海賊と歌姫たちの物語   作:北方守護

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ある世界において様々な悪しき者達から狙われた地球……

だが、その悪しき者達と戦う戦士達がいた……

これは、その戦士達の力を手にした者が紡ぎ出す物語である


原作前
第1話 転生


ある世界において様々な悪しき者達から狙われた地球……

 

だが、その悪しき者達と戦う戦士達がいた……

 

地球の人達は、その戦士達の事を………

 

スーパー戦隊と呼んだ……

 


白い空間で1人の青年が気がついた。

 

「んあ?一体、ここはどこだ?それに俺は何を………」

 

〈どうやら、目を覚ましたみたいだな〉

青年が声の相手を確認すると白いローブを纏った長い髭を蓄えた老人が立っていた。

 

「悪いが爺さん、ここはどこなんだ?それになんで俺がこんな所に居るんだ?」

 

〈ふむ……ここは死んだ者が来る場所なのじゃ そして儂はお主らで言う所の神様じゃ〉

 

「あぁ?神様だ それに死んだ者が来る場所って事は……俺は死んだって事か?」

 

〈そうじゃ、お主は建物の火災に巻き込まれて命を落としたのじゃ……〉

 

「建物の火災?……そういや、なんとなく覚える感じが……

そうか……まぁ、俺みたいな自分勝手な奴は死んだ方が良かったかもな……」

 

〈確かにお主は喧嘩ばかりしていたからな……

だが、それはあくまでも弱き者を救う為にしていた事であろう……〉

 

「ケッ、俺はそんな上等な人間じゃねぇよ……」

 

〈それに、小さい頃に別れた弟の為にバイトをして匿名で支援もしておったじゃろう……〉

 

「それについてもアイツが進学したいのに金が無かったからしただけだ……

俺とは違ってアイツにはまともな道に進んで欲しかったからな」

 

(彼は自分を下に見ている様じゃな………

この者と関わって者達は皆、彼に感謝しておるというのに……)

神様は彼を見ながら今までの事を思い出していた。

 

〈それでお前をここに呼んだのは、お主に転生をしてもらう為じゃ〉

 

「はぁ?転生って……俺は生き返れるって事か?」

 

〈その通りじゃが、お主がいた世界には無理じゃ その世界ではお主は死んだ存在じゃからな〉

 

「それはそうだな、死んだ人間が生き返れば騒動になるからな」

 

〈それでお主には、これで転生する世界を選んでもらおう〉

神様は一冊の本を出した。

 

〈これには、様々な世界の話が記されており、その頁に書かれている世界に転生してもらう

好きな数字を言うのじゃ〉

 

「好きな数字か……じゃあ6347頁にでもするか」

 

〈ふむ、6347頁じゃな……ほう、この世界なのか〉

神様が手を翳すと本が自動的にめくられていき言われた数字の頁で止まった。

 

〈この世界は戦姫絶唱シンフォギアと呼ばれている世界じゃ〉

 

「戦姫絶唱シンフォギア……どんな世界なんだ?」

 

〈簡単に言うとノイズと呼ばれる化け物が出現し、それを倒す者達がいる世界じゃ〉

 

「ふーん、俺がいた世界とは違う世界って事か……まぁ、どの世界でも俺がやる事は変わりないけどな……

 

〈(ふふっ、どうやら彼の心根は生前と同じ様じゃな……)だからこそお主に力を与えよう〉

神様は軽く微笑むと穴の開いた箱を彼の前に差し出した。

 

〈この中には様々な能力や道具、乗り物と言った物が書かれた札が入っておる……

手を入れてお主が好きなだけ引くのじゃ〉

 

「気前がいいけど、本当に好きなだけ引いていいのか?もしかしたら全部引くかもしれないぜ?」

 

〈ほっほっほっ、それならそれで構わぬぞ 儂がそう決めたのじゃからな〉

 

「へっ、本当に気前がいいんだな、なら引かせてもらうぜ」

彼は穴に手を入れると数枚の札を引いた。

 

〈ほう、それだけで良いのか?まだ引いても構わぬぞ〉

 

「確かに引いても構わないけど、どれだけの力を手にしても使いこなせるかどうかは、また別だからな」

 

〈やはり、お主を選んだ儂の目は正しかったみたいじゃの、ほれ、その札を渡してくれぬか?〉

彼が神様に札を渡すと幾つかの札が輝いて彼の体内に入り込んだ。

 

〈これで札に書かれていた能力や道具類がお主の中に入り込んだのじゃ〉

 

「そうだな、さっきまで知らなかった知識とかが頭の中に入ってきてるぜ」

 

〈それと、これはお主が向こうで暮らすのに必要な物じゃ〉

神様は彼に数枚のカードと残っていた札を渡すと彼の背後に扉を作り出した。

 

〈これで儂が出来る事は全て終わったのじゃ……後は……そこをくぐれば新たな世界に行くのじゃ〉

 

「そうか、神様……俺は神様って奴を信じてなかったけど、今は信じられるぜ……

ありがとうな……」

彼は後ろを向いて右手を上げると扉をくぐった、それと同時に扉が消えた。

 

〈彼の新たな人生に大いなる希望がある事を……〉

神様は彼の事を考えていた。

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