呪われた少年の暗殺ライフ   作:楓/雪那

42 / 55
今回は非常に短いです。
無理矢理術式詰め込んだから問スターとの戦闘描写も雑だと思います。



番外編・ブラコン劇場

《そもそもの出会い》

西「そもそもさ、何で霞ちゃんはそんなにブラコン拗らせたのよ?」
三「別にブラコンじゃないですけど。」
西「いや、そういうのいいから。2人の過去に何があったのよ?」
三「そうですね…あれはちょうど3年前…私がちょうどシン・陰流に入った時でした…。基本的に奏君って一年に2回程こっちに来るじゃないですか。
それで私は3年前に初めて奏君に会ったんですよ。その時は私も自分と弟達の事でいっぱいいっぱいで、奏君も結構人見知りで…それでも何とか仲良くなろうと頑張ったんですけど、あんまり心開いてくれなかったんですね。」
西「あー、確かに。私や加茂君の時も最初めっちゃ口数少なかったもん。」
三「はい…当時私はバイトをいくつか掛け持ちするほど貧乏で…まぁ今もなんですけど…それが原因で少し虐められてたんですよ。いるじゃないですか、スクールカースト上位のグループってどこの学校にも。
それである日の稽古の帰りに偶然そのいじめっ子のグループと遭遇しちゃって、その子達に囲まれて目立たない場所に連れてかれて、『あぁ…今日もかぁ…』って思ってたんですよ。そしたら突然私といじめっ子グループの間に奏君が割り込んで来たんですよ。私が連れてかれるのを偶然見て、つけていたみたいで…で、その時に『お姉ちゃんをいじめるな!』って言ってくれたんですよ!防犯ブザー持ってるの見ていじめっ子達も逃げてって…その後も『大丈夫?』って聞いてきて、それで…」
西「それで?」
三「奏君の手がとても震えてて!怖かったはずなのに勇気出して助けに来てくれたんだって思うと嬉しいと同時にとても可愛いって感じて‼︎「お姉ちゃん」って呼んでくれたってことは奏君は私の弟って事で‼︎その後なんと心開いてくれて‼︎昔の事も教えてくれて、この時は助けられちゃったけど、これからは姉としてしっかり面倒見なくちゃって思ってもうヤバくて‼︎」
西「うん、だいたい分かった。とりあえず落ち着いて。今の霞ちゃんの方がヤバい。」


※この昔話は作者の捏造です。
三輪ちゃんが虐められてたとかいう描写は原作には一切ありませんのでご注意を。



第39話:期末の時間

試験当日

 

俺たちは本校舎に向かっている。

 

「さぁてと…しっかり頂上取りに行きますか。」

「私も頑張る!今回は少なくても理科トップは狙ってるの!」

「おぉ、なんかひーちゃんめっちゃやる気出てるね。」

「うん…!絶対に負けられないから…!」

「?なんかあったのか?」

「さぁ、なんやろなぁ。」

「小夜さん、いきなり背後から出てくるのやめて。割と心臓に悪い。」

 

どうしてかなぁ。この2人の間に火花みたいなのが見えるんだけど。

 

やがて俺らの試験会場に着く。

てっきり一番乗りかと思いきや、既に誰か来ていた。

 

 

 

………え、いやマジであれ誰⁉︎

 

律役(・・)だ。」

 

俺らの疑問を察して烏間先生が答えてくれる。

 

「さすがに理事長から人工知能の参加は許されなくてな。ネット授業で律が教えた替え玉を使う事でなんとか決着した。交渉の時の理事長に『大変だな、コイツも。』…という哀れみの目を向けられた俺の気持ちが君達に分かるか?」

「「「いやほんと頭が下がります‼︎」」」

「律と合わせて俺からも伝えておこう。頑張れよ。」

「…はい!」

 

そして遂に試合が始まる----

 

 

====================

 

 

英語

 

 

ふむ…さすがにペースが速いな。

中高一貫の進学校なら当然か。

 

さて、英語のラストは……サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』か?

殺せんせーが勧めてたな。生徒(俺ら)の読書量を採点基準に加える気だな。

恐らくコイツは雑で簡潔な口語体で答えるのがベスト。となると…

 

『正直コックの顔に100回ビンタかましてやりたかったね。』

 

俺は『百々目鬼』を何体か召喚し、一斉放火を問スターにかます。

もちろん粉々。満点だね。

おっ、中村さんに渚も満点か。

あ、瀬尾がやられた。ざまぁ。

 

 

 

 

理科

 

 

 

理科のラスト問題、「ダニエル電池とボルタ電池の充電についての違い」かぁ。メンドくさ。

 

端の方で小山が必死に暗記がどうこう言ってるが、それじゃダメなんだよなぁ。

 

おっと…ちょうど正答例が来た。

 

「本当の理科は暗記だけじゃ楽しくないんだよ。」

「『君が君である理由を理解ってるよ』ってちゃんと言葉にして伝えてあげたら、この理科すっごく喜ぶんです。」

 

相手に届く国語力…あの2人はしっかり理解してるらしいね。

俺もあそこまで完璧な答えとはいかなくても、これなら満点くらいは取れる。

騎士型の問スターを重力で四方八方から押しつぶす!

 

 

 

 

社会

 

 

 

 

うわぁ…今年のアフリカ開発会議(TICAD)の首相の会談の回数とか…捻ってんなぁ。

 

「フー、危なかった。会議の重要度の象徴だし一応憶えて正解だった。」

「いや…俺も磯貝が教えてくれなかったら無理だったわ。」

 

磯貝は剣で、俺は先端を鋭くした蔦で砲台型の問スターを粉砕する。

え、荒木?砲撃受けてやられたよ。

 

 

 

 

国語

 

 

 

 

「思った以上にやるようだな、E組‼︎顔だけでなく言葉も中々美しい‼︎」

「中身が汚い殿方がなんか言うてますなぁ。」

「小夜さん案外毒舌だねぇ。」

 

俺や氷剣、小夜さんは薙刀で武者型の問スターを斬り返す。

古文はそこまでキツくないな。周りは結構つまづいてるっぽいけど全然いける。

 

「だがただ一片の会心の解答でテストの勝敗は決まらない‼︎取りこぼしなく全て制する総合力が必要なのだ‼︎」

「じゃあそれは俺が頂くよ。」

 

総合満点舐めんなよ。

 

 

 

 

数学

 

 

 

 

ようやく最後か。

数学ならE組(うち)はカルマだけど…あいつ、サボり気味だったしなぁ。しゃーない、俺がもうひと頑張りしてやりますか。

 

中間で受けた皆の悔しさ、全部まとめて放ってやるよ。

 

 

 

 

 

 

二日間の攻防の末、全ての戦い(テスト)が幕を下ろした。

 

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。