「ドクさん 倉庫番変わってくれない?」
「…またか望月」
「いやね~ 丁度最近保護した艦娘が気になってね~」
「確か名前は電だったか?」
「そう ここにも電は居るけど他の所から保護した電も見てみたくてね」
「…今は医務室に居る筈だ」
「ん、分かった んじゃ見に行ってくるね」
「貸し1つだぞ?」
「いつものドーナッツでいい?」
「あぁ」
「了解~」タッタッタッ
「(あの電は人間にとてつもない殺意を向けているから俺が相手するのは無理だが望月ならもしかしてならな…)」
コンコンコンシツレイシマース
「明石さん、話題の電居る?」
「あれ?望月ちゃん持ち場どうしたの?」
「ドクさんに変わって貰ったよ~」
「またなの?」
「ドーナッツさえ渡せばドクさんが代わりにやってくれるからね あの人は甘い物が好きだからねぇ~」
「だけどそこが好かれる理由だもんね」
「だもんね~ んで何処に居る?」
「右奥から2番目の所に居るよ 多分食事でも取ってるんじゃないのかな?」
「ふ~ん… まぁどっちにせよ近付くんだけどね~」
「望月~望月ィ~?」
「望月ならここには居ないぞ」
「え 本当ですかドクさん」
「あぁ 何でもついこの間保護した電を見に行ったぞ」
「あちゃ… その事で忠告使用と思ったんだけどなぁ…」
「忠告せんでも大丈夫だろう」
「本当ですかね?」
「あぁ 多分今頃望月と電は演習場だろうな」
「え゛…」
ドーン!!!
「…演習場の方からだな」
「急いで行きましょ!」ダッ
「あぁ」ダッ
「死にやがれなのデス!!」
「そう言ってるけど1発も当たってないじゃん」
「ウッセェのデス!! 大人しくぶち当たれなのデス!!」
「ハァ…ハァ… 皆大丈夫!?」
「はい、誰1人として怪我はしてませんよ 望月が誰も居ない方へ流れ弾を飛ばさせているので」
「よ、良かったぁ…」
「ほらな?俺の言った通りだろ?」
「そもそもこうなったのは望月と持ち場を交換して行かせたドクさんのせいなんですよ!?」
「まぁそれは…すまないと思っている」
「取り合えず電を止めなくちゃ!ここに龍田居る!?」
「ここに居ますよ~?」
「良かった 龍田はドクさんと一緒に電を止めてくれない!?」
「分かったわ~ ドクさん、止めに行きましょ?」
「分かってるとも」ダッ
「クッソ当たんねぇのデス!!」
「そりゃ何処狙ってるか分かるから簡単に避けれるんだよね~」
「ウルセェのデス!! その減らず口を今すぐにでも閉じてやるのデス!!」
「そりゃ見ものだ」
「そこまでよぉ~」ガキィン!!
「あらら ここまでのようだね~」
「望月、煽るな」
「アイアイサー」
「邪魔するんじゃねぇのデス!! 電はあの野郎をぶっ殺す仕事が残ってるのデス!!」
「流石にそんな事避けるわけないわぁ?」
「ならお前をぶっ飛ばしてやるのデス!!」
「済まないが電2対1だぞ」
「卑怯なのデス!!」
「暴走駆逐艦を止めるには丁度良い人数だと思うんだけどねぇ~?」
「数的には不利だが電は止まる気が無いのだろう? ならばこう言う手段を取らざる得ない」
「なら二人纏めて殺ってやるのデス!!」
「あっけないわね~」
「まぁ、俺一人でも止めれるのに龍田まで出たらこうなるわな」
「く、くそうゥ…」
「電、何故暴れたんだ? 理由を教えてくれないか?」
「嫌なのデス めんどくせェのデス」
「あら~ ならその口要らないし取っちゃっても良いわよね~?」チャキッ
「ちゃんと話すからそれだけは止めて欲しいのデス」
「原因はあの野郎が電の大切なブレスレットを貶したせいなのデス」
「ブレスレット?今は付けてないようだが?」
「戦闘や遠征する時は無くすと嫌だから外してるのデス」
「そうか…」
「因みにそのブレスレットは誰から貰った物かしらぁ?」
「…響お姉ちゃんと雷お姉ちゃんなのデス」
「何やら事情がありそうだな?聞かんでおくが」
「有り難いのデス」
「望月とは仲直りしないのかしら?」
「彼奴から謝んない限りはゆるさねェのデス てか謝ってやんねえデス」
「そうか 電が良いならそれで良いだろう」
「なのデス」