Twitterの方でとある方から許可を頂きまして短いですが書いてみることにしました。
完全にとある方さへ向けた作品なので、悪しからず・・・
元々小説書いたりしてみたいなぁと思ってたところでいい機会を頂きましたので、これから頑張って書いていきますのでよろしくお願いします。
アールアルムリリウムprpr( ˘ω˘ )
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月明かりが射し込む森の中で彼女の手を引きながら進んでいく、彼女は少し不安そうだ。当然だ、僕も知らない道なのだ。僕の手から伝わっているのかもしれない、けれども繋いだ手は深く絡んでいるから離れることはない。大丈夫。前だけ見る、後ろは見ない、僕が君のミチシルベだ。
どれだけ歩いたかわからない、どっちを向いてるかわからない、どこを目指してるかもわからなくなってきた、感情に任せて飛び出したはいいが計画なんてない。あっても僕の引き出しの中にクシャクシャになってるだろう、でも計画なんて無くていい、君がいるから。
歩く歩くひたすら歩く。少し早いだろうか?引っ張る手が重く感じる。ふと気が付くと前方に広場のような場所に大きな倒木がある、振り向かずに声をかけた「あそこで少し休もうか!」「・・・はいっ!」割と大きな返事が返ってきたので安心した。広場で足を止め念の為周囲を見渡す。月明かりのおかげかよく見える。問題なさそうだ、僕は倒木に腰掛けふぅっと息を大きく吐き出した。彼女は胸に手を当て大きく呼吸をしている。やはり早すぎたか・・・少々の罪悪感を抱きながら声をかける
「ごめんね、急にあんなことして」
彼女はまだ呼吸を整えている。
「君があんな風に言われるのを黙って見てられなかったんだ・・・」
僕の本音。噓偽りは一切ない。あるのは彼女への思いと想い。言葉にしなきゃ自分も納得できない。ようやく落ち着いた彼女が顔をあげて僕を見た、月明かりに照らされた彼女の顔はうっすら額に汗をかいていてるせいかいつもより綺麗に見える。あぁ、やはり僕は恋に落ちていた、深いとても深い穴に。
彼女は少し微笑んでこう言った「ありがとう。」
この言葉で救われた気がした、僕は正しかった、間違ってなかった。
「どういたしまして。」照れてるのか彼女を見ることが出来ない、見たいのに。月明かりが少し鬱陶しくも思った。
「ここはどこでしょうか?」彼女は辺りを見渡しながら言う「かなり遠くまで来ましたね。どうしましょうか?」
「とりあえず、月が照らす道を頼りに進もうか、深い森のようでここは案外広くないんだ。」
「以前来たことが?」
「遠い昔にね。」
「その時も女性の手を引きながら?」
「ち、違うよ!」驚いた、突然このようなことを言われると思わなかった、彼女はクスクス笑っている、恥ずかしくて顔を見ることができない。「大丈夫ですか?」気づけば目の前に彼女がいた。驚き後ずさる「だ、大丈夫大丈夫!」もう少しでキスできる距離だった、さすがにそんなこと出来ない。
「そろそろ行きましょうか?もりのさん?」
「そうだね、方角だけ確認しようリリウム。」
これは僕と彼女の分かりやすくも儚い夢の物語。