ぶく茶がエンリ?   作:嵐山
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6話

 

 

戦士長ガゼフとアイテムで強制入れ替え、さっきまで居た場所にガゼフ達が居る。

エンリ達は、ガゼフが戦っていたマジックキャスター達と対面した。

 

 

「何者だ?」

「初めまして、スレイン法国の皆さん。私の名前はアインズ・ウール・ゴウン、アインズと呼んで頂ければ幸いです」

「私はエンリよ。よろしくね」

 

 

両方とも様子見、しばしの沈黙があったが、アインズが口火を切る。

 

 

「あの村とは少々縁がありましてね」

「村人の命乞いにでも来たのか?」

「いえいえ、実は‥‥お前と戦士長の会話を聞いていたのだが、本当にいい度胸をしている」

 

 

なるほどね。さっきアウラの時無反応だったのはこっちの会話を聞いていたんだ。

私は危なく死にかけたんだけど…

 

 

「ああ!」

「お前たちは、この私が手間を作ってまで助けた村人を、殺すと公言していたな?

これほど不快なものなどあるものか」

「そうよ!そうよー!あの村は私の村なのよ!!」

「不快とは大きく出たな!マジックキャスター!で!だからどうした?」

「抵抗することなくその命を差し出せ!そうすれば痛みは無い。だが拒絶するなら

愚劣さの対価として、絶望と苦痛の中で死に絶えるだろう」

「く!天使たちを突撃させよ!」

 

 

私はすぐにモモンガさんの後ろに下がった‥‥ユグドラシルと同じ天使なら私以外なら瞬殺ね!

びっくりした~!!モモンガさんを貫いて光の剣が飛び出てきた。

 

 

「無様なものだ、下らんはったりで煙に撒こうと・・・ん!」

「言っただろ、抵抗することなく命を差し出せと、人の忠告は素直に受け入れるべきだぞ」

 

 

アインズは2体の天使を力任せに潰してみせた。

スレイン法国のマジックキャスターが驚き、浮足立ち始めている。

 

 

「お前たちがなぜ、ユグドラシルと同じ魔法を使い、同じモンスターを召喚できるのか

知りたかったんだが、まあ~それはひとまず置いておくとしよう。

次はこちらの番だ、ゆくぞ、殴殺だ!」

「全天使で攻撃を仕掛けろ!!いそげー!」

「皆、下がれ」

「レイリン、運んで~自力じゃ無理~!!」

「ハッ」

 

 

‥‥お姫様抱っこされた‥‥そんなこと考えてる場合じゃない。

モモンガさんの攻撃に巻き込まれたら‥‥確実に私死んじゃうよ。

 

 

「ネガティブ・バースト」

 

 

アインズの魔法で天使は一瞬で塵となった。

 

モモンガさん危ないじゃない!私がいるんだよ。もう少し気を使ってほしい。

兵達が魔法を唱えだした。いろいろな方向から魔法が飛んでくる

 

エンリは魔法が飛んでくると、騒ぎながらドタバタドタバタとよけているつもりになっていた。

実際はマーレが魔法を消していのだ。

 

 

「キャー!キャー!!!ちょっとレイリン、アウラ、周りの兵たちを殺さないように無力化して来てよ。マーレは私の事よろしくね」

「「「はい」」」

 

 

二人は行き追い良く飛び出し、無力化していくがエンリには動きが全然見えない。

ただ、人が倒れていくのだけしか見えていなかった。

 

 

「茶釜様、終わりましたわ」

「アインズ様と相対している者達は、制されたのでそのままにしてきました」

「レイリン、アウラ、お疲れ様。これで安心できるかな‥…モモンガさん後はよろしくね」

「あ・あ~茶釜さんは無理しないでください」

 

 

残りは兵数名と司令官と召喚したプリンシパリティ・オブザベイションだけになった。

司令官の焦りはよくわかる、天使がモモンガの魔法で一瞬、次にレイリンとアウラで瞬殺。

体験したことがない事態となっていた。

 

 

「プリンシパリティ・オブザベイションかかれ!」

 

 

天使は武器を具現化してアインズに殴りかかるが、片手で止められた。

 

 

「やれやれ、反撃と行こうかヘル・フレイム」

 

 

アークエンジェル・フレイムよりも少しだけ強いプリンシパリティ・オブザベイションも一撃だ。

アインズ達にしたら取るに足りない雑魚。それでもスレイン法国の兵にしたら強い部類。

 

 

「ありえるか!!上位天使がたった一つの魔法で滅ぼされるはずがない!!」

「ニグン隊長!我々はどうすれば…」

 

