また、新キャラ出ます。
(||゚Д゚)ヒィィィィ
金side
「(侵入者?昨日の夜に?しかも二人?)」
『(はい、二人です。)』
月の夢からそんな報告を受けて内心首を傾げる。
今、教室では一夏君がクラス代表に決まったことが言われているが、そんなものは無視して月の夢の報告を聞いた。
「(どんなの?)」
『(一人は全身真っ黒だったのでよく分かりませんが、もう一人は恐らくジオウかと思われます。)』
「(……げ。)」
その名前を聞いて、私は心底嫌そうな顔を浮かべる。
ジオウ。
フルネームで言えば仮面ライダージオウ。
もしかしたら天敵になるかもしれない戦士の一人。
未来で魔王となる戦士。
別にジオウが魔王になるのは興味ないが、問題はその性質。
過去の仮面ライダーの力を受け継ぐという事。
私達アナザーライダーはそんな過去の仮面ライダーの力、姿を歪めたもの。
そしてその弱点は、オリジナルの仮面ライダーの力。
今は月の夢のおかげでその弱点は無くなったが、安心しきったらやられるかもしれないと少し恐怖している。
『(けど、普通のジオウとは少し違います。)』
「(?どゆこと?)」
『バシンッ』
「きゃあ!?」
なんか、頭上から降ってきたけど気にせずに月の夢の話を聞いてみよう。
『(…………左右反対でした。)』
「(左右反対?)」
『(はい。ライダーの文字も、ライドウォッチをセットする位置も。)』
左右反対。
それはつまり鏡のように正反対になっているっと言うこと。
ということは……。
「(鏡の中のジオウって事?)」
『(恐らく……。)』
となると。
もう一人の侵入者は…………。
『バシンッ』
「いい加減しつこいよ?」
「…………っ。移動だ。」
どうやら考えるのはここまでみたいだ。
そう思って私は立ち上がり移動を開始した。
「こーちゃん!先ず着替えて!?」
あっ、忘れてた。
???side
「すぅ……すぅ……すぅ……。」
「随分と寝てるな。」
俺は寝ている彼女をじっと見ている。
彼女は少し前にふらりと現れて自らを『ミラーライダージオウ』と名乗った。確かにミラーだったが。
それからは偶に現れてはどこかへと行くという事が多い。昨日の夜もジオウがどこかへと出かけて行き、一人という結果になり暇になった。
暇になった時はいつも外の世界へと出向き、人に見つからずに散歩するのだが、昨日は運悪く監視に見つかった。
ジオウが来なければどうなっていたことか。
「昨日の夜は大変だったらしいな。」
「…………オニキスか。」
俺がジオウを見ていると後ろから声が聞こえた。後ろを振り向けば俺としては知っている人物だった。
オニキス。
俺を生み出した張本人。
俺のオリジナルである『仮面ライダーリュウガ』の姿を持つ。
勿論、リュウガとしての能力を持っている。
ただ、違う点を上げるとすれば、ハンマーも扱う事。そして、ガードベントとソードベント、ファイナルベントの組み合わせでドラグブラッカーになれる事だ。
後は、目が赤ではなく紫だと言うことだ。
「完全な俺の不注意だ。」
「いや、昨日の事は仕方がない。なにせお前の前に侵入者がいたらしいからな。」
「……そうなのか?」
だとするなら、昨日警備の連中に見つかったのは警備を強化していたからという事だ。
とんだとばっちりだ。
「んぅ……。」
「ん、起きたか。」
どうやら起こしてしまったらしくジオウが起きてまう。
ジオウは目を擦っていると不意に動きを止めた。
視線の先にはオニキスがいたので恐らくオニキスの事が気になったのだろう。
「紹介しとかなければな。こいつは「オニキスか、久しいな。」……知ってるのか?」
「あぁ。私にジクウドライバーとライドウォッチをくれた人物だ。」
どうやらオニキスと会ったことがあるのは俺だけではなかったようだな。
「何か用なのか?」
「……あぁ。」
そう言ってオニキスは指を鳴らし、腕を組む。
すると、オニキスの背後に何体かの左手が現れた。その左手の動きは何やら狂ったかのような動きをしていて不気味だった。
「こいつらと一緒にクラス代表選に現れる無人機を倒して欲しい。」
「無人機?」
恐らくISの事だろうが何故無人機なんだ?
