呪われた少年の暗殺ライフ   作:楓/雪那

30 / 55
投稿が遅くなったのはシャニマスでPSSR凛世が引けなかったからです。true endまで見たのにもかかわらず。


…いいもん、無料十連で引くもん。


第27話:過去と邂逅の時間

その少年は秋田県のある村で生まれた。

 

少年の家はとても大きな村の名主の家であった。

 

 

 

 

しかしそれは表の顔で、実際は呪術師の家系であった。

その家は呪術界でも高い地位にあり、かつては禅院家などの有力な家系と合わせて「四天王家」と呼ばれていた。

 

 

 

 

 

一方でその家は他の家からかなり奇妙な目で見られていた。

その家の人間が呪術師として甘すぎるからだ。

禅院家などでは幼少期から呪術師としての厳しい特訓を強いられ、才能が無いなら小間使いとして扱われる。

だがその家では子供がそもそも呪術師になりたくないならならなくてもいい、という四天王家にはあるまじき意見を持っていた。

少年は両親からの深い愛情を受けて育った。

 

 

 

 

 

しかし今はその家系が外れて「御三家」に変わった。

その少年ただ一人しかいなくなってしまったからだ。

 

 

 

 

その事件が起こったのは10年前

少年が5歳の誕生日を迎えた10月19日であった。

 

 

 

その日いつものように目覚めた少年はすぐに違和感を感じた。

静かすぎるのだ。

寝室から多少離れているとはいえいつもは両親と祖父母に加えて2、30人ほどの使用人がいるからそれなりに物音はするはずなのに、今朝は全く聞こえない。

 

少年はまず普段なら母がいる台所に向かうが誰もいない。

続いて広間、浴場、父の書斎と回っていくが誰一人としていない。廊下ですれ違うことも無かった。

 

少年は家の中を一通り回った後、もしかしてと思い庭に出てみる。

 

 

 

 

すると庭には小山があった。

 

 

 

高さは少年を越して2、3mほどある小山。

そんなものは昨日まで無かったはずだ。

 

 

少年は不思議に思って近づく。

 

 

そして触れられる距離まで近づいて気づいた。

 

 

朝日に照らされて逆光になっていたため先ほどまでは分からなかったそれは、人が積み重なって出来上がっていた。

 

 

少年は驚き逃げ出そうとするが、その山の中にある顔を見て止まる。

 

 

全部知っている顔なのだ。

 

 

両親、祖父母、使用人。全て少年の家にいた人間なのだ。

 

 

 

「……お父さん…?……お母さん…?」

 

 

少年が呼びかけるがピクリとも反応しない。

 

 

代わりに少年の中から声が聞こえた。

 

 

 

「ククッ、ようやくお目覚めか、小僧。」

 

「⁉︎…誰?」

 

「我は八咫烏といってなぁ、千年前に封印されていた呪いだ。今は貴様に受肉している。」

 

「受肉…?」

 

「我が貴様の身体を奪った、ということだ。今は貴様に主導権を渡しているが、我は好きなように乗っ取ることができる。」

 

「好きなように……乗っ取る……」

 

「ああ、もう分かっただろう。これはな、我が貴様の身体を使ってやったのだよ、貴様は眠っていて知らなかっただろうがな。」

 

 

 

少年は困惑した。呪いのことは両親から聞いていた。人の負の感情から生まれ人に害をなすものだと。両親が呪いを退治する仕事をしているとも。少年が望むなら、将来自分も同じことをするかもとも。

しかしその呪いによって大好きな家族や使用人を殺された。しかも知らぬ間に操られる形で。

 

八咫烏は楽しんでいた。千年前に封印される前から彼は人間の絶望する顔を見るのが大好きだった。ある人間の身体を使ってそいつを信頼する人間を裏切ったり、味方を殲滅した後にそれを喜んでいた敵も嬲ったりするのを楽しみとしていた。だからあえて完全に主導権を自分のものにしようとしなかった。幼い子供が心底絶望する顔を見るためだけに今のような状態にした。

 

 

少年は必死に否定しようとする。だから八咫烏は追い討ちをかけた。

少年の身体を乗っ取っている間の映像を見せたのだ。

 

 

少年はまだ何も食べていないのにも関わらず嘔吐した。

必死に自分を止めようとする父に祖父、抱きしめて自分の意識を呼び起こそうとする母と祖母、そんな母たちを逃がそうとする使用人達。そして彼らを一人残らず惨殺していく自分。

 

 

「受け止めろ、あれは我と小僧で成したものだとな。」

 

八咫烏は愉快そうに言う。

 

 

