五つの歪んだ愛の形   作:ぽぽろ

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今回から次女編でヌベスラスッチョ
ノリのいい人がいっぱい居て、嬉しかったでヌベスラスッチョ



次女と後悔と嫉妬

「私に甘えなさい。」

「は?」

 

一花に監禁されそうになり、ギリギリで脱出に成功した、次の週

今日は家庭教師の日、家に入って早々1番に次女―二乃に言われた

俺は生憎人に甘えて興奮する性癖は持ってないし、何もこいつに対して想いがある訳でも無い

 

「ほら。ここは私の家でしょ?だから貴方は招かれた人、家主の頼みを聞きなさい。」

 

「別に理由を聞いた訳ではねぇーよ。

頼むのは、デリバリーピザと福の神で十分って言われてるだろ?」

 

「福の神とデリバリーピザのスケール差どれだけよ…」

 

「フータロー、フータロー、ここ教えて。」

 

「おぉ、三玖。そこはな…」

 

これが今私と上杉との距離。

仲良いと言われれば良いが友達の様な距離では無い。

これなら恋人になる。何て夢のまた夢だ。

 

きっと最初に反抗したから、私に苦手意識を持っているんだと思う。

三玖や四葉みたいに腕に抱きついたり、転ぶ振りをして匂いを堪能する。と言う事や

五月みたいにあいつの妹に頼んで、下着や服を貰い部屋で匂いを嗅ぐ。という事も出来ない。

 

…まぁ。五人全員であいつの食事に体液は入れてるけど。

 

「上杉さん!今度の日曜日に買い物に行きませんか!」

 

「行かない。面倒臭い」

 

「へぇ~。来ないんですか…

体液撒き散らしながら叫びますよ?」

 

「素直に泣き叫ぶって言えや!」

 

「ダメ。フータローは一緒に展覧会見に行くの。ね?フータロー」

 

「そんなの聞いてねぇよ…」

 

「来ないと体液撒き散らしながら叫ぶよ?」

 

「お前もか…」

 

「ついでに薬も混ぜる。」

 

「殺す気かよ…」

 

「コロッケ好きかよ?私作って来ようか?」

 

「三玖は下手なんですから私、四葉が作ります!」

 

「いや、勉強しろよ…」

 

「上杉さん!私は料理上手と誓いますか?」

 

「いや。知らねぇよ…」

 

「正直者の上杉さんには

・金の斧

・黄金のガチョウ

・金箔のおじいさん

をあげましょう!」

 

「色々童話混じりすぎだ!ってか金箔おじいさんって何の童話!?」

 

「そろそろ勉強を始めましょう。」

 

「…珍しいな。お前がやる気なんて」

 

「まぁね。」

 

だからこうやって地道に好感度を稼いでいく事しか出来ない。

 

「一花と五月は?」

 

「一花は寝てる。五月は、食べ放題に行った」

 

「ふぁぁ。おはよう…って風太郎君!?今日は家庭教師の日だっけ!?」

 

噂をすれば影なのか丁度一花は起きてきた

 

「そうだ。」

 

そう答えると急いで部屋に戻って行った。

パジャマを気にしてんだろうが、別に泊まった時に見たからな。

それなら監禁するなよ馬鹿やろう

暫くするとやっと出てきた。

 

「もう何時だと思ってるんだ。何時までも寝てるんじゃない。勿体ないだろ、」

 

「たはは…最近あまり寝れてないからかな?

二十時間しか」

 

「ナマケモノかよ!?って思って調べたらそれ以上じゃねーか!?」

 

※ナマケモノの睡眠時間は15~18時間

「信じられない…奴に勝ったなんて…」

 

「ナマケモノがライバルって恥ずかしくないか?」

 

本当に気に食わないわね…何で私以外の女と仲良く喋っているのよ。

と思ってしまう自分がいる。

案外独占欲が強いのかもしれない。

 

紅茶でも入れよう。

ふふっ。また気遣いの出来る女って思われちゃうわね。

でも、安心して。フー君

私の全ては貴方のモノよ。

 

「紅茶入ったわよ。」

 

「わーい!」

 

一花や三玖、四葉に配っていく。

勿論フー君にも

 

「あっ。私のクッキー焼いたのがあるから。今持ってくるから。」

 

「上杉さん!私最近野菜の皮を見て、どんな性格か考えるのが楽しみ何です!Twitterに送ってくれればしますよ?」

 

「後悔しそうな事は辞めような」

 

すると香ばしく、甘い匂いが立ち込めた

そして皿1杯に並べられた美味しそうなクッキー

 

「…何も入れてないよな?」

 

「勿論。入れてるわけがないでしょう?

いつ私が入れたのよ。」

 

「最初に睡眠薬入れられたの忘れないからな。」

 

「そ、そんな事をあったかしら…」

 

「口調変だし、面白いくらいに目が泳いでいるぞ。まぁ。それなら食べるが」

 

「美味しい?」

 

「あぁ。美味い」

 

顔を向け真面目に言ってやると恥ずかしそうに頬を赤く染めた。

 

ふはは!いつものお返しだ!

 

全部平らげ、ある程度勉強も進んだ所で

 

「私お花摘みに行ってきます!」

 

「私も」

 

「トイレか」

 

「デリカシー無いですよ!上杉さん!私達女の子なんですから。」

 

ハイハイ。と適当に流す。

金持ちだと家にトイレが何個もあるのか…

 

すると突然二乃が

 

「本当に私に甘えなくてもいいの?」

 

はぁ…何でそんなに甘えさせたがるんだ。

もう一度断る為口を動かそうとする

 

が

 

何故だ。

 

さっきと同じ様に断るだけじゃないか。

 

断る。たった2文字の言葉

 

本当に何故だ。

 

何でこんなに…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二乃を愛おしく思ってしまっているのか…

 

 

最初は彼女の片想い。

至って純粋な彼を思う恋心

しかし独占欲の強さでその恋が黒く、酷く歪んで行く。

 

彼を自分の虜にする。自分を好きになってもらう

そんな至って普通の想いがどうして彼女は

こんな風になってしまったのだろうか。

 

運命はここから変わっていってしまうのだ。

 




ちなみにリア友にガチで「遊ばねヌベスラスッチョ」と話してたら真顔で「は?」と言われました死にたい
二時間位LINEブロックされたのはいい思い出(実話)

☆10 ラバックさん 紫睡さん 復活のシャカさん IRisさん
☆9 金谷の頭さん 月島しいるさん 団欒花壇さん パイポさん canelさん インフェさん
☆8 渡り鳥さん
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