そう疑問に思っている事に気づいたのか、オニキスは俺に告げた。
「篠ノ之束が織斑一夏に手柄を立てるために無人機を向かわせる気らしい。」
「身勝手にも程があるだろ……。」
長身の男性が言ったことに思わずよろめき、ジオウは天を仰ぐ。
篠ノ之束は大人ではあるのだが精神的に子供なことが多々多い。
「というか、今妹の篠ノ之箒に専用機を作ってるらしい。」
続けてオニキスが言ったことに頭を抑えたくなる。
流石にここまで来ると自分勝手すぎる。
「そういう事だ。こいつらと一緒に頼むぞ。」
「あぁ、わかった。」
「承った。」
俺達が了承するとオニキスは何処かへと去って行く。
ふと立ち止まると、オニキスはこちらを向いた。
「頼んだぞ。アナザーリュウガ、……ジオウ。」
ふとジオウを見れば、三日月のように笑っていた。
金side
『「何をしている。スペックではブルー・ティアーズより上だぞ。」』
「そう言われても……。」
「ISの訓練をしなかった結果だよ。」
「うぐ……。」
現在私、セシリアちゃん、一夏君はISの授業で専用機を纏って空を飛んでいます。
千冬先生の言っている事を察するに、私のラブ・ギルティ、一夏君の白式、セシリアちゃんのブルー・ティアーズという順に速いみたいだけど、一夏君は剣道しかやっていなかったため、すごい遅い。
しょうがないね、剣道やってたから。
上空に着くと一夏君とセシリアちゃんが話し始める。
……なんかセシリアちゃんが一夏君を名前呼びにしてるけど……まさか、惚れた?チョロい。
『「一夏!いつまでそんなところにいる!早く降りてこい!」』
そんな声が聞こえてきたので下を見ると、箒ちゃんが真耶先生から通信機を奪って講義(?)している。
あっ、叩かれた。自業自得だよね。
『「オルコット、龍蟹、織斑。順番に急降下と完全停止をやってみせろ。目標は地上10㎝だ
」』
「はーい。」
千冬先生がそう言うので私は真っ先に急降下して完全停止を行った。
結果は見事に10cm。やったね。
次にセシリアちゃんが来て、その次に一夏君が来た…………あれ?なんか早く……
『ズドーーーン』
「……うっそーん。」
『最早駄目ですね。』
一夏君が地面に激突して〇神家みたいになってる。
流石にこれは酷い。
この後、あの穴は一夏君が塞ぐことになった。
第三者視点
『ハァァァァァァ!』
『□□□□□□□!』
IS学園から少し離れた場所。
そこで二体の者による戦いが起きていた。
片や顔がレンチで出来た機械のような戦士。
片や木でできた奇妙な怪人。
その二体が戦闘を行っていた。
『はぁ!』
『□□!?』
機械の戦士は木の怪人を殴り飛ばすとベルトの左右ユニットに両手をかざす。
すると、機械の戦士の上半身全体にエネルギーがチャージされる。
機械の戦士大きく飛び上がり、木の怪人に足を向ける。
足にエネルギーが行き氷柱が生成されると同時に、機械の戦士は必殺技を放った。
『フルメタル・ジ・エンド!』
木の怪人に直撃し、大きく吹き飛ばされ爆散する。
『やっべぇ!?』
機械の戦士は不味いと思い、慌てて木の怪人が爆散した場所に向かう。
しかし、そこにあったのは燃えて炭となった木材だけであり他に何も無かった。
『だぁぁくそぉ!!やり過ぎた!!』
機械の戦士は悔しがると慌てて周囲を探し出す。
しかし、探している“モノ”は全く見当たらなかった。
ふと、機械の戦士はゆっくりとある方向に視線を向けた。
その先は、IS学園。
『……まさかな。』
???side
「姉貴~。カレーの準備が出来ました!」
「姉御~。俺も~。」
「…出来た。」
「ありがとう。」
私は仲間と共に料理を作る準備をしてる。
今回は私たちが好きなカレー。
私はエプロンを付けてバンダナを締める。
私は良しっと意気込んでカレーを作り始めようとする。
『~♪〜♪~♪』
突如として通信が入った。
画面を見れば『パパ』と出ていた。
「……?パパから?」
「……芭。ボスがそろそろ親離れしたらって言ってたよ。」
「あっ……そうだった。」
私は苦笑いしながらパパからの通信に出る。
『『……グリス聞こえるか?』』
「……うん、聞こえるよパ……キカイ。」
パパがコードネームで呼んだので私も呼ぼうとしたけど、危うくパパと呼びそうになった。
パパはしばらく黙ってたけど話し始める。
『『悪いグリス。昼御飯作ってる途中だったか?』』
「これから。」
『『そうか……悪いな。ちょっと頼み事があるんだが良いか?』』
「…………なんでしょうか?」
『『実はまたアナザーキカイを逃してしまった。』』
「またかよ。倒したあとの行動力早すぎだろ。」
「ガラノス、黙れ。」
「いったァ!?」
『『(ご愁傷様……)もしかしたらIS学園に向かったのかもしれねぇら……頼めるか?』』
「わかりました。」
『『悪いな。』』
そう言うとパパは通信を切った。
ホントならすぐにでも昼御飯を作って食べたいけど、アナザーキカイはある意味危険。
直ぐに対処しないと周りに被害が出る。
特に、IS学園のような“欲望”が渦巻いていそうな場所は。
「行くよ、ルージュ、ガラノス、ジョーヌ。」
「よっしゃあ!行くぜ!」
「ガラノス。芭の足でまといになるようだったら五右衛門風呂だから。」
「ルージュ!?それ拷問!!」
「なんぼのもんじゃあ!」
「了承しないで!?」
私は少し苦笑いしながら出動した。
今回は長くなりそうな気がする。
◣
「芭。カロ〇ーメイト。」
「あ、ありがとう。」
「(ルージュの奴自分の全部あげたぞ?)」
「(そっとしておこう。)」
金side
「それじゃあ、織斑君のクラス代表就任を祝って!」
「「「「「かんぱーい!!!」」」」」
クラス代表就任しただけで祝う?普通?
