ダンマチの世界に如月 戦兎たちがいるのは間違っているのだろうか?   作:桐野 ユウ

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前回 リヴェラの街で殺人事件が発生をした、エボルトは誰かに見られており仮面ライダーエボルになり交戦をする。

だが彼も押されていた時にアイズとレフィーヤが援軍としてやってきて彼女を退かせた後、ブラックホールフォームへと変身をして敵を撃破した。


ベルに襲い掛かる

エボルトこと戦兎は、中庭で戦っていた。相手はシルこと奈菜が変身をしたジオウと戦っている。

 

「はああああああああああ!!」

 

ジオウのジカンギレ―ドがビルドGODラビットタンクに襲い掛かる、彼は冷静にドリルクラッシャーを出してジオウの武器を受け止めた。

 

そのまま離れると、ビルドたちは変身を解除をした。シルは店のほうはお休みのため変身をしてビルドこと戦兎に鍛えてもらっていたのだ。

 

「さて今日はここまでだ。」

 

「ありがとうお兄ちゃん・・・ふぅ・・・」

 

奈菜は疲れて座ったので、戦兎は魔法を使ってお水を出した。

 

「ほれ」

 

「ありがとう・・・ごくごく」

 

奈菜は水を飲んでいた、そこにロキがうーんとうなっていた。

 

「ロキねぇ、どうしたんだ?」

 

「あぁ戦兎かいな・・・実はなんか嫌な予感がするんや・・・・」

 

「「嫌な予感?」」

 

ロキはそのままダンジョンで何かが起るかもと言ったが、現在ダンジョンに言っているメンバーは・・・

 

「ベル君!!」

 

戦兎は思い出したかのように、名前を出した。

 

「エボルト、ベルたんがどうしたんや!!」

 

「今ベル君がダンジョンにいるんだよ、一人で潜ってみるかいと行ったから、彼のレベルなら15階層までならOKって言っちまったのを思い出したわ・・・まずいまずい!!」

 

戦兎は急いでダンジョンがある場所へ向かうのであった、ロキは急いでフィンとリヴェリアに言って追い欠けさせた・

 

一方でベルは?

 

「フレイム!!」

 

炎の弾を放ち魔物たちを倒していた、彼は持っている双剣を腰に収めて魔石を拾っていた。

 

「ふぅ・・・ここまでの魔物たちはエボルトさま達に鍛えてもらったから何ともないね・・・ん?」

 

ベルは先に行こうと歩きだした、だがその様子を一人の男が見ていた。

 

「さてベル・クラネル・・お前がフレイヤ様にふさわしいかどうか・・・試させてもらうぞ?」

 

彼は閉じこめていたのを解放させる。

 

「ぶもおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

「!!」

 

ベルは両腰につけている双剣を抜いて構えていた、姿を見る。

 

「ミノタウルス・・・・・」

 

彼はかつてミノタウルス戦でのことを思い出した、自信はエボルトが戦うのを見ているだけだった、だが今回は違う・・・そのエボルトは今自分のそばにはいない・・・だからこそ彼は持っている剣を強く握っている。

 

「いくぞ!!」

 

ベルはミノタウルスにむかって突撃をしていく、敵わない相手だとしても・・・自分が乗り越えて行かないといけないからだ!!

 

さてそのダンジョンに入ってベルを探しているエボルト。

 

「ベル君、いったいどこにいるんだ!!」

 

彼はグレーズを出して銃で魔物たちを撃っていた、彼は辺りを見ながら潜っているがベルの姿を見つけてない。

 

「エボルト!!」

 

彼は振り返ると、フィンやリヴェリア、アイズたちがいた。

 

「フィンたち来てくれたか、悪いが一緒にベル君を探してくれ!!」

 

「わかっている、そのために僕たちは来たんだ、」

 

「とにかく下へ降りていこう。」

 

彼らは全員で降りていきベルを探すのであった。

 

そのベルは現在ミノタウルスと戦っていた、だが彼はボロボロになっていた・・・頭からは血が流れており彼の白い髪は赤くなりかかっていた。

 

「ぜぇ・・・・ぜぇ・・・・(まずいライトニングとかで強化をしたけど・・・このミノタウルス・・・強い・・・けど!!)」

 

彼はボロボロになりながらも立ちあがっていた、あの時エボルトに助けてもらった自分がいたからだ。

 

それからは彼は訓練を続けていた、自信を鍛えるためにシュテルたちから学んだりして。

 

エボルトたちは降りて血の匂いがした、彼は走りだしてゴッドクロスドライバーを装着をした、彼はフルボトルを振ってラビットタンクフォームへと変身をしてベルがいる場所へ到着をする。

 

「ベル君!!」

 

「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

彼が到着をしたときは、ベルは折れてしまったもう片方の剣を投げてミノタウルスの目に当てていたところだ。

 

「ぶもおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

「・・・・・・・ベル!!」

 

アイズは武器を抜いていこうとしたが、エボルトがそれを止めた。

 

「アイズ、駄目だ・・・・」

 

「でも・・・ベルが・・・・」

 

彼女は悲しそうな顔をしていたが、エボルトも最初は助けに入ろうとした、だが彼の顔を見てやめたのだ。

 

「彼は、今試練を乗り越えようとしている・・・だから俺が手を出すことは許されないのだ。」

 

ベルはライトニングとフレイムを使い折れた刀身が燃え盛る剣と雷神の剣の如く電撃が纏っており、ミノタウルスを突き刺した。

 

『ぶもおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

ミノタウルスのこん棒がベルを吹き飛ばしたが、彼はそのまま両手にエネルギーをためていた。

 

「これが・・・僕の全力だああああああああああああ!!ライトニングフレイム!!』

 

ベルが放ったライトニングフレイムがミノタウルスに命中をして、エボルトはミノタウルスを見ていたが・・通常と違うのに気づいた。

 

(まさかあれは強化種!?ベル君はあんなのと戦っていたのか!?確かこの間レベル2になったばかりだが・・・いや可能性はあるな・・・・)

 

強化種のミノタウルスが倒れたのを見て、彼らはベルを回収をした、エボルトは魔石と素材を拾ってフィンたちと合流をして戻るのであった。




次回 ベルのステータス更新をしてレベルが上がっていた、アイズよりもはやくレベルアップをしたので二つ名を付けないといけないなと思った。

次回「ベルの二つ名!?」

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