一夏&箒アンチ系TS神様転生オリ主(のはず)が2人に即堕ちするだけの話 作:G・himagin
つい一昨日一夏きゅんが拉致られてガチギレしてしまった篠ノ之京です
そして今日、千冬ちゃんと一夏きゅんと一緒にドイツの大統領に逢いに行き、話すことになったが
「彼の拉致に我々は関与していません」
最初の一言目がこれか、ぶち殺すぞオラ
まあそれに関しては…
「千冬ちゃんに恩を売って起きたかったんですよね?千冬ちゃんに軍の失敗作……ラウラ・ボーデヴィッヒの世話をさせるために」
「!?」
束ちゃんが調べてくれたから助かったよ
ホント国はクソヤローだな
「そりゃ、人造人間でありIS適性移植手術を失敗したとはいえISに乗れる人造兵士なんだから」
「ど、どこでそれを……」
「さあ?」
私と千冬ちゃんと一夏きゅんに表に出さないでくれとジャパニーズ土下座してきてキレかけたが
・ラウラ・ボーデヴィッヒを篠ノ之家と織斑家に引き取らせる事
・人造人間のことを世界に公表する
・口封じをしない
と言うことを条件として黙っておいた
……
私達が帰国し、ラウラ・ボーデヴィッヒを引き取ったら
私達は何も言ってないよ、束ちゃんが言ったけど、うん
お陰で軍どころか国が崩壊してドイツという国がもう消滅しかけてるよ、やりすぎた気は全然しないけど
そしてラウラ・ボーデヴィッヒ、改め篠ノ之
「篠ノ之 雷……?」
「うん、私達の家族だよ!」
「家族?」
家族というものすら知らないのか……
「……京、ドイツの軍は雷ちゃんに必要最低限の教育すらさせてないのか?」
「酷いね……」
「らしいね……久しぶりに私もキレそうだよ」
「そんな奴らに千冬さんが利用されかけたのか…!」
上から父さん、母さん、私、箒ちゃま……全員キレかけてるよ
「基本的に箒達の家で過ごすのか?」
「そうだね、箒ちゃまが泊まる時とか私達が仕事で居ない時はそっちで暮らすことになるけど」
「しかしそんな奴らに恩を売られかけたとはな…京、久しぶりに感謝する」
「大丈夫だよ、少し別方面でキレたし」
「?」
「あ、いや、なんでもないよ」
「そうか…」
当然ながら一夏きゅん逆レ○プ案件は千冬ちゃんには言ってない、言ったらキレて皆殺しにしちゃうだろうし……
その分の罰は私や束ちゃんがしたから大丈夫だよ。ドイツ国民が少し可哀想だけど
「家族って言うのは……」
「うーん……どんな時でも味方で自分を守ってくれる存在、かな?」
「そうだな」
「雷ちゃんが笑顔で過ごせる場所よ」
「……グズッ」
ん?んん!?なんで泣いてるの!?
「味方…なのか?」
「うん、味方だよ♪」
「笑ってて、いいのか?」
「へ?いいけど…」
そうか、軍では笑えなかったのか……
私はそっと雷ちゃんを抱き締める
「うんと泣いて、うんと笑いなさい♪」
「うぁ…ぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」
雷ちゃんは思いっきり泣いて私は雷ちゃんを抱きしめながら心に決めた
……『絶対に雷ちゃんを泣かせない』と
この後、雷ちゃんはよく笑うようになり、私と千冬ちゃんは一緒にIS学園からスカウトされて教師をする事になり篠ノ之家、織斑家に帰ることは少なくなる
そして数年後、3世代機が導入されて私も専用機を手に入れ、代表候補生になった箒ちゃまと雷ちゃんがIS学園に入学する事が決まった数日後……
「……やっぱりこうなるのか〜」
私の見ているテレビでは
『世界初の男性IS操縦者!織斑一夏!』
と大々的に一夏きゅんが映っていた
次回からIS学園編です