そんでもって投稿しました。
投稿は遅いと思うので、気長に見て下さると良いです。
あらすじやタグでも書きましたが、今後色々増えて混ざっていくかと思いますが、そういうの嫌いな方は読まない事をオススメします。
それでは序幕の幕開けです。
【第0話】迷子のツインズ
日本の首都、東京―――そして、渋谷・池袋と並ぶ3大副都心の一つである新宿の駅構内にて、一人の青年が路線図と手元の地図を見比べていた。
青年の恰好は黒のズボンに深緑のTシャツ、そして上着に紺色のジーンズコートを着込んでおり、肩まである黒髪を首辺りで束ねていた。
そこへ、黒を基準とした学生服を着た茶髪の少女が青年の元へ近寄ってくる。
「何かお困りですか?」
声を掛けられた事に気付いた青年は少女に振り向く。少女の目には青年のどことなく女性寄りな顔付きと赤い瞳が映り込んでおり、宝石とまでは言わないが、綺麗な色だった為、数秒間見取れてしまっていた。
声を掛けてきた少女が呆然としている状況に青年は表情を変えないまま内心不思議そうに思うが、少女が直ぐに「何でも無いです!」と言った為、気にするのを止める。
「……大丈夫?」
「だ、大丈夫です! で、では、改めて何かお困りですか?」
「んっと……秋葉原って、どう行けば良いの?」
「それなら、JRの総武線一本で行けますよ」
青年の質問に少女は路線図を使いながら説明する。それを理解した青年が少女に礼を告げると、天井に記載されている総武線のホームへ向かおうとする。
少女は其方へ向かおうとしている青年に慌てて近寄り、再び声を掛けてきた。
「あ、あの、私も秋葉原に用事あるので、御一緒しても良いですか?」
「んー……いいよ」
「あ、有難う御座います! あ、私、
「
何故が慌てながら名乗ってきた少女、龍ヶ崎真白を見て取り敢えず名乗り返した青年、沖兎響介は真白と一緒にJR総武線のホームへと歩き始めようとする。
その時、沖兎響介の足下で何かが当たった様な気がした。沖兎響介が下を見ると、全体的に青色の小さな何かが足に当たっており、それを確認しようと手を伸ばし―――この日、沖兎響介と龍ヶ崎真白は
△ ▲ ▽ ▼
いつの間にか眠っていた俺が目を醒ますと、其所は部屋一面が鉄で出来た部屋だった。
上半身を起こして辺りを確認すると、隣にはつい数分前に話していた少女、龍ヶ崎真白の姿があり、未だ眠っている状態だった。他には、この部屋に窓等がなく扉一つであり、どことなく研究所の一室みたいな雰囲気を醸し出している。
そして立ち上がろうとした時、地震―――いや、それ以上の激しい揺れが起こり、咄嗟に眠っている龍ヶ崎真白を庇う様に覆い被さった。
揺れは直ぐに収まったが、爆発音に似た音が何度も聞こえてくる。それはまるで、襲撃に遭ってる様な―――
「―――違う。実際に遭ってるのか」
何がどうなっているか解らないが、状況把握する為にも部屋を出なければならないと思いながら起き上がろうとすると、龍ヶ崎真白の顔の横に見覚えのある物―――この状況になる直前に、新宿駅で俺の足下にあった全体的に青色の小さな何かが、其所にあった。
それを手に取って確認すると、小さな何かはどうやらボトルの様で、表面には戦車のイラストが入っていた。振ってみると中に何か入っているのか、カタカタと音が鳴り―――何故か力が沸いてくる感覚を感じた。
「あ、あの~……沖兎さん?」
ボトルに集中していたからか、いつの間にか龍ヶ崎真白が目を醒ましており、何故か頬を赤くしていた。そう言えば、庇って以降彼女に覆い被さった状態のままだった事に今更ながら気付き、直ぐに起き上がり彼女から離れてから謝罪する。
龍ヶ崎真白は起き上がりながらも、頬を赤くしたまま許してくれたが、再び大きな揺れと爆発音が響き、彼女は俺に倒れ込んでしまった。
俺は青いボトルをコートのポケットに仕舞ってから直ぐに支えると、彼女は慌てて俺から離れて何度か深呼吸を繰り返す。
「え、えっと、沖兎さん? 此処は一体……?」
「解らない……けど、襲撃されてると思う」
落ち着いた龍ヶ崎真白の質問に俺が答えると、彼女は表情を険しくした。
それもそうだ。目を醒ましたら何処か解らない場所で、しかも襲撃を受けている場所ともなれば、険しくしても仕方が無いだろう。
その時、扉が勝手に開いて外から一人の女性が駆け込んできた―――ボロボロになった衣服を着ながら。
女性は俺と龍ヶ崎真白に気付き驚いた表情を浮かべる。
「何で此処に人が!? それより、早く逃げッ!!」
女性は後ろからの爆風によって僕へ向かって飛んできて倒れ込み、その時に俺は女性の衣服から落ちた物を見て目を見開いて驚いた。それは色やイラストこそ違うが、俺が先程コートのポケットに入れた青いボトルと同一の形状をした赤い兎のボトル―――そして、二つの窪みのある、赤いハンドルの付いた機械だった。
その二つに手を伸ばして触れようとした時、声が聞こえてきた。
『―――いい加減、諦めて我々に協力して貰おうか? 博士』
声のする方―――扉の方を見ると、其所には黒い銃に似た機械を持つ宇宙服の様な格好をした赤い人型の異形が立っていた。
「―――これより紡がれるは、新たなる物語。それは滅び行く世界を、忌まわしき運命を、崩れ去った物語から新たに希望を創り、絆を築いていく物語。ここからは、この書物には書かれていない未知の物語……故に、私は見届けます。彼等が創る物語の、その行く末を―――」
―――暗闇の中、長髪の女性は開いていた本を閉じ、女性もまた姿を消した。
初回投稿で不備があり、運営による修正を加えて戴きました。
運営の方々、御迷惑お掛けしてしまい申し訳御座いませんでした。
それと修正点とアドバイスについても、教えて戴き有難う御座います。
この場を借りてお礼を申しあげます。