アーマード勇者育成記 チート?いいえ。ロストテクノロジーですが、何か?オレ流勇者&パーティ好き勝手にビルドうp   作:snyp_0

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第1話 俺、転生する

 俺は変身ヒーロー物とロボット物が昔から大好きだった。

 

 鋼鉄の皮に身を包んだヒーローが悪を打倒する。

 または、パワードスーツに身を包み敵を破壊する。

 これを俺、斎賀 建登(さいが けんと)はこよなく愛している。

 

 それと同時にゲームも大好きだった。

 

 そんな俺が、今寝る間も惜しんでやっているひとつのゲームがあるVRMMO RPG 『鋼 戦記』

 通称『ハガセン』と言われているこのVRMMORPGには、他のMMOにはありそうでなかった特徴があった。

 

 よくある、剣と魔法のファンタジーなのだが、何故か特撮ヒーローもしくはロボット枠があるのだ。

 

 双方が大好物な俺はハガセンの存在を知るやいなや、PCショップに駆け込み、家に引きこもり血眼になってプレイし続けたのである。

 

 一心不乱にやり続け、気付いた時にはハガセンの中でも1、2を争うトッププレイヤーとなっていた。

 

 そんなある日、コンビニで買い物をしレジで順番待ちをしていると、突然店内へダイナミック入店してきた車に潰され、俺はひしゃげたトマトの様に潰れて死んだ。

 

 気が付くとなんだか宇宙空間の様なところに俺はいた。

 

「こ、ここは何処だ? 俺はあの時……」

「やぁ、どうもこの度はご愁傷様です」

 

 後から声がし俺が振り返ると、そこには羽の生えた真っ白な球体が浮いていた。

「え……ご愁傷様て……っていうか何者?」

「何者とは失礼な! 僕は君達の所で言う神様だよ!」

 

 神様と名乗る球体は更に続ける。

「君はあの時不運にも死んじゃったの! 実は手違いだったんだけど……」

「ちょっと待て今何つった?」

 

 聞き捨てならん台詞が聞こえた気がした。

 神を名乗る光るテニスボールの物体Xは、俺を無視し喋り続ける。

 

「僕は寛大で優しいからね! 君を転生させてあげようと思って、ここに君を呼び出した訳です!」

「死んだ?  俺が?  転生って……そのまま生き返らせるとか――」

「あ〜! 無理無理、規定で不運や事故死等で死んでしまった魂は、転生か極楽浄土へ行くかの2択のみなんだ」

「規定があるって事は結構ある事なのか……」

「うん! たまにね!」

 

 やだなにそれこわい。

 

「で? どうする? オススメは転生かな! 今なら出血大サービス! 君のやってたハガセンとかいうVRゲームの全てをそのまま使える状態で、異世界へ転生させてあげようと思うんだ! 君がゲームでやってた世界にそっくりな世界にね!」

 

 これには心底びっくりだ。まさか俺がハガセンで使ってた使用キャラ(ゲイン)になれるというのか。

 

「是非お願いします」

 

 俺は即答した。

 

「OK! じゃ、僕は仕事に戻るよ! 新たな人生を楽しんでくれたまえ! とりあえず村の近くの草原辺りに送っとくね!」

 

 そうして突然足元に魔法陣が現れ、俺はゲインとして第2の人生を歩み始めるのであった。

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