しかも食堂でパーティするとか。
私は騒ぐ人達を無視して料理を食べる。うん。美味しい。
料理作れたらいいんだけど、私下手くそだからね。物体X出来ちゃう。前、オムライスとか作ったけど普通に不味いし、カレー作ったらやばいオーラ出たし(味見したら死にそうになった、死なないけど)。
「はいはーい、失礼しまーす。新聞部でーす。話題の新入生、織斑一夏君に特別インタビューしに来ましたー!」
そんな声が聞こえるのでそちらに視線を向けると眼鏡をかけた人がやって来た。
リボンの色からして恐らく三年だと思う。
名刺を一夏君に渡してたので覗いてみるど『黛薫子』という名前だった。
「ではではすばり織斑君!クラス代表になった感想をどうぞ!」
「え!?えーと……なんというか、頑張ります」
「えー、もっといいコメントちょうだいよー。俺に触れると火傷するぜ!みたいな」
「自分、不器用ですから」
「うわっ、前時代的!……まあ、適当に捏造しておくからいいとして」
……薫子先輩も前時代的。あと捏造すんな。
私は血染を出して脅すと、薫子先輩は顔を青くして捏造しないと言ったのでしまった。
「あ、織斑君と戦ったセシリアちゃんも何かコメントちょうだい」
「わたくしですか!?……あまり好きではありませんが、仕方ないですわね。では……」
「あ、やっぱ長くなりそうだからいいや。適当に捏造しとくね、織斑君に惚れたことにしとこうか」
「な、なななな………」
「薫子先輩……?」
「すみませんでした!!!」
この人、迷惑って奴を知らないの?
私は料理を呆れながら食べる。騒がしいのは別に構わないけと流石にこれはどうかと思う。
私が黙々と食べていると薫子先輩がこちらへとマイクを向ける。
あっ、私の番?
「それじゃあ織斑君とセシリアちゃんを倒した金ちゃんから織斑君に一言。」
「剣道と一緒にすんな。装備の性能を確認しろ。ド下手くそ。直ぐ調子に乗るな。フェイントとかかけろ。BT兵器上手く扱えるようになれ。」
「ぐふっ……。」
「わたくしまで!?」
私はただ単に率直な感想を述べただけ。
薫子先輩を見れば若干顔が引きつってる。
服がダボダボな娘(多分本音ちゃん)は「おー」と拍手してる。
「そ、それじゃ、最後に三人で写真を。はいはい、よってよってー。」
料理を食べさせてよ。
先輩によって強引に手を繋がされる一夏君とセシリアちゃん。そして一夏君をじろじろと見るセシリアと箒ちゃん。
私はセシリアちゃんの横に行く。
セシリアちゃんはビクッとするが気にしない。
「それじゃあ撮るよー!35×51÷24は?」
「74.375。」
「正解!」
いや、簡単すぎる。
そう思って座って食事を再開する。
「……?」
今一瞬、銀髪の女の子がガラスに写った気がしたけど……。
(…………何もいない。気のせいか。)
私は食事を再開する。
???side
「ふふふ、ついに来たわ。待ってなさいよ、一夏!」
私はIS学園に着いてそう意気込んだ。
私は受け付けの所に向かおうとするが、何処か判らない。
仕方無く近くに誰かいないかと探しながら進むと。
『カサカサカサカサッ』
「ひぁああ!?」
地面に奇妙な虫が現れてそのまま木へと登って行く。
「な、何なのよ……あの虫。」
私がそう言ったその時だった。
気に登った奇妙な虫から赤い糸のようなものが現れて、木を縛り付ける。
そして、木は徐々に姿を変えていき。
『□□□□……。』
「ヒッ……!?」
木は奇妙な化け物に変わった。
その木の化け物は、そのまま私の方に視線を向けた。
そして近付いて来て、私の喉を掴む。
「あぐ……。」
『□□□□□□□。』
木の化け物は私に何かを入れた。
途端に苦しくなって胸を抑える。
「あ……あぁ!?あぐぅ…ぅあ……た…………助けて………………一……夏…………。」
私は一夏の名前を呼ぶが叶わず、意識が遠のいた。
第三者視点
「ブルォォォ……。」
『………………。』
暗闇の中に二体の怪物がいた。
片方は木でできた牛の怪物。
もう片方は機械の戦士が倒した怪物『アナザーキカイ』
「ブルォォォ……!」
『…………□□□…。』
牛の怪物『ウッドカウヤミー』は唸ると何処かへと走って行った。
アナザーキカイはもう一つ欲望の感じる方へと向かって行った。
???side
「あれは一体?」
俺は何処かへと走って行く木でできた牛の怪物を見かけた。
「嫌な予感がするな……。」
俺は、アナザーリュウガと〇〇〇を呼びに行った。
次回予告
VSヤミー
お楽しみに