弟と神話と愛   作:シュオウ・麗翅

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きーらーめーくー ほーしーのーちからでー♪
あこがーれのー わーたーしーえがくよー♪

トゥインクル♪トゥインクルプリキュア♪
トゥインクル♪トゥインクルプリキュア♪
トゥインクル♪トゥインクルプリキュア♪

スタートゥインク〜ル〜↓♪
スタートゥインク〜ルプリキュアァァァァァ♪ 嗚呼ァァァァァ♪



銀の獣と紅の悪魔

「ククク……」

 

銀の鎧を纏ったカラワーナは、獲物を舐めまわすように見ていた。

鎧と言っても、鍛えられた肉体のように筋肉質なモノだ。

腹部には極彩色に輝く宝玉のようなものがある。肩にはマントをはめるような羽みたいな突起物がある。

 

「カラワーナっスか……?」

 

目を見開き、驚きに表情を染め、冷や汗をかいて呟くミッテルト。

鎧に包まれただけならまだしも、虹色に輝く仮面で覆っているのだから。

 

 

「姿が……変わった……?」

 

カラワーナを見て驚くオトハ。

本来、神器は人間にしか宿らない。

悪魔、堕天使、天使の3大種族。果ては神族、妖怪など。世界には多種多様な種族がいる。

3大種族のひとつ、天使が信仰する『聖書の神』が作り出したのが『神器(セイクリッド・ギア)』である。

 

「神器は人間にしか宿らないハズだから……堕天使のカラワーナに宿るのはおかしいっス……」

 

聖書の神はそう設定したのだ。

何故かは知らないが、『非力な人間のための措置』と見るのが妥当だろう。

 

「さぁ、お前の『強さ』を俺に見せてみろ」

 

カラワーナの声と男の声が重なって聞こえる。

 

「力強い……男の声っスね……」

 

一瞬でオトハの目の前に来たカラワーナはパンチを繰り出した。

 

「ふん!!この程度……」

 

それに素早く対処し、掌を盾のように広げて防ぐ。

 

(これが下級堕天使が生み出す力だというの……?手が痺れたわよ!?)

 

目を大きく見開き、口を開けて驚愕に顔を染めるオトハ。

たかが下級堕天使が、上級悪魔の自分に光の力抜きでダメージを与えることなど有り得ない。

下のものと上のもの。実力差が開けば開くほど、下のものは勝てる確率はぐんと下がっていく。

それは少しだけスポーツをかじっている小学生と、プロスポーツ選手並の差が出てくるのだ。

 

「カッ!!」

 

カラワーナはラッシュを決めていく。

右ストレート、左フック、エネルギー波ーーーその手は休むことを知らない。

さながら暴走車のように、攻撃を繰り返すカラワーナにオトハの顔にじわりと汗が垂れる。

 

「調子に……乗るなぁっ……!!」

 

電撃を纏った拳を放つ。

それはカラワーナのボディを捉え、バチバチという音と共に激しい音を立てた。

 

ドゴォォォォォォォォォン!!

 

 

カラワーナの鎧はピキピキとヒビ割れ、パリーンという音を立て、ガラス細工のように砕け散った。

 

「……!?」

 

オトハが壊した鎧の中身は、虹色に輝くナニカで掴まれていた。

まるで、掃除機の中に手を突っ込んだような抜けない感覚。

 

「いくぞ」

 

カラワーナはニヤリと、口を三日月風に歪め、背負投げの要領でオトハを地面に叩きつける。

 

「かはっ……!!」

 

背中から叩きつけられたオトハは受身も取れずに、ボールのようにバウンドした。

 

(なんなのよ……コイツ……!!二重人格!?男の声が聞こえたと思ったら途端に強くなって……!!)

 

そう心の中で愚痴った後、直ぐに横に一回転した後に立ち上がるオトハ。

今は、カラワーナの声は聞こえない。

聞こえるのは、男の声のみとなった。歴戦の武将のような……まるで、昔の2天龍と戦った強者を思わせるような声。

どんな表情をしているのか、仮面をしているため分からないままだ。

 

「ミカゲはあんたのような薄汚れた堕天使に相応しくないわ!!ミカゲは私のモノだ!!」

 

電撃を纏い、格闘戦に持ち込もうとしたその時

 

 

ドゴォォォォォォォォン!!

 

 

「何事っスか!?」

 

後から大きな音がした。

顔を後ろに向けると、その先にあるものを見て口と目を大きく開いた。

 

ーーー何故っスか?なんでレイナーレ姉様があんな下級悪魔に負けてるんスか?

あの赤い篭手は何なんスか?以前図鑑か何かで見た事あるやつなら絶対に勝てないハズっス……!!

でも、ソレはあんな威圧感溢れる感じのやつだったっスか?

炎のように真っ赤で、あんな翠の宝玉があったっけ?

 

難しい事はよくわからんっスが……そんなことより今は……

 

「レ……レイナーレ姉様ああああああああぁぁぁ!?」

 

今すぐにレイナーレ姉様のそばに寄って、あとはひたすら逃げるスゥ!!

 

 

「レイナーレ様!!大丈夫ですか!?」

 

アーシアがレイナーレに駆け寄って慌てた様子で聖女の微笑みを使用する。

両手を翳し、淡い緑の光がレイナーレを包み込んだ後、徐々に傷を癒していく。

 

「すげぇ……」

 

アーシアの力を見て、改めて感動する一誠。

人間にしか通用しないと思っていた神器。だがそれは堕天使の傷をも癒していく。

レイナーレを見ているアーシアの様子は、母親みたいだなと思った一誠。

 

 

「レイナーレ姉様ああああああああぁぁぁ!!」

 

黒い翅を羽ばたかせ、イノシシのようにレイナーレに向かっていく金髪ゴスロリツインテール堕天使少女、ミッテルト。

 

焦っているのか、頭がパニックになっているのか、『レイナーレ達と一緒に逃げる』という考えしか頭にはない。

故に、目の前にある瓦礫に気づくことなく

 

「ふぎゃ!?」

 

顔面から激突してしまった。

前方不注意でデブリに激突してしまったパイロットのように。

そのままフラフラ、パタリと倒れ込んでしまった。

難しい事は考えない、重要なこと以外は後先は考えない。それが3女ポジ、ミッテルトくおりてぃ。

 

「ミッテルト様あああ!?」

 

その様子を見ていたアーシアは直ぐに立ち上がり、ミッテルトに駆け寄るが

 

「はわ!?」

 

小石につまづいて転んでしまった。

可愛らしい悲鳴をあげた後、ズザザザザーと音を立ててダイブするように身体を打ち付けてしまった。

その後、一誠が駆け寄ろうとしたその時

 

 

「「「「イッセー!!(様)(くん)(先輩)」」」」

 

リアス・グレモリー御一行が到着し

 

「お姉ちゃん!!」

 

ミカゲも息を切らしながらたどり着いた。

 

これで、グレモリー&フールフールと、レイナーレ達が勢ぞろいしたのである。




思いつかなかったからヤンガスと不思議のダンジョンやってたらいつの間にかゴールデンウィーク終わってた……今魔導の宝物庫304F位です。仲間はキラーマシン、ダークナイト、魔王の影、ベビーサタンですね(´・ω・`)

カラワーナ「あれ?私の出番は?あと空気じゃないか?」

???「俺がやっといたぞ」
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