ダンマチの世界に如月 戦兎たちがいるのは間違っているのだろうか? 作:桐野 ユウ
「ふーむ・・・・・・」
傷を回復をしたエボルトこと戦兎は髪に名前を書いていた、彼には子どもがいないはずなのに名前が書かれているのは彼が見ているのは前に助けたエルフの女性の名前だ。
彼女は現在も名前を思い出せないため、彼が付けることにしたがいい名前を思いつかないのだ。
「エルフ・・・エルフ・・・うーーーん。」
「エボルト、いったいどうしたのだ?」
彼が困っているところにリヴェリア、レフィーヤ、リューにもう一人声をかけてきた人物がいた。
「どうしたのエボルト?」
「あぁアリーゼたちか少しな。」
彼女はアリーゼ・ローヴェル、元アストレアファミリアの団長で現在はエボルト・ロキファミリアの団員へとなっている。
現在はロキ・ファミリアなども協力をしておりガーディアンたちが見回りをするほどだ。
そのためアリーゼもアストレアに頼み彼のところへとやってきた、本当はというと彼に恋をしてしまったのだ。
あの時から数年が経っているが、たまにやってきて話をしているアリーゼ、もっと近くにいたいなと思いこのファミリアへとやってきたのだ。
現在に至る。
「あぁ記憶を失ったエルフの子がいただろ?さすがに名前がないのは駄目だから名前を付けようと思ってな。」
「エボルトさまがですか?」
「あぁ・・・だがいい名前が浮かばなくてな・・・・」
「そういえばエボルトーーーシュテルたちの名前を付けたのってエボルトだよね?」
「あぁ俺がつけたな、だがあれは・・・・」
そうシュテル、レヴィ、ディアーチェに関しては前世の記憶から探してつけているが・・・カレンやアレナ、ティナに関してはあっちの世界で付けた名前だ。
「しかしエルフとなると別になる、リヴェリアやレフィーヤやリューのような名前を付けるとなるとな・・・・」
「そこまで堅くならなくてもいいだろうエボルト。」
「そうですよ!!」
「エボルトさま、一旦休んで考えてみたらどうですか?」
「・・・そうさせてもらうよ、ずっと考えていると頭が痛くなっていてな。」
そういって彼は部屋を出ていく、彼女たちはエボルトがつけようとしている名前を見ていた。
「アーナ、ケイ、ユウキ、ハンベルトって・・・最初の方はいいが・・・途中から変わってきている気がするのだが・・・・」
リヴェリアはため息をついていたが、彼女たちも苦笑いをしている。
一方でエボルトこと戦兎は中庭にてベルと彼女が戦っている、彼女が持っているのはエボルトが前に使っていたロッドを現在は使用をしている。
魔法の方もエボルトが教えた影響かメラやギラ、イオなどの火球呪文などを唱えることが可能となっている。
「メラ!!」
彼女が放ったメラをベルは回避をしている。
「く!!」
その様子を見ており、彼女の特徴な黒い髪などを見て名前を思いついていく。
「ふむふむ。」
「あ・・・・・・」
「ん?ごふ!!」
突然としてエボルトは地面に倒れた、その理由は彼女が持っていた杖が滑ってしまい、エボルトの顔面に命中をして彼は気絶をしてしまった。
「エボルトさまああああああああああああああ!!」
数時間後彼は目を覚ました。
「いててて、そうだあの時・・・ん?」
彼は左手に何かがつかんでいる感じがしてみていると彼女がいた。疲れていたのか彼女は眠っていた。
「・・・・あ!!エボルトさま!!もうしわけございません!!私が手を離したせいで・・・」
「気にしないでくれ、本来だったら気づけたのを俺もぼーっとしていたのでな、さて君の名前が完成をしたのでね送らせてもらうよ。」
「え?」
「いつまでも名前がないのは嫌だろ?それでずっと考えていたが先ほどの模擬戦で思いついたのさ。名前は・・・エレだ。」
「エレですか・・・」
「すまんな、名前が短くてだがその方が呼びやすいと思ってな。」
「エレ・・・わかりました、今日から私はエレと名乗らせてもらいますねエボルトさま・・・ありがとうございます。」
彼は彼女が喜んでくれたので良かったが・・・・
(まだ顔のところがひりひりして痛いな・・・あれは強力な一撃だな・・ドラクエで言う会心の一撃だな・・・・)
彼はそう思いながらエレの笑顔を見て守れてよかったなと思いつつ、彼はこれから起ころうとしている事件のことを考えるのであった。
次回 ロキ・エボルトファミリアは遠征に行くこととなり、今回はエボルト自身もついていくことになった。
次回「遠征再び、エボルト準備」