弟と神話と愛   作:シュオウ・麗翅

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(´・ω・`)
日常パート、はじまるよ└(՞ةڼ◔)」

微エロ注意です。


日常パートその1、掃除が終わってから

ミカゲが教会に住んでから1ヶ月、ボロボロの内装もみちがえるほどきれいになりました。「絶対にここに住みたい!!」や「絶対にここに通いたい、通わせたい!!」と思う人が多くなることでしょう。

 

「ぬわぁ〜ん!!疲れたッスよ〜」

 

ソファーでぐでーんとうつ伏せになって手足を伸ばしているミッテルト。掃除に使っていたエプロンを脱ぎ捨ててお風呂に入るのを楽しみしていた子どものようにダイブしました。

 

「ミッテルト!!行儀が悪いぞ!!」

 

「えぇ〜流石に勘弁して欲しいッスよ〜カラワーナ〜」

 

冷たい麦茶をコップの中に入れて注意するカラワーナに目を細め、3の口のような表情で不貞腐れるミッテルト。しかし、カラワーナの持っている麦茶に反応しました。

 

「あっ!!そう言えば掃除終わりの一杯を飲んで無かったッス!!」

 

慌てて思い出したようにバッ!!と起き上がり、そそくさと冷蔵庫に向かうミッテルト。「調子のいいやつ」と思いながらもカラワーナは飲み始めます。うん、おいしい!!

 

「ぷはぁ!!生き返るッス〜」

 

風呂上がりの牛乳を飲んだ時のような気持ちのいい声を出すミッテルト。やはり仕事終わりの一杯は特別なのでしょう。

 

「そう言えばミカゲはどこっスか?」

 

「今は地下だと思うが……」

 

ミッテルトがミカゲの場所を訪ねるとカラワーナは最後にミカゲに会った場所を頼りに記憶の中を探ります。

それを聞いたミッテルトは一目散に地下へと行きます。その走りから突風が吹いたようにカラワーナの前髪が揺れました。

 

 

「……出来た……」

 

ミカゲは「ふぅ……」と一息ついて目の前のものを見ます。

その姿は一言で表すならば【顔のついた箱】というのが正しいでしょう。

 

オレンジのノートパソコンを180度開いたような外見に捻れているような形で伸びそうなグレーのアーム。更には下から柱のような鉄の物体。その4隅から4本の足が生え、その先には小さなタイヤが着いてあります。さらに背中には電源スイッチのボタンがあります。

 

「……外見は完成……あとは……」

 

ミカゲが必要な部品を確かめている時です。

 

「ミ〜カ〜ゲ〜ちゃ〜ん!!」

 

背後からミッテルトがミカゲにダイブして抱きつきます。不意打ち当然の抱きつきにミカゲは反応できません。

 

「きゃあああ!?」

 

当然倒れてしまいます。突然来た重力に抗えるはずもありません。決して重いわけじゃぎゃああああ!?

 

……辺りをホコリと煙が充満します。教会地下は掃除しているとはいえ最低限しかしていません。中のゴミを片付けたくらいでチリやホコリは目に見えるくらいあります。

 

「いてて……だいじょうぶッスか?」

 

頭を抑えてミカゲに訪ねるミッテルト。こうなったのは自分のせいなのですがミッテルト自身は【ミカゲのお姉ちゃんとして立派でいたい】のと【ミカゲに甘えたい】という2つの思いから来ています。めんどくさいような気もします。そのミカゲはと言うと

 

「……/////」

 

何故か顔を赤らめています。ミッテルトはなぜだか分かりません。なにかしたのでしょうか?

 

「……ルト……お姉ちゃん……手……/////」

 

手?思わずミッテルトは自身の右手を見るとーーーーー

ミカゲの胸に、しっかりと当たってるでは無いですか。

 

「……」

 

少し指を動かすと「ん……/////」と感じるような声を上げます。

ミカゲは童顔で子供です。見かける人全てが【幼女】と答えるような可愛らしい容姿ですが、彼は男なのです。そんなかわいい男の娘にそんな反応をされたら

 

「……!!」

 

鼻から愛がたれてしまいます。

 

「嗚呼……ミカゲ!!誘ってるんスね?そんな事するならやられても文句は言えないッスよ〜♪」

 

手をワキワキさせて獲物を狙う肉食獣のようにジリジリとミカゲに近づくミッテルト。そんなお姉ちゃんにミカゲは顔を赤らめます。羞恥と「お姉ちゃんなら……」という気持ちがあるからです。

 

そして……ミッテルトの手がまさにミカゲに近づいている最中

 

「何をしているのかしら……?」

 

ミッテルトの頭が鷲掴みにされます。

 

「うげぇ……その声は……」

 

ミッテルトが震える声で察します。そう、長女(ポジ)のレイナーレが目にハイライトの宿っていない状態でミッテルトの頭を掴んでいるのです。そしてクレーンゲームで景品を取ったアームのように腕を上げて

 

「じゃあミカゲ。私はこの変態なお姉ちゃんとO・HA・NA・SHIするからちょっと借りるわね〜」

 

「いやー!!ミカゲ!!へるぷ!!へるーぷ!!」

 

レイナーレの顔は笑っているものの目が笑っていないため怖さを感じ、ミカゲは震え上がる。ミッテルトの顔は血の気が引いたように青白くなった。説教は嫌だ。自分はもっとお姉ちゃんするんだと思うが、今のレイナーレは阿修羅すら凌駕しそうなオーラを宿している。

 

2人が階段を上がった後に

 

「……かたづけよ……」

 

現実逃避するように部品を片付け、ロボットを地下の奥に片付ける。

 

その際に教会中を金髪のゴスロリ少女の悲鳴が響き渡った。




ロボットイメージは第3次スパロボZのAGとUNDERTALEのメタトン
を合体させたような感じです。

ミッテルト、お姉ちゃんとして振舞おうとするがただのラッキースケベと化してしまった(´・ω・`)
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