世界の闇の深い、深いところ。彼らは退屈な日々に刺激を求め、そこにやってくる。超巨大な空間の中央天井にモニターをいくつも合わせて球状にしたようなものが取り付けられ、そこに無数の戦闘の映像が流れている。
すり鉢状になっている観客席には意味はないだろうが形式的に仮面をつけている男女が大勢いる。
人種も体型も性別もバラバラな彼らに共通するのはただ一つ、金を持っていることだ。
やがてシルクハットにツバメ服、片手にはステッキを持った男がモニター下の舞台に現れた。
スポットライトが当たり、観客の目がモニターからそちらに移る。
『 『
今宵も世界の命運をかけた闘いの時間でございます!
残念ながらお越しいただけなかったお客様方も画面の向こう側で盛り上がっていることでしょう!!
しかしいきなりですが私は皆様に謝罪しなければならない!
当然皆さま今宵は誰が生き残るのか出馬表、おっと失礼、出
そう!お気づきの通り我らが戦姫、【
途端、会場からものすごいブーイングが起こる。
『ああっと皆さん!ブーイングしたい気持ちはよくわかります!初ミッションから冷静な思考!圧倒的な武技!そして何よりその類い稀なる美貌で皆様を虜にしてきたあの生きる芸術を目にすることができないなんて!
私も聞かされたときはあぁ!神はいないのかと嘆いた!!
しかし聞けばこれは『まんてんめにゅー』を使って私たちに正当な権利として、彼女直々に請われたことらしい!!
たしかに見たい!彼女の【
だがこれまで私たちに素晴らしいものを見せてくれた彼女の!!
『しばらく中継は控えてほしい』という些細な願い!!
叶えてあげたいと思いませんか!!? 』
仕方がない、また素晴らしいものを見せてくれるなら、と肯定的な意見が飛び交った。
『 …ああ!なんて素晴らしい!私は今猛烈に感動している!
皆さまはなんて優しいんだ!!世界はこんなにも美しかったのか!!
ありがとう!ありがとうございますお客さま方!!
彼女もしばらくすればまたその目の覚めるような戦闘を見せてくれることでしょう!
それでは我々のオススメする見所のある
まずは————………』
男の話題がシフトして、戦士が次々にモニターに映し出されてゆく。
夜はまだ長い。命がけで戦う戦士たちにとっても、それを狂気のこもった笑顔で観戦する彼らにとっても。
終末が訪れるまで、きっとこの光景は終わらないのだろう。
・主人公は死にそうなとき以外基本能力をミッションで使わない。
・まんてんめにゅーは文字通り万点を通ると出現する選択肢で、ある程度財団に要求を言える。真実を知らないものには大体の真実も伝えられる。
・せんてんめにゅーでは「より強い武器をもらう」が消え、「点数を貯める」が出現する。貯めるのはゼロからスタート。ほんのちょっとだけ武器やスーツをカスタムできる。
・鈴科家なので当然主人公は武術、射撃は達人級。
・まんてんめにゅーを使って主人公は百点星人のところへ優先的に送ってもらっている。
・基本的に主人公はゲームに関しては他プレイヤーと同じ条件でやっている。マイエルバッハチートとかは使っていない。
オリ設定警報発令中、耐性のないものは直ちに避難してください。