「あそこにいたぞ!化け物だ‼︎」

「殺せ!早くしないと殺されるぞ‼︎」

「今ならまだ大丈夫だ‼︎逃すな‼︎」

 

 

少年が死体の山の前でむせび泣いていると数人の声が聞こえてきた。

村人たちが斧や鍬を持って入ってきたのだ。

どうやら家の人たちの悲鳴を聞いた誰かが家の様子を見て、少年が惨殺をしているのを見たらしい。それで村人たちは少年が何かの祟りを受けていると思って殺そうとしていたのだ。

 

 

「ち、違う……僕は……」

 

「はぁ、仕方ないな。我が貴様を守ってやろう。」

 

「ま…守るって…待って…!」

 

「は?誰が待つと思っているのか?我はいつでもこの身体を乗っ取れるのだ。貴様に止めることなんて出来ぬよ。安心しろ、もう一度絶望させてやるからな。」

 

「やめ……」

 

 

そして再び少年の意識は消えていった。

 

数十分後少年の意識が戻ったとき、あの死体の山は大きくなっていた。

辺りには村人たちが持っていた武器と血が散乱していた。

 

 

「さぁて、次はどうしようか小僧?村の方に出て女子供を殺して行こうか?」

 

八咫烏は楽しそうに言うが、少年は庭の裏から繋がる山へ走った。

自分が誰かと会うと自分の中の呪いが殺してしまうから、そう思って山の奥向かってひたすら走った。

 

 

 

それから二年経った。

 

 

 

少年は1人山で生活していた。

いつまでも同じ山に留まらず1ヶ月程で移動していた。同じ所に居続けていれば「化け物がいる」と噂され、退治しに来た人間を殺しかねなかったからだ。

そしてその予感は的中していた。

 

一年前に少年は五人組の男女に囲まれた。

少年は近寄らないように警告したが、リーダー格の男が謎の力を使い少年の身体を地面に抑えつけ、別の男が少年の全身を氷漬けにした。

少年は不思議と怖くなかった。

 

ああ、この人たちなら自分を殺してくれる。

もうこれ以上被害者を出さないで済む。

 

そう思った少年の顔は穏やかなものだった。

 

 

だが当然、八咫烏がそれを認めるはずがなかった。

少年にかけられていた氷漬けの術も、上から身体を抑えつける見えない力も全て解除し、まずはリーダー格の男を殺した。

すると八咫烏はどこからともなく小さな盃を取り出し、それに殺した男の血を注いで飲み干した。

 

一瞬の光景に残りの4人は呆然とするも、すぐに戦闘態勢に戻る。

がその行動は間違っていた。いや、逃げたところで無駄ではあるのだが。

八咫烏はなんとその男と同じ能力を使い出したのだ。上からかかる見えない力で身動きが取れない4人はゆっくりと丁寧に殺された。

そして八咫烏は同じ様に血を盃に注いで飲み干す。

 

 

「やはり呪術師というものは鬱陶しいな…しかしお陰で我はより強い力を手に入れられた。感謝するぞ、小僧の術式にもな。」

 

 

この一件以来少年はより一層周りを警戒するようになった。

この呪いは強すぎる。しかも自分の力を使って更に強くなる。誰とも関わってはいけない、と。

 

 

その後少年は何度も自害しようとした。

首をつってみた。

崖から落ちてみた。

焚き火を起こしてその中に入ってみた。

自分の手足に重りをつけて池に入ってみた。

少し力を使って、洞窟内で落石を起こしてみた。

数日間飲まず食わずをやってみた。

何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も

自分に出来そうな自殺の仕方を片っ端から試していった。

 

けれど全て駄目だった。

少年がどれほど痛い思いをしようが死ぬ寸前で八咫烏が表に出て、再生する。

少年は遂に諦め、1人で隠れて生きていこうとした。

 

 

 

 

そんなある日、山の奥深くにひっそり暮らしていた少年は近くで悲鳴を聞いた。

偶然だとしてもここがバレたならすぐに移動しなくてはならない。だがもしもまだバレていないならと思って、少年は様子を見に行った。

 

 

「…ウッ…フェェ……痛いよぉ……」

 

 

悲鳴が聞こえた場所には小さな女の子がいた。オレンジ色のふわふわした髪の少女は足を抑えて蹲っていた。

近くに他の人間の気配はしないが、少女はリュックを背負っていた。

山登りしに来ていたら、家族とはぐれ遭難して、急斜面で落ちて怪我をしたのだろう。

少年は少し離れた位置でそう推測していた。だがそれよりも少年は迷っていた。

自分が住処としているこの場所は登山のルートから大きく外れているため、人には普通は見つからない。つまり少女の家族がここに来る可能性は限りなく低いのだ。足を怪我している少女1人では歩き続けるのも厳しいだろうし、元のルートに戻れるかも怪しい。

