ツキカゲ所属 比企谷八幡   作:しろ@「 」

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どうもです。

新作をそろそろ投稿しようと思ってまして、ちょうどpixivの方でプロローグ&設定集書いてて、アンケート取ったら、この作品が負けちゃったんでハーメルンで投稿するようにしました〜。

プロローグと設定が知りたい方はpixivの方で読んでもらえると嬉しいです〜。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10632516
一応リンク貼っておくんで、コピって検索してみてください。


1話 八幡「俺の過去話が聞きたい?」信「はい!師匠!」

昔話をしよう。

 

俺は比企谷八幡、ごく普通の家庭に生まれた…つもりだ。

 

俺の家は4人家族+1匹で暮らしている。

俺の両親は共働きで昔から家を空けることが多かったため、俺は小町のために飯を作ったり、掃除をしたりなどなど家事をすることが多かった。まぁ、最近では小町の方が家事をやってるんだがな…

 

まぁ、そんな感じで俺は生きてきた。だが、ちょうど中学に上がったくらいか?両親に呼び出されて2人の仕事場に行った。

 

あ、ちなみに紹介しておくと俺の母、比企谷菜々美と俺の父、比企谷九郎は空崎財団に属している。その財団の本社に行くとなるとまぁ緊張するわするわ。

 

そんな感じで俺は両親の元に行ったんだが、そこで言われた言葉が

「八幡、お前来週から青森いけ。」

 

だとさ、なんの説明もせずにいきなり言われたから最初は、はぁ?ってなったな。

 

それからお袋に色々と説明されてわかったのが、俺はこれから青森の祖父母の家に行く事。母と祖母は昔、ツキカゲという空崎を守る影の組織に属していたということ。

そのツキカゲが使用している、女性にしか効かないはずの身体能力を上げるスパイス、ソラサキシナモンが俺も使用することが出来ること。何故かは知らんけど多分遺伝だって言ってたな…その代わり小町は女子なのに服用しても効かないって言ってたし…

そして、俺はツキカゲに所属すること。

 

そんなことを母に言われた。

まぁ、俺は最初は渋ったけど、この街は結構好きだし何より小町を傷つけさせない為にも、ということで俺はツキカゲに入ることを了承。

その次の週から青森の祖父母の家で猛特訓が始まった。

 

いやぁ、あれは辛かった。だって毎朝4時半に起こされては白神山地を往復して帰ってくるんだぜ?しかも横に。あー、横っていうのは秋田県と青森県の県境をちょうど走るってことだ。ほんとに頭がおかしくなりそうだったわ…まぁ慣れたけど。

 

そして飯食ったらばあちゃんにスパイに必要だからって言われて知らん人とコミュニケーションを取る練習とかポーカーフェイスの練習とかもさせられたな。あとは勉強もミッチリと教えこまれました。はい…

 

 

それから2年間ずっと青森にいて毎日、ばあちゃんにはスパイに必要な練習を、じいちゃんには剣術、体術、縮地を教えこまれた。

えっ?縮地とか出来ねぇだろ!って?いや、俺もそう思ってたんだよ。なのにじいちゃん、目の前で使うんだよ…。

 

だから強制的に覚えさせられました…

 

そしてとりあえず中3で空崎に帰ってきて、直ぐにツキカゲに配属。俺の師匠は白坂 刹那さんと言ってまぁ、優しい人だった。

他にも、俺と同期で入った雪ノ下雪乃、由比ヶ浜結衣、その2人の師匠である二俣 玲奈さん、筒影 木葉さんの計6人で活動をしていた。

 

そして俺らが高校に入ると弟子をとり、3人は引退。全員が記憶を消して普通の生活に戻ったという訳だ。

 

俺がツキカゲに入った経緯はこんな感じだな。

 

 

「と、まぁ俺の過去話はこんな感じだ。分かったか?信…って、寝てやがる。」

 

「Zzz」( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )☁︎︎⋆。

 

(はぁ、まぁ可愛いからいいとするか…)

 


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