とある赤龍帝の転生伝   作:妖叨+

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えーごほん。今回の話で雨水さん、アポリアさんのオリキャラを使用させていただきました。
ご不満等がありましたら、私にも言っていただけるとすぐに修正します。

では、どうぞ!


♯5 武偵のたまり場

えー、みなさん。お久しぶりです。赤龍帝の遊馬良太郎です。

現在。俺はジャージに着替え神崎と遠山にコーヒー出して話を聞く。

 

「・・・で、何の用で不法侵入してきた?」

 

自分で購入してきた缶コーヒーを飲みながら聞く。

神崎は俺の質問を無視してコーヒーの匂いをふんふんかいでいる。

おい、こら。人の話聴けや。

 

「・・・このコーヒー、ギリシャコーヒーに似ているような・・・でも、ちょっと違うわね」

 

「人の話聞けや!」

 

椅子から立ち上がって怒鳴る。

なに!? この人!

 

「おなかすいた。何か食べる者はある?」

 

神崎は缶をテーブルに置くと、当たり前のようにさらっていいやがる。

会話がかみあってない! いや、それ以前の問題だ!

 

「知ってるんだろ? 俺、引っ越してきたばかりだからほとんど何もないぞ」

 

「なら、下にある『こんびに』ってところにいけばいいじゃない」

 

「俺の金出すこと前提で言ってるよな? それ」

 

「そうよ」

 

・・・・・駄目だ。こいつと話してたらまたあいつにあの屈辱を味あわせたくなるのは、俺の気のせいだろうか?

 

「まぁ、あたしが来たのは理由があるんだけど。あんた、強襲科(アサルト)であたしと同じパーティーに入りなさい」

 

「拒否権は?」

 

「ないわ」

 

拒否権がないなんて・・・いくらなんでも先時代的だろ。

 

「今日、模擬戦で勝ったじゃん。俺」

 

すると神崎は顔を真っ赤に染め上げる。

 

「あ、ああああれは無し! ああああああんなの無し! ノ―カウントぉおおおお!」

 

椅子から立ち上がりオリジナル地団太を踏み始める。

床には何の罪もないのに・・・。

 

「はいはい、わかりました。ノ―カウントね。なら、次の模擬戦で俺が勝ったらドレイ解放令を出してもらうからな」

 

そういった瞬間。遠山の顔が一気に明るくなる。その笑顔から察するにお前はドレイ宣言されたんだな・・・。

 

「いいわよ。でも、あたしがかったらそのドレイ制度は続くわよ」

 

って、今の発言から察するに俺、ドレイなんですね・・・。まぁ、次の模擬戦で勝てば問題ないか。

 

「じゃあ、俺はとりあえずコンビニ行ってきますわ」

 

そう言って俺はとりあえずコンビニへ行き弁当と遠山にはなんとなくバゲット。それと神崎に頼まれたももまんとやらは売り切れだったのでその原型であるあんまんしかなかったのでそれを購入して自室へ戻るのであった・・・。

 

 

 

 

 

 

///

 

 

 

 

 

「なんでももまんじゃないのよ! お使いもろくに出来ないの!?」

 

それが、自室に戻って神崎が俺にはなった第一声であった。

 

「仕方ないだろ。ももまん、売りきれてたんだぜ?」

 

「作るの待てばいいじゃない」

 

「それを短気なお前が待てるのか? 仮に出来あがるのを待っていたとしても絶対に『遅―――――――――――い!』とか言うだろ」

 

「うっ・・・」

 

図星を突かれた神崎は黙りこくった。

 

「それと、遠山にはこれだ」

 

「ああ。悪い――――――――どこのギャグ漫画でもこんな物を渡してくるのは無いと思うが・・・」

 

と俺が手渡したバゲットを遠い目で見ている。

まぁ、そのへんは気にするな。

そして、俺は弁当を。遠山はバゲットを。神崎はあんまんを食べている最中、俺が神崎に質問する。

 

「おい、神崎」

 

「アリアでいいわよ」

 

「じゃあアリア。俺をパーティーメンバーに入れて何がしたいんだ? 俺は武偵になってまだ日も浅い(というか浅すぎだよね武偵にしろ、赤龍帝にしろ)それなのに事実上Eランク武偵とパーティー組むのはリスクがあると思うが?」

 

「あたしには嫌いな言葉が三つあるわ」

 

「人の質問に答えろよ」

 

「『無理』『疲れた』『めんどくさい』この3つは人間の持つ無限の可能性を押しとどめるよくない言葉。あたしの前では2度と使わないこと」

 

知らねぇよ、そんなの。それに、どれ一つさっきの会話で使ってないし。

 

「そうね・・・あんた達は2人そろってフロントがいいわね」

 

フロント? あれか? ホテルにある・・・チェックインとかするところの事ではない・・・よな。

 

「なら遊馬だけでいいだろ! 俺を巻きこむな!」

 

遠山が此処で反論する。ナイスだ。

・・・・・と思ったが。こいつ、俺を売らなかったか?