だとしたら助けに行くべきか?少年はこの山の地形を熟知しているから、確かに少女を元いた場所に送り届けることができる。しかし自分が彼女の所に行ったら殺してしまうのではないか?その疑惑故に少年は動けなかった。

 

10分ほど悩み、少年はその場を離れた。

しかし少女を見捨てたわけではなかった。

 

「………助けてあげる。………ジッとしてて……」

「えっ…?だ、誰…?」

 

少年は山葡萄とツワブキを抱えて少女の前に現れた。

怪我をしている足に包帯のようにツワブキの葉を手際よく巻いていく。

ツワブキが腫物や湿疹などに効く薬草ということを少年は完全に理解してはなかったが、二年間山で過ごしているうちに感覚でどの植物がどういう時に役立つかは覚えていた。

 

「これで怪我は大丈夫……のはず。……後これ、食べていいよ……?」

「えっ……いいの…?」

「うん、ちゃんと食べれるから…」

 

少女は少年が持ってきた山葡萄を美味しそうに食べる。

最初は怯えていたが、次第に笑顔になっていった。

 

「…落ち着いた?」

「うん、ありがとう!私ひーっていうの!君は?」

「…分からない。名前なんて忘れちゃった…」

 

家族を殺した映像を見せられて以来、少年の記憶はショックで一部欠けていた。

自分の名前や家族や使用人がどんな顔や性格だったか、いくら思い出そうとしても思い出せない。加えてあの時の光景がフラッシュバックしてきて、思い出すのを拒むようになったのだった。

それを聞いた少女は何か考える。

 

「…そうなの?それじゃあ…うーん……かーくんで‼︎」

「かーくん…?」

「そう、かーくん。目がキリッとしてて、頭が良くて、なんだかカラスさんみたいだから‼︎」

 

カラス、と言われて少年はビクッとした。自分の中の呪いと同じ名前で呼ばれて少し嫌な気持ちになるが、かといって名乗る名前も無いので好きに呼んでいいことにした。

 

「それで…えっと、ひーちゃん?は…家族と逸れたの?」

「…うん、お父さんとお母さん探してたら迷っちゃって…」

「…じゃあ僕が送ってってあげる…」

「え?本当に?」

「うん…いそうな場所は大体分かるし…それに歩くのツライでしょ?おんぶしてあげる。」

「…うん、じゃあお願いします!」

 

迷っていた少年が出した答えは少女を助ける方だった。

何よりも少女が心配なのもあるが、もし放っておいて救助隊とかが来てしまったらまずいと思ったのもあった。要するに少女だけを死なせてしまうのか、それともより多くの人を殺してしまうのか。少年は前者を選んだだけだった。

 

 

少年は少女をおぶって登山の正規ルートを目指し、比較的安全な道を進む。

 

同時に何故か今回は八咫烏が出てこない、そのことを不思議に思っていた。まあ気分屋なんだろうと少年は考える。

 

だが甘かった。

少年は自分の中のもう一つの人格が出てくるのを感じる。

 

「わっ⁉︎どうしたのかーくん?」

「……に、逃げて……早く…なるべく遠くに……!」

 

八咫烏の狙いは少年が少女と親しくなった後に少女を殺すことで、更に絶望させることだった。

少年は必死で抑えようとする。だが今まで同様抑えられそうになかった。

 

 

 

 

八咫烏が少年の身体を奪おうとしたその時

 

 

 

少女が少年に抱き着いた。

 

 

 

「……何して…早く……」

「…大丈夫だよ。かーくんの側には私がいるよ。だから大丈夫だよ。」

 

 

 

少女は優しい声で言う。

少年の身に何が起こっているのか、少女はもちろん知らない。

だが自分を救ってくれた子が目の前で苦しんでるのを放っておけなかった。

 

 

八咫烏は止まることなく、少女の身体を貫こうと腕を振り上げる。

 

 

 

 

 

しかしその腕は少女の身体を突き刺さずに、地面を殴りつけることで抑えていた。

 

 

 

「何だと…⁉︎何故抑えられる⁉︎」

「もう…絶対に……絶対に殺させない…‼︎お前の自由には……させない…‼︎」

 

 

八咫烏はいつになく困惑しつつも少年の身体を乗っ取ろうと再び挑む。しかしだんだんと自分の力が抑え込められていく。

 

 

「何故だ…⁉︎何故、貴様ごときに…‼︎」

 

 

その言葉を最後に八咫烏は少年の心の中に戻されていった。

少年は荒く息を吐く。

 

 