(あの司令官はニグンと言うんだね、ここまで名前もわからなかったよ)

 

 

「最高位天使を召喚する!!」

 

 

そのニグンは水晶を取り出して、自信満々に宣言する。

 

 

「モモンガさん、あれはちょっとヤバくない?セラフ・エイススフィアが出てきたら

面倒だし、私はすぐ逃げるわよ」

「それならまだいいです。セラフ・ジ・エンピリアンが来る可能性も?茶釜さんはこれらが出たら、ゲートを開くので退却してください」

「了解よ」

「アルベド、マーレ、全力で私と茶釜さんを守れ」

「ハッ」「は・はい~」

 

 

アルベド、マーレは前に出てスキルや魔法を駆使し、防御優先で守りに入った。

エンリとアインズを中心に、左右をアウラとレイリンがいつでも攻撃できるよう陣形を取る。

 

 

「見よ~!ドミニオン・オーソリティ」

「「・・・・・」」

「あの~モモンガさん綺麗な天使だね」

「茶釜さん何も言わないで…」

 

 

モモンガさんも真面目になるから、逃げる準備もしていたのに!

ドミニオン・オーソリティなら、レイリンでも倒せるじゃないのよ!

 

 

「ちょっと!ニグン隊長!思わせぶりでも『最高位天使を召喚する』て言ったんだから、最低でもケルビム・ゲートキーパーぐらい出しなさいよ!」

「なに?!」

「モモンガさん、時間も勿体ないからまた瞬殺で、くだらない相手だしレイリンにやらせてもいいけど?」

「あ~いや私がこのお遊びを、終わらせよう」

「お遊び!何を言っている!‥…まさか!!いや~ありえん!人類では勝てない存在を前に、ハッタリだー!ホーリースマイトを放てーー!!」

 

 

ドミニオン・オーソリティはホーリースマイトをアインズめがけて放ってきた

エンリはまたもドタバタ騒ぎ・・・

 

 

「ンギャーーーー!!撃ってきたよ!!マーレお願いよーー」

「は・はいーー」

 

 

結果エンリには、全然影響がなかった。

大騒ぎをしたけど、全く影響なし・・・これは恥ずかしい。

ここでいたたまれなくなり照れ隠しに走った・・・左手は腰に右手はニグンに向けて。

 

 

『フハハハハ!我が名を知るが良い。我こそがエンリよ』

「グ八ッ…茶釜さん!!!!なぜ俺にダメージ与えるんですか!!!!」

「ごめんね、照れ隠し…」

 

 

アルベドは、ホーリースマイトでダメージを負ったアインズを見て怒り狂っていた。

しかし、エンリからのダメージの方が大きく、別な意味で冷静になった。

アルベドはエンリの方を見ていた。

 

私を見ている・・フルフェイスで見えないけど絶対に睨んでいそう・・

モモンガさん関係で怒ったアルベドは怖い‥‥少し控えよう。

 

 

「終わりにしよう。『ブラック・ホール』」

 

 

アインズの魔法でドミニオン・オーソリティも即塵と化した。

 

 

「魔人をも超える力。お前はいったい何者なんだ」

「アインズ・ウール・ゴウンだよ。この名はかつて知らない者はいないほど轟いていたのだがね」

 

 

その時、空に亀裂が入り割れた。

 

 

「な・何が!?」

「何らかの情報魔法を使って、お前を監視しようとしたものが居たようだな、私の構成防壁が起動したから、たいして覗かれていないはずだが」

「ほ・本国が…俺を!」

「では、遊びはこれくらいにしよう」

「ま・ま・待ってほしい。アインズ・ウール・ゴウン殿!いやー様、私だけでかまいません、命を助けていただけるなら望む額を用意を、用意を」

「あなた間違っているわ、人間という下等生物であるあなた達が、頭を下げ命を奪われるのを感謝しながら待つべきだったの」

 

 

アルベド・・・今私も下等生物って事なんだけど・・・

 

 

「か・下等・生物‥」

「確かこうだったな?無駄なあがきを辞め、そこでおとなしく横になれ、せめてもの情けに苦痛なく殺してやる」

 

 

モモンガさん・・悪役が板について来てますよ。この世界で悪役になるの??

 

スレイン法国兵士は、意識ある者は放心状態だ。

 

 

「モモンガさん、殺すのはいつでもできるんだし、殺さず情報を優先しましょうよ」

「それもそうだな、アルベド、シャルティアにゲートを開かせ全員連れていけ。その後はナザリックで情報収集だ。まかせる」

「畏まりました」

 

 

エンリ達、アルベド以外は町に向かって歩き出した。

 


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