 

「太陽はなぜ昇る? 月はなぜ輝く?」

 

「太陽が昇るのは天体上、そうなっていて月は太陽の光に照らされて輝く」

 

俺がさらっと答えるとアリアがあんまんほおばりながら言う。

 

あずれ(ハズレ)・・・っくん。そう言ってるんじゃないわ。物のたとえよ」

 

あ、そうですか。

 

「あんた達は2人そろって質問ばかり。武偵なら少しは自分で調べたら?」

 

だから! 俺は武偵ってやつをやったのは初めてなんですよ! というより、武偵やるのが初日なんです!

と喉元まで出かけたが押さえる。

 

「とりえず今日は帰れ。明日、改めて俺がヒン剥いてやるから、心の準備しておけ」

 

「「ブっ!」」

 

2人がなぜかそれぞれ食べていたものを吐く。

汚っ!

 

「そ、そういう言われることも予測積みよ!」

 

そう言って指差したのは、先ほどまでなかったはずのトランクだった。

・・・まさか。

 

「泊っていくわ」

 

俺は目をぱちくりしてから・・・。

 

 

「出ていけぇ!」

 

 

 

 

「「はい・・・?」」

 

この出ていけぇ! って言ったの俺じゃないからな。

もちろん遠山でもない。

アリアさんですよ。

 

「ちょっ・・・それはいくらなんでも理不尽というものじゃ――――――――」

 

俺は異議を唱えるがアリアは俺と遠山は首根っこを掴まれ何処かの漫画のように玄関から外に出された。

 

 

 

「・・・なぁ、遊馬」

 

「・・・この際だ。良太郎でいいぞ。遠山」

 

「・・・なら、俺もキンジでいいぞ」

 

そう言って俺らは立ち上がる。

 

「どうする? お前の部屋、占拠されたが・・・」

 

「どっかで時間を潰すさ」

 

「そうか・・・なら、いいところがあるぞ。俺はあまり好きじゃないが、悪いところじゃない」

 

キンジが携帯を取り出して誰かに連絡する。

 

「よし、あと5分しないうちに迎えが来るそうだ」

 

・・・・?

 

「まぁ、ついてこい」

 

そう言われ俺は遠山の後ろを着いていった。

 

 

 

///

 

 

 

第三男子寮前で待つこと5分・・・・

 

ぶぉおおおおおおおおおおおん!

 

夜中なのに近所迷惑なエンジン音が聞こえる。

 

「お、来たか」

 

誰が?

と、何やらスゲー男がHYOSUNG GV250にサイドカー付けているバイクが俺達の目の前で停止した。

容姿は黒髪短髪鉢巻きをし白い学ランを羽織っている男だ。

 

「よぉ、キンジ。なんだ? 久しぶりにあそこが恋しくなったのか?」

 

「まさか。ああ、紹介する。こいつは―――――」

 

車輌科(ロジ)獅子道 光太郎(ししどう こうたろう)だ」

 

よろしく。といった感じに手を上げる獅子道。

 

強襲科(アサルト)の遊馬良太郎。こちらこそよろしく」

 

そういうと、獅子道は少し考えるしぐさをした後、頭から豆電球が出てきた。

 

「お前が編入生のあの遊馬か?」

 

「あ、ああそうだが・・・」

 

そういうと、獅子道はよし! と言わんばかりに俺にサイドカーに乗ることを勧める。

 

「キンジ、お前はどうする?」

 

キンジにも聞くがキンジは首を横に振り「コンビニ行くわ」とだけ言ってその場を後にした。

 

「よし、良太郎。これ、つけとけ」

 

俺にヘルメットを投げ渡してくる。

ま、目っと付けるのは当然か。

 

「飛ばすからな。しゃべると舌かむよ」

 

「え? そこま――――――!」

 

反則! と言わんばかりのスタートダッシュで夜の人工浮島を通り抜け国道を爆走する。

これ、絶対に改造してあるだろ!?

いやむしろここでは改造して当然か・・・。

そんなことを思いながら早5分。

何やら小さな喫茶店に到着した。

 

 

 

 

 

///

 

 

 

 

喫茶店の名は『スレイトン』

どういう意味か分からないが・・・、まぁ入ればいいか。

扉を開ける。

そこには、大人数でいろいろしている。大体、20人くらい。

ビリヤードしてる奴からポーカーしてる奴、何やら此処のマスターに注文している奴。

なんだよ・・・ここ。

 

「喫茶店『スレイトン』通称、武偵のたまり場だよ」

 

知らねぇ~。俺の知ったことじゃないし!