「かーくん、もう大丈夫?」

「うん……でも何で…逃げなかったの?」

「だってさっきかーくんが助けてくれたのに、私がかーくん助けないのはおかしいじゃん!」

「……!そっか…ありがとう、ひーちゃん。」

「うん、どういたしまして!」

 

 

再び少年は少女を背負い歩き出す。八咫烏を抑えるのに体力を使ったため足取りは重くなるが、それでも少年は歩き続けた。

やがて登山道の入り口に出た。

 

 

「ここで待っていれば来るはず…」

「あ!あそこにいた!お父さん、お母さん‼︎」

 

両親を見つけた少女は大声で呼ぶ。

少女に気付いた両親は泣いて喜ぶ。

どこに行ってたの?どうやって戻って来たの?と口々に聞いてきて、少女は「かーくんが助けてくれたの!」と答える。

両親がそれが誰か聞き、少女は自分の後ろを指すが、そこには誰もいなかった。

 

 

 

 

 

一方少年は山の奥深くに戻って歩いていた。

しかし呼吸は荒く、足取りもおぼつかない。

少女を運ぶのにかなり体力を削ってしまい、まともに動けそうもなかったが、人に見つからないように力を振り絞って見つからなさそうな場所に戻ってきたのだった。

今このまま力尽きれば八咫烏は出てこないまま死ねる。それに最後に1人助けられた。そう思って満足そうに少年は倒れる。

再び八咫烏の声が聞こえる。

 

 

「貴様…どうやって我を封じた?」

「知らないよ……でもきっと、ひーちゃんのおかげだよ。」

「あ?」

「ひーちゃんが側にいるって言ってくれたから…僕も守らなくちゃって思ったんだ…」

「チィ…忌々しい小娘だ。だが貴様も我と変わらなければ死ぬぞ?」

「構わないよ…色んな人からしたら僕はそうなった方がいい…」

「本当にそうかい?」

 

 

突然別の声が聞こえて、少年は辺りを見渡す。

目の前にはいつのまにかサングラスをかけ髪をツーブロックにした男がいる。

 

 

「君は生きたくないのか?」

「誰…?」

「君はされるがままに人を不幸にして、望まれるまま死ぬのか?」

「それでみんなが幸せになるなら…」

「本当にそうか?君が死ぬことで不幸になる人はいないのか?少なくとも先程君が助けた少女は悲しむだろうと私は思うがね。」

「…僕は死んでもいけないの?だったら僕はどうすれば…」

「君に力の使い方を教えよう。君の力は人を不幸にも幸せにも導ける。その力を何の為に、誰の為に使うのかしっかり考え、生きなさい。それが君が生きてる事を呪う者と死ぬ事を呪う者の為になる。そして君の幸せに繋がるだろう。」

「…僕が幸せになっていいの?僕なんかが…幸せになれるの?」

「なれるかどうかは君次第だ。しかし私は君は幸せになるべきだと思っている。さぁ、どうする?」

 

 

 

「…ならば僕は

 

 

 

…俺は人の幸せを守って、自分の幸せを…大切なモノを作る。もう二度と壊さない為に、失わない為に力を振るう。もしその幸せを壊そうとする奴がいるなら…例えそいつの幸せが壊れようと容赦しない。」

 

 

 

(フッ…八咫烏だけでなく、少年自身も中々にイかれているな。)

「いいだろう…悟、傑!」

 

男が少年を抱き抱え、ある名前を呼ぶとその後ろから2人の男が出てくる。

1人は金髪にサングラスを掛けている男。

もう1人は黒髪にオールバックの男。

2人とも制服を着ている。

 

「話は大体聞いてましたけど…正気っすか、先生?」

「今は抑えられているみたいですけど八咫烏が受肉してるんでしょ?」

「問題ない。私が上を説得して責任持って面倒を見る。ただお前たち2人にも彼に特訓をつけてもらうからな。」

「「了解でーす。」」

「えっと……これからどうするの?」

「私たちの拠点である学校に行く。そこで君は過ごすんだ。…そういえば君、名前は?」

 

男に名前を尋ねられるが少年は答えられない。

先程少女に付けられた名前を言うか?と思ったとき

 

「漣奏。」

「え?」

「貴様に名前をつけてやる。千年前我を封印した憎っくき呪術師の名だ。今我は同じように貴様に封じ込められて大層気分が悪いからな、そう呼んでやる。さっきのムカつく小娘からのあだ名とも同じだろう?」

 

 

「…分かった。

 

 

 

 

今日から俺の名前は、漣奏だ。」

 

 

これが漣奏が呪術師になった日の出来事。

全ての始まりの出来事。

 

 

 

 

 

 

 




若干微妙っぽい気がする奏誕生話。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。