはそうなのか」

お、神楽坂が乗ってきた。

「なんだ、それは。後、神楽坂。巻き込まれるな」

そんな話をしていると俺のPDAが鳴った。

動画付きのメールだ。

「半端者のイエローにデュエルを申し込む。今日の0時、例のデュエル場で待っている。負けるのが怖かったら無理して来なくてもいいぜ」

万丈目と一緒に居た眼鏡の奴からだった。

「行くのか?」

三沢に声を掛けられた。

「ああ、ここで逃げたらデュエリストの名がすたる」

「深夜のデュエル校則で禁止されてる筈だが?」

「なに言ってんだ、三沢。バレなきゃ犯罪じゃないんだ」

三沢はハァー、と1つ溜め息を吐いた後。

「分かった、俺も一緒に行く」

俺は他のメンバーも誘うが、部屋に戻るとの事だそうだ。

______________________

(今日の0時って矛盾してるよね)

それが蛍の一声だった。

というより、どこから聞いてた。

(オベリスクブルーに喧嘩売ったの辺りから)

コイツ、狸寝入りしてたのか?。

因に蛍には既にデッキを作って貰っている。

「どうやら、相手は先に着いてるようだな」

デュエル場に着くと既に十代が来ていた。

「お、司。お前も呼ばれてたのか」

「ああ、まあな」

「逃げずによく来たな、半端者」

「ベラベラと煩いな。それに男ってのはクールな方がモテると思うぜ」

「なんだと」

オベリスクブルーの奴顔が真っ赤だ。

(ついでにデュエルの心得ってのを教えてやるくらい言ってやりなよ)

ああ、あれか。

まぁ、言ってやるけど。

「ラーイエローの俺からオベリスクブルーのお前に講義してやるよ。デュエルの心得ってやつをな」

「ふざけるな」

(ふザケルな。電撃の呪文。クスッ)

なに笑ってんだ蛍の奴?。

「「デュエル」」

 

角谷司  LP4000

取巻太陽 LP4000

 

「後攻が得意みたいだからな。先攻はそっちだ」

デュエルに先攻も後攻も関係ないと思うがな。

因に十代の奴は俺の隣でデュエルを始めている。

「俺のターン、ドロー」

成る程、今回のデッキはコレか。

「俺はインフェルニティ・ガーディアンインを守備表示で召喚。更に手札を2枚セットして、ターンエンドだ」

 

インフェルニティ・ガーディアン

効果モンスター

星4/闇属性/悪魔族/攻1200/守1700

自分の手札が0枚の場合、フィールド上に表側表示で存在するこのカードは戦闘及びカードの効果では破壊されない。

 

「なんだ、その程度で終わりか」

「ああ、勇気が有るなら挑んで来いよ」

「ふざけやがって。俺のターン、ドロー」

眼鏡の奴笑ってんな。

「見せてやるよ、俺の切り札。マハー・ヴァイロを攻撃表示で召喚」

 

マハー・ヴァイロ

効果モンスター

星4/光属性/魔法使い族/攻1550/守1400

①:このカードの攻撃力は、このカードに装備された装備カードの数×500アップする。

 

「更に、デーモンの斧を2枚と悪魔のくちづけ2枚、おまけに一角獣のホーンを装備だ」

 

デーモンの斧

装備魔法

①:装備モンスターの攻撃力は1000アップする。

②:このカードがフィールドから墓地へ送られた時、

自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。

このカードをデッキの一番上に戻す。

 

悪魔のくちづけ

装備魔法

①:装備モンスターの攻撃力は700アップする。

②:このカードがフィールドから墓地へ送られた時、500LPを払って発動できる。

このカードをデッキの一番上に戻す。

 

一角獣のホーン

装備魔法

①:装備モンスターの攻撃力・守備力は700アップする。

②:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。

このカードをデッキの一番上に戻す。

 

マハー・ヴァイロ 攻撃力1550→8150

 

「どうだ、コレが俺の最強のモンスターだ」

「ふふ、その程度かよ」

「なに余裕こいてやがる」

「常に相手に余裕を見せつける。デュエルの心得その1だぜ」

「だからって相手を挑発してどうするの」

翔の奴が俺のデュエルを見ながらそんなことを言っていた。

「マハー・ヴァイロで攻撃だ」

マハー・ヴァイロは装備した武器、斧2つを怪しげな力で強化しながら俺のセットモンスターに攻撃を仕掛けてきた。

「この瞬間、リバースカードオープン。全弾発射(フルバースト)

 

全弾発射

通常罠

このカードの発動後、手札を全て墓地へ送る。

墓地に送ったカードの枚数×200ポイントダメージを相手ライフに与える。

 