 

「武偵高の男子生徒に関わらず女子生徒も少なからず来る」

 

「不要な補足をありがとう」

 

そういうと、なぜかこの店にいる全員が俺に視線を向ける。

!? なんですか!?

すると、獅子道が俺の前に出て俺の説明を始める。

 

「みんな、おそらく情報科(インフォルマ)の定期新聞。見ただろ? その一面を飾った男だ」

 

そういうと「「「「おー!」」」」

なぜか歓声が上がる。というより何? 定期新聞って。

その一面が俺なの?

 

「まぁ、好きな事をしろ」

 

そういうと、獅子道は大富豪を始めた。

 

「・・・・・」

 

やべぇ、居場所がねぇ。

そう思っていると、誰かに左肩を組まれた。

そこを見ると、ニット帽、ゴーグル、マスクを付けてる男or女が肩を組んでいた。

馴れ馴れしいな。

そう思うと、マスクは口を開く。

 

「お前が神崎を真っ裸にした遊馬か?」

 

いきなりその話題ですか。

 

「・・・・ああ、そうだよ。俺がアリアを真っ裸にした」

 

「その技を俺に教えてほしい」

 

「・・・・・無理だ。というより、お前じゃ使えない」

 

切り捨てるように言うと、そいつは「がーん」って感じに顔を地面に落とした。

その数秒後。

 

「俺はトール・ポルドウィンだ。ま、トッポって呼んでくれ」

 

「よろしく、トッポ」

 

そういうと、トッポはカウンター席に案内する。

そして、席に着くと。

 

「まぁ、とりあえず何か、頼めよ。今日は俺が奢ってやるよ」

 

というのでお言葉に召させていただく。

 

「マスター。俺にコーヒー頼むよ」

 

慣れた感じで白ひげの生えた爺さんに言うトッポ。

 

「じゃあ、俺はイチゴ・オレ頼むよ」

 

「かしこまりました」

 

そういうと厨房へ消えていった。

 

「と、まぁ。ここ(スレイトン)は暇人の武偵が集まるところだよ。まぁ、営業してるのは夜だけだどな」

 

「ほぉー」

 

「そういえば、トッポはどこの学科所属してるんだ?」

 

「ああ、俺は狙撃科と強襲科を掛け持ちしてるんだよ」

 

セリフサービスの牛乳(なぜ?)を飲み干し、袖口で口を付近ながら言うトッポ。

 

「へぇ~、掛け持ちなんて出来るのか」

 

すると、「お待たせしました」といってコーヒーとイチゴ・オレが運ばれてきた。

 

「まぁ。俺お祖の暇人の1人なんだがな」

 

マスクが若干動く。

笑ってるんだろうな。

すると、トッポが大富豪してる獅子道に問う。

 

「あれ? ランスロットとユウはどうしたんだよ?」

 

「ああ。彼らは遅れてくるそうだ」

 

「ほー、エリート様はお仕事がお忙しいようだな」

 

椅子を回転させながらうトッポ。

 

「人に言えるがらか? 双方ともにAの癖に」

 

獅子道がつまむ。それと同時に「ちげぇねや」とトッポが言うとこの店に笑い声響いた。

すると、1人の男が入って来た。

 

「お、超能力研究科(SSR)のエリート様。黒金ユウ様の登場だぜ」

 

誰かが言うとそのエリート様は「よせ。俺も好きでやってる訳じゃない」と切り捨てる。

 

「『破滅の(ラグナロク)福音(・ゴスペル)』の2つ名(ダブ)持ちの癖に、それをエリート様って言わんくてど―すんだよ」

 

「否定はしない」

 

そういうと、カウンター席に着き「オムライス」と短く言う。

 

「・・・お前が、遊馬か?」

 

いきなりの質問に少々困惑する。

 

「あ、ああ。そうだが・・・」

 

「よし。ならこんど手合わせ願いたい」

 

いきなり切り出された言葉。

 

「・・・無理。だって明日アリアとまたタイマン張らないといけないから」

 

そう呟くと、なぜかこのカフェに居た連中が一斉に俺を取り囲む。

 

『なら、明日もアリアたんのまっぱが拝めるの!?』

 

『カメラ持って行っていいですか!?』

 

『あんたなら出来る!』

 

『俺はあんたを尊敬するよ!』

 

などの事を一斉に言われた。

 

「あー! 俺は聖徳太子じゃないんだ! いっぺんに言うな!」

 

と言って明日の事について適当に説明する。

 

「という事で、お前ら持参するのはカメラorケータイ。そして、下心だ」

 

「「「「おー!!!」」」」

 

なぜか皆さん、拳を天に突きあげ、今日はお開きになったのであった・・・。

 




如何でしたか?
風邪などをこじらせて少々更新が遅れましたが、なんとか出来ました!
では、次回! ♯6 エクスカリバーだけで何とかしよう! 
御期待下さい!
感想、評価等お待ちしております
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