弟と神話と愛   作:シュオウ・麗翅

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ネタが思い浮かばないので、pixivのやつを少し変えて投稿なり。
最近病み期でなぁ……自傷行為たのちい……(狂気)


番外編、夏祭り

夏祭り。それは、夏の風物詩のひとつ。

ずらりと並ぶ露店に、それに見合った食べ物。

わたあめ、焼きとうもろこし、たこ焼きにお好み焼き。

 

ーーー嗚呼、なんと素晴らしき楽園だろうか。

少々(スーパーで買うよりも)値段は張るが、それも祭りの醍醐味のひとつだろう。

自販機でも、山の上だと200円にも及ぶものもあると同じ事だ。

 

水風船、ヨーヨー、なんか棒を振ったら紙が伸びるやつ、くじ引き、金魚すくい。

 

「……もぐもぐ」

 

それらを全て堪能するために、ミカゲは赴いた。

とはいえ、苦手と言うよりも恐怖を覚える人混み。

 

楽しそう、でも怖い。

それは、レイナーレがチラシを見せた時に始まったーーー

 

 

「……」

 

まだレイナーレ達と会って間もない頃、ミカゲはというと、畳の上でお茶をたてていた。

最低限のコミュニケーションはとれてはいるものの、必要以上に話すことはしなかった。

え?廃教会に畳?こまけぇこたぁいいんだよ。

傍から見ると、銀髪の美幼女が茶道をしているように見える。

普段着が着物風だからというのもあるのだろうか。

今は茶筅でお茶をシャカシャカと泡立てており、ミカゲの目の前にはみたらし団子が3つほど置かれている。

 

「……お手前を頂戴致します……。」

 

まずはみたらし団子を食べる。タレと団子の甘ったるい風味が口を支配する。

口の中が甘ったるくなったところで、湯呑みを持って2回回して1回軽く礼をして飲む。

渋い味が上書きされて口の中がいい感じになる。

 

「……美味しい……。」

 

半分ほど飲んだところで、1回口を離す。

心が落ち着く。毎回思うことだ。これをするのが週の楽しみとなっている。

……だけど、どこか物足りない。

一息ついて、お茶を啜る。熱いが、またそこがよかった。

飲み干して口をつけたところを手で拭いてかえしで手を拭く。

 

その場で立って、後片付けをしている時

 

「ミ〜カ〜ゲちゃん!!一緒に遊ぶッスよ!!」

 

後ろからミッテルトがダイブするように抱きついてきた。

片付けは終わっているものの、いきなりの出来事にミカゲは後ろを振り向いてしまう。

そして、そのままミッテルトに押し倒された。

 

ミッテルトがミカゲを押し倒している形となった上に、ミカゲの着物が今の衝撃ではだけ、右肩が露出している状態となっており、ミッテルト気まづくなる。

 

「……」

 

ミカゲ自身はそのまま無表情を貫いていた。

彼自身、自分に何の関心もない……いや、無くなっているのだ。

無表情で、じっとミッテルトを見据えている。自分がこうなっている原因が見当もつかない。

興味、関心よりも恐怖が勝っている。しかし、恐怖が無くなったからと言って興味、関心が生まれたという訳では無い。つまり、ミカゲにとってはレイナーレ、ミッテルト、カラワーナは他人とは違うとしか認識が出来ないのだ。

 

「ご……ごめんッス……。痛かったッスか?」

 

「……?」

 

なんで謝るの?そんな顔をしている。

そうでなくとも、彼の「なんで?分からない。」という感じに読めると思う。

それを感じたミッテルトは

 

「え……?いや……ウチがミカゲを押し倒して……その……。」

 

「……?」

 

「いや!!そんなわからないみたいな顔されても困るッスよぉ……」

 

ミッテルトは困ったようにオロオロしている。

恥ずかしそうに、顔を赤らめて、押しに弱い押し掛け妻のように。

 

「ミカゲ〜いる〜?」

 

レイナーレとカラワーナがタイミングの悪い事に、この場を見られてしまう。

ミッテルトは青ざめ、ミカゲは「?」のような顔をしている。

 

「……おじゃまだったようだ……。」

 

「また来るわね。」

 

「ち……違うッス!!話を!!はなしをぉぉぉぉぉ!!」

 

「……?」

 

ミッテルトは鬼気迫る勢いで叫びながらレイナーレ達を追いかけ、説明に10分程かかった。

そして畳の部屋に行き、レイナーレ達3人にミカゲが立ち会うようなみたいな形になっている。

ちなみに、4人とも正座しており、手元にはお茶がある。

 

「……用……?」

 

ミカゲが興味無さそうに淡々と言った。

一応は、この3人限定で目を合わせてコミュニケーションが取れるようになった。

最初は音や看板で、次は壁越しに、次は5〜20メートル程距離を取って。

 

「ええ。」

 

そう言ってレイナーレは谷間を手でまさぐり、1枚の紙切れを出す。そこには

 

てってけてー(効果音)

 

【駒王町、夏祭り】と書かれている。

 

「なつ……まつり……?」

 

「そうだ。お前と出会ってから数週間……。まだ関係が深まっていないと思ってな。」

 

「そこで、私たち4人で祭りに参加するの。」

 

「まぁ、参加って言っても、堅苦しいものじゃないっス。出店回って、立ち食いして花火を見る。客はそういうものッス。」

 

一呼吸置いて、3人はお茶を啜った。

 

「……じゃあ、私はここに……。」

 

「何を言ってるんスか!!ミカゲも一緒に楽しむッスよ……!!」

 

「まぁまぁ、騙されたと思って1回行ってみて。きっと楽しめると思うわ。」

 

「私たちが色々レクチャーしてやろう。」

 

3人はミカゲを説得し、【楽しい】が何なのかを知るためにミカゲも一緒に向かった。

 

これが、初めて4人で【楽しんだ】出来事のお話。




敵ルートも展開は思いついてるけど原作読んでないからわからないマン

飛斗編もミカゲ編本編も詰まり、なろうの方も文章が……あら?詰んだんじゃね?(´・ω・`)
あっ、無印1巻は近くの積文館になかったですちくせう
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