俺が手札を捨てると眼鏡に向かって3発のミサイルが発射され命中した。

 

取巻太陽 LP4000→3400

 

「くそ。けどその効果でモンスターの攻撃を防ぐことは出来ない。その雑魚モンスターを破壊しろ」

だが、俺のモンスターが破壊されることはなかった。

「残念だったな。このモンスターは戦闘及びカード効果では破壊されないんだ」

「な!?」

「手札が0枚の時に限るけどな」

「くそ!」

おーおー、自棄になってるな。

「どんな時でも熱くなるな。心得その2だぜ」

「ふざけんな。手札を使いきったお前に逆転など出来るはずもない。ターンエンドだ」

「さて、俺のターンだ。ドロー」

このカードは。

「俺がドローしたカードはインフェルニティ・デーモン。このカードは手札が0枚の場合、相手に見せる事で特殊召喚できる。更に、このモンスターが特殊召喚に成功した時、自分の手札が0枚の時、デッキからインフェルニティカードを1枚手札に加える事ができる」

 

インフェルニティ・デーモン

効果モンスター

星4/闇属性/悪魔族/攻1800/守1200

(1):手札が0枚の場合にこのカードをドローした時、

このカードを相手に見せて発動できる。

このカードを手札から特殊召喚する。

(2):このカードが特殊召喚に成功した時に発動できる。

デッキから「インフェルニティ」カード1枚を手札に加える。

この効果は自分の手札が0枚の場合に発動と処理ができる。

 

「無駄だ。俺のモンスター、8150を越えるモンスターなんて」

「俺はインフェルニティ・アーチャーを手札に加える。そして、インフェルニティ・デーモンを生け贄に捧げて、インフェルニティ・アーチャーを召喚」

 

インフェルニティ・アーチャー

効果モンスター

星6/闇属性/悪魔族/攻2000/守1000

自分の手札が0枚の場合、

このカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。

 

「インフェルニティ・アーチャーで攻撃。煉獄弩弓撃(インフェルニティ・クロスボウ)

「攻撃力の劣るモンスターで攻撃だと!?」

「インフェルニティ・アーチャーは手札が0枚の時、直接攻撃できる」

「な!?」

 

取巻太陽 LP3400→1400

 

「俺はターンエンドだ」

「まだだ、まだ負けてない。俺のターン、ドロー。そして、マハー・ヴァイロでインフェルニティ・アーチャーを攻撃だ」

「リバースカードオープン。攻撃誘導アーマー。この効果で俺はインフェルニティ・ガーディアンを指定する」

 

攻撃誘導アーマー

通常罠 原作オリカ

①:相手モンスターの攻撃攻撃宣言時に攻撃モンスター以外のモンスター1体を選択して発動する。

攻撃モンスターは選択したモンスターと戦闘を行う。

 

「ば、バカな。くそ、ターンエンドだ」

「俺のターン。俺は手札1枚をセット。インフェルニティ・アーチャーで止めだ。デュエルの掟、3つ目。切り札は最後までとっておく。覚えときな」

(最後の手前で使ったけどね)

うん、少し黙っててくれ。

 

取巻太陽 LP1400→0

 

「俺が負けた。ラーイエローに?。ライフを1ポイントも削れずに」

俺とデュエルした相手は意気消沈していた。

「貴方達、何をやってるの!!」

するとそこに明日香がやって来た。

「深夜のデュエルは校則で禁止されてるはずよ」

「そういう割には明日香、お前も何で来てるの」

「そ、それは嫌な予感がしたから来てみたのよ」

「……」

「う、嘘じゃないって」

「……」

「あーもう。分かったわよ。私もちょっとした用事で深夜外出してた。コレで良いでしょ」

「まぁ、そういう事ならな。それに見つからなければ良いわけだしな」

「そんな言い訳、通る訳が」

「明日香、ひょっとしてそれはギャグか」

「え?」

暫くして明日香は自分の発言と俺が言ったギャグの意味を理解したらしく顔を真っ赤にしてる。

するとコツコツと靴音が聞こえてきた。

「きっとガードマンよ。見つかると厄介だから逃げるわよ」

明日香のその一言で俺達は逃げることにした。

俺とデュエルした奴は万丈目の奴が引きずっていたが。

因に十代の奴は最後までワガママ言っていた。

俺達が外まで逃げると、改めて俺は三沢を紹介した。

「宜しくな、三沢」

十代の奴は早速仲良くなったようだ。

その後、俺達は解散した。

時計はもう少しで1時といった所だった。

当然、次の日俺は蛍に起こされる遅刻をギリギリ回避できる時間に起こされるのだが、それはまた、別の話だ。

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