宇田川家の長男はいつも大変   作:深き森のペンギン

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第13話 妹と友達

今日は燐子さんが家にやってくる。

正直こうやってお客さんが来てくれるのは俺も嬉しい。

 

なぜなら俺はお菓子づくりが好きで、よくお客さんにお菓子を出している。

つまりお菓子を出すことができる。

 

俺は自分で作ったお菓子を人に食べてもらう方が好きだ。

よって今ノリノリでお菓子を作っている。

 

「あ、お兄ちゃんまたお菓子作ってる!」

 

「ああ。燐子さんがくるんだろう?だから出すお菓子を今作ってるんだ。」

 

「何作ってるの?」

 

「チーズケーキだ。ちょうど昨日材料が安かったんだ。」

 

そう。今日俺が作るのはチーズケーキだ。

チーズケーキの甘さは紅茶によく合う。

 

そうこうしていると、家のインターホンが鳴る。

 

「あ!りんりん!」

 

あこが玄関に走っていく。

 

「宅配便でーす。」

 

宅配便かよー!

まったく、期待したじゃないか。

 

「りんりんじゃ無かったよ~。」

 

「まあ、落ち着けよ。」

 

「お兄ちゃん、これ重い。これお兄ちゃんの?」

 

「どれどれ、見せてみろ。」

 

俺の新しいパソコンだった。

確かに重いな。

 

「ああ、俺のパソコンだ。俺の今使ってるパソコンだとNFOやってるとたまにカクつくんだ。だからバイト代で買ったんだ。」

 

「そうなんだ。りんりん、早く来ないかな~。」

 

「待ってれば来るって。じゃあ待ってるうちにチーズケーキの味見頼む。」

 

「わかった!」

 

俺はチーズケーキをあこに渡してパソコンを片付けに部屋に向かった。

まあ、データとかはあとにしよう。

まずは二人のお茶とお菓子だ。

 

「お兄ちゃん!このチーズケーキすっごく美味しいよ!」

 

「そうか。ならよかった。」

 

するとまたインターホンが鳴る。

 

「りんりん!」

 

またあこが玄関に走っていく。

 

そして玄関が開き、そこから燐子さんが入ってきた。

 

「お邪魔します。」

 

「いらっしゃい、りんりん。」

 

「こんにちは、燐子さん。」

 

「優磨さん…こんにちは。」

 

「あこ。後でお茶とお菓子持ってくから。」

 

「わかった!お兄ちゃんのお菓子、楽しみだなぁ。」

 

「確かに、優磨さんのお菓子は…美味しいから。」

 

「そう言ってもらえて、嬉しいよ。」

 

こうして、二人はあこの部屋に向かった。

さて、俺はお茶でも入れますか。

 

紅茶をカップに入れてコースターに乗せてお盆で運んでいく。

俺はあこの部屋をノックした。

 

するとすぐにあこがドアを開けてくれた。

 

「今日はチーズケーキ焼いてみたんだ。」

 

「優磨さん、お菓子づくり好きなんですね。」

 

「ああ。お菓子づくりは楽しいからね。それと俺の作ったお菓子で妹達が喜ぶ顔がみられるのが嬉しいんだ。」

 

「あこちゃんのこと、大好きなんですね。」

 

「ああ。妹は俺の生き甲斐だからな。」

 

俺は部屋に戻ってパソコンのセットでもするか。

俺は部屋に向かった。

部屋にはいると段ボールがおいてある。

 

俺は段ボールからパソコンを取り出し、セットする。

あとは特になにもないので、NFOでもするか。

 

俺は今ソロで狩りをしている。

やっぱり物理だけじゃやりづらい。

仕方ない。野良でパーティー組むか。

 

こうして俺は掲示板で呼び掛ける。

すると即席だがなかなか強い人が集まった。

 

そしてノリでボスまでやることになった。

結果は数人死んだがなんとか勝てた。

 

結構楽しんでいたら俺の部屋がノックされた。

あこだろう。

 

俺はドアを開けた。

 

「あこ、どうしたんだ?」

 

「マ○パしよー!」

 

「いいぜ。」

 

俺はあこの部屋でマ○パをしに向かった。

そして数時間後。

 

「りんりん強すぎ!」

 

クッパ側の燐子さんが強すぎて俺達は即全滅。

それをもう何度も繰り返している。

 

燐子さん強すぎない?

 

そしてもう外は大分暗くなってきた。

 

「もう帰らなくちゃ。あこちゃん、またね。あと優磨さん、チーズケーキ美味しかったです。」

 

「そう言ってもらえて俺も嬉しいぜ。」

 

現在の体制は俺があこのベッドに座っていて、あこが俺の膝の上に座っている。

画面の見辛さは一切ない。

 

なぜなら、俺とあこの身長差は約40センチ。

十分あこの上から画面は見える。

 

燐子さんが荷物を持って立ち上がる。

そのときだった。

 

座りっぱなしで足が痺れているらしく、燐子さんがバランスを崩してしまう。

とっさにあこを優しくどかして支えようとする。

 

ただし少し遅れてしまった。

俺はそのまま燐子さんの下になるような体勢となってベッドに倒れ混んだ。

 

息が出来ない。

顔面が柔らかいものに覆われて息が出来ない。

 

「りんりん大丈夫?」

 

「うん。大丈夫だよ。って優磨さん?」

 

「その、ちょっと退いて貰えないかな。」

 

「すみません。」

 

燐子さんがなんとか俺の肩を掴んで横に倒れ込む。

ようやく息苦しさから解放された。

 

それにしてもデカ過ぎない?

モカとは比べ物にならない。

 

なぜモカと比べたかというと、実際に触れたことがあるのがモカしかいないからだ。

 

リサのはほんの一瞬だったので覚えていない。

巨乳は凶器になり得ることを俺は学んだ。

 

「あの、本当に…ごめんなさい。」

 

「いいよいいよ。気にしなくていいって。」

 

こうして色々あったが、俺の作ったお菓子が喜んでもらえて、マ○パも楽しかったし、窒息死仕掛けたがなかなか楽しい1日だった。

 

するとモカから電話がかかってきた。

 

「優磨~。」

 

「どうしたんだ?」

 

「優磨の声が聞きたかったんだ~。優磨の声聞かないと落ち着かないんだ~。」

 

「そうなのか。俺も、モカと話していると癒されるぜ。なんというか安心する感じなんだ。」

 

「そうなんだ~。じゃあ明日行くからね~。」

 

こうして通話が切れた。

待てよ、モカが明日来るのか。

 

部屋にカギかけとこ。

布団に忍び込まれると俺の理性が持たない。

 

さて、夕飯作るか~。

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