空飛ぶ山猫と重巡洋艦   作:とある戦闘機好き
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いつの間にかUA1000超えてた。
見てくれる人、ありがとうございます!

これからも頑張ります!

2/12 タイトル名を変えました。こっちの方がしっくりくるかも。


Alt-7 重巡洋艦、改装を準備する

ーside山猫

翌日。

結局オセロットが何を考えたのか...

 

「それで、どーなった?」

『その前にタカオに一つ質問しなければならない』

「なにかしら?」

『君はこの先、霧に戻るつもりはあるのかい?』

 

...確かにそうだ。このまま自分達の技術を渡して、霧に帰られても面倒だな。

 

「...私は霧に戻るつもりはないわ。でも霧と敵対しようとも思ってない。難しいところなのよ」

『取り敢えず、我々を裏切る事はないと?』

「ええ、そうね。私の艦長はリンクスだけだもの」

「霧を離脱する覚悟は出来た、という事でいいのか?」

「第一、今の状態とそう変わらないわよ」

 

そう言うとタカオは微笑んだ。

 

『なら、話を進めるとしようか』

「それでオセロット、考えっていうのは?」

『そう急かすな。それで私の出した結論だが、【タカオの改装】という事に落ち着いた』

「なるほど。でも島を出ている間の管理はどうする?」

『管制塔AIシステムの流用だ。島全域並びに一定の海空域に警戒網を敷く』

「俺に作れってか」

 

管制塔AIシステムは確かに自分が作ったが、いまさら改良しろとか鬼畜の所業か何かか?

 

「んで、タカオの改装の要点は?」

「私にとっても重要ね...」

『取り敢えず

 

・兵装関連、特に誘導弾弾頭。

・F/A-114と同様の装甲の搭載による防護面の強化。

・クラインフィールドによる吸収したエネルギーの再利用方法の確立。

・航空機格納庫並びに機体展開用甲板による、船体の一部再設計。

・機関の変更による足回りの強化。

・HASS並びにECMの搭載による電子攻撃面の強化。

・オールサイド・フェーズドアレイ・レーダーの搭載。

 

ってところだ』

 

取り敢えず言いたい事。

 

「大盤振る舞いだなおい。航空巡洋艦化する気か」

 

「これ大丈夫なの...?よく分からない物もあるし、明らかに私の演算量超えてると思うけど...」

『分からない物については説明しておこう。演算量については量子格納ドライブで、演算領域を追加するつもりだ』

「つまり、私のコアを弄るってこと?」

『手術みたいなものだ。コアにドライブを載せるだけだから、数秒あれば終わる』

「わかったわ。それでわからないところは?」

『今データを送った』

「...今確認、内容は把握したわ。じゃあ頼んでいい?」

『任された』

「そういやオセロット。時間はどの位だ?あとマテリアル足りるか?」

『今から始めれば一日ってところだ。マテリアルの貯蔵は十分にある』

 

 

「...ナノマテリアルもあるの?」

「不活性化した銀砂から作り出したやつがある」

『他にもナノマテリアルを改良させた、生体ナノマテリアルってのもある』

「何なのそれ?」

『DNA配列を記憶でき、人間の身体にもなるナノマテリアルだ』

「またとんでもない物が...」

「俺も体の一部をそれに変えてある」

「えぇ...って、それ普通のナノマテリアルと同様に使えるの!?」

『不活性化の条件は異なるが、ほぼ同じだ』

「...私にもくれない?」

「...理由は?」

 

「実はね、私のコアの中にとあるDNAが保存されているのよ」

『まさか...』

 

 

 

 

 

 

 

「そのまさかよ。私のメンタルモデルはそのDNAを興したものなの」

 

 

 

 

 

 

「つまり、そのDNAを生体ナノマテリアルに記憶させたいと?」

「そう言う事。生体ナノマテリアルは普通の人間の身体にもなれるんでしょ?」

「そうだが、艦とは独立した身体を持ちたい訳か」

「そうよ」

「はぁ...オセロット」

『ああ、相棒』

「タカオの生体ナノマテリアルを用意してくれ」

『了解した』

「それと、タカオ」

「なに?」

「あの改装計画で本当にokか?」

「ええ、お願いするわ」

「わかった。オセロット、始めてくれ」

『任された。では1日後に』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そういや明日のこの時間には出港するからな」

「『どう言う事よ(だ)』」

「なんか面白い予感がする。それも横須賀だ」

「横須賀って事は401関係?」

「多分な。それじゃ」

「あ、ちょっと!?」

 

さっさと小屋に戻り、管制塔AIシステムの改良をしよう。理由を求められても困る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この時、横須賀には二隻の戦艦がゆっくりと歩みを進めていた。




タカオの思惑に気づけた人はすごい。





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