眠い中書いてるので短めです
和室にてお茶を飲むミカゲ。その様はまさに日本のお姫様を想起させます。
煌めくような白髪に紫を中心とした着物。紅と蒼のオッドアイに雪のように真っ白な肌。まさに絵本の中から飛び出したお姫様です。
「ん……おいしい……」
湯のみから口を離すと少しほっこりします。目に光は相変わらずありませんが、表情はほんの少しだけ笑みを作れるようになりました。これも大きな進歩です。
ミカゲの目の前にあるのはからのお皿。その上には串があり、醤油のようなタレには甘い香りが染み渡ってきます。みたらし団子でしょう。
「……」
ズズズーといい音を出し、ミカゲの喉を潤します。
湯のみからお茶がなくなると指で飲んだところを拭いて畳の上に置きます。
そのあとは後始末。柄杓を使ってお湯を掬い、湯のみに入れます。その後にお湯を捨てる大きな器に入れるのをあと2回繰り返します。その後は柄杓を湯沸かし器の上に置いて使ったものをお盆の上に置き、流しに持っていって洗う。
「……茶道……いい……」
思わず目を瞑って考え込むミカゲ。
ーーーここまで来て色々ありました。捨てられ、改造させられ、拾われて。
あんしんで、いたいことのない、おだやかなにちじょう。
かぞくといっしょで、あたたかくて、しあわせなにちじょう。
「ミカゲちゃん、つかまえた〜♪」
前から抱きしめる黒髪の女性はレイナーレ。ボンテージ衣装は幼いミカゲの教育に悪いと判断したのか、はたまたブラコンがなせる技なのか、ミカゲと同じような衣装です。唯一違う点はミカゲが紫が主体なのに対し、レイナーレは黒が主体なところでしょうか。
「レイ……お姉ちゃん……」
ミカゲはレイナーレを見上げる感じで見つめます。見た目がもはや幼女にしか見えないミカゲの上目遣いにレイナーレの鼻から愛が溢れてしまいます。
「あ〜!!レイナーレ姉様ずっこい!!」
ミッテルトがミカゲを抱いているレイナーレを見つけると直ぐにミカゲの反対側に移動して抱きしめます。長女(ポジ)と三女(ポジ)による末っ子(ポジ)の取り合い。客観的に見たら微笑ましく思えるような光景です。
「ミッテルト!!貴女ミカゲと接しすぎじゃない?今日は私よ!!」
「嫌っス!!ウチも遊び足りないっスよ!!」
互いにミカゲを抱きしめながらケンカを始めてしまいました。
ミカゲはというと「五月蝿い」という感情ではなく「自分のために色々やってくれている、争っている」という独占欲が大半を占めています。
ーーーあの時、優しくしてくれた人はメガネをかけた魔王候補の女性しかおらず、その他は自分の事をゴミとしか扱っていませんでした。実姉の方は少しは気にかけてくれたようですが、ミカゲにとってはほかと同じに見えていました。
ーーーでも、この暮らしは違います。
(私にはお姉ちゃんがいればそれでいい……お姉ちゃんは私だけを見てくれればいい……ワタシダケヲオモッテクレレバイイ……ワタシノ……ユイイツノ……ヤスラギ……)
ミカゲはそう思いながら目を瞑って寝てしまいます。
そうとは知らず、口喧嘩を加速させる2人。
その後、たまたま通りかかった次女(ポジ)のカラワーナは2人の頭にゲンコツを食らわせて説教をした後にミカゲと一緒に眠ってあげました。
レイナーレ達(過保護)組とミカゲ(依存)組のはたから見たら最悪の組み合わせのつもりですがいかがです?(過保護ぶりは出てないかもしれない)
感想、待ってます
深夜テンションで書いたから矛盾点とかえげつないかも
仮にレイナーレ達が離れたらヤンデレの如く襲ってきます
ただでさえ少しマシになり始めたばかりの文章力がガガガ……