奏 「結弦、一緒に勉強しよう」
音無「どうしたんだ突然?」
奏 「もうすぐテストがある。
だから、一緒に勉強しよう」
音無「そ、そうか……この世界にもテストがあるのか……」
ゆり『そう、もうすぐテストがある。
今回はそれを利用した作戦を実行するわ!』
ずいぶん突然入ってくるな……
日向『何をどうするんだゆりっぺ』
ゆり『天使のテストを徹底的に妨害してテストで赤点を取らせまくる!
そして天使の信用を失墜させるのよ!!』
音無「……そんなことして何になるんだ……」
奏 「結弦、テスト勉強は大事。
しっかり良い点取らなきゃ留年しちゃうよ」
いや、成仏しない限り永遠に留年するんじゃぁ……?
ゆり『教師からの信用を失墜させられれば、生徒会長を辞めさせられるかもしれない!!』
日向『それが何になるってんだ……』
ゆり『今の天使の行動は至極シンプルよ。
音無君と一緒に居たい。それだけ。
前回のオペレーションで私たちが酷い目にあったのは生徒会の仕事を減らす為だった。
だったら、クビにしてしまえば……どうなると思う?』
音無「確かにそれは良い案だが……何か別の方法は無いのか?」
奏 「テストの点に近道は無いわ。しっかり頑張らないと」
ゆり『それ以外にクビにする方法があるの?』
音無「…………仕方ない。手伝うよ」
「『じゃ、早速始めましょ」』
奇跡的にハモったな……
ゆり『天使と同じ部屋でテストを受ける準備は済ませてあるわ。
今回のメンバーは私と日向君、大山君、高松君、竹山君あと音無君よ』
ゆり『今日の席順はくじで決まるわ。
みんな、天使の前を引き当てなさい!!
あと音無君は天使の後ろを引き当てなさい』
音無「って言われてもなぁ……」
日向『何で音無は別の場所なんだ?』
ゆり『天使の前に座った人が最後に答案用紙をすり替えるの。
音無君じゃ天使相手に隠密行動はできないわ』
音無「どうしたもんかなぁ……」
奏 「結弦、どうしたの?」
音無「あ、いや、あの……お前の後ろの席になったらいいなぁ~と」
奏 「それだったら、くじをすり替えればいいわ。
誰かが教室の後ろの方で騒ぎを起こして、その隙にくじの箱ごとすり替えちゃえばいいの。
その時に目的の番号だけ抜いておいて、自分の番になったらあたかも箱から取り出したかのようにすれば自由な席に座れるわ」
音無「そんな手があったのか……」
ゆり『みんな聞いた!?
急いで準備して!!』
くじ引きの結果……
ゆり 8 15 22 29 竹山
2 9 16 23 30 奏
3 10 17 24 高松 音無
4 11 18 25 32 39
5 12 日向 26 大山 40
6 13 20 27 34 41
7 14 21 28 35 42
音無「なんかゆりと日向は遠いな……」
ゆり『まあ、色々と事情があってね』
日向『良い場所はNPCに全部取られてたからな』
竹山『それで、これからどうすれば良いんですか?』
ゆり『さっきも言ったように、テストの答案をすり替えるの。
竹山くんは答案用紙が配られる時に2枚持っておきなさい。
回収のタイミングを見計らってすり替えるの』
竹山『ですが、目の前でやったらすぐにバレますよ』
ゆり『日向君、タイミングを見計らってアクションを起こしなさい。
全員の注目を引きつけるの』
日向『はぁ!? 俺がやるのか!?』
ゆり『何の為にあなたをオペレーションに入れたと思ってるの』
日向『ま、まさかそんな役割の為に……』
竹山『大体分かりました。では、そのすり替える解答はどうしましょう?』
ゆり『全部白紙……だと逆に怪しいか。
バカみたいな答えを書いておきなさい』
竹山『そんな無茶な……』
ゆり『大丈夫よ。上から将来の夢でも書いておきなさい。
イルカのし~くいん~とか、ひこ~きのパイロット~とか』
竹山『物理のテストですよ!?』
日向『そりゃすげえバカだなぁ……』
音無「……改めて考えると酷い作戦だな……」
奏 「どうしたの?」
音無「……いや、何でもない」
………………
先生「じゃあ後ろから回収してー」
日向「な、なんじゃありゃぁ!!! グラウンドから超巨大なたけのこがにょっきにょきとぉぉ!!!!」
アホ日向っ!!
音無「か、奏!! 超巨大なたけのこだってさ!! 見てみようぜ!!」
奏 「いらない。私は結弦だけを見ていれば……
ズゴォォォッ!!! 「グエッ」
奏 「!?」
音無「な、何だ!?」
REPLAY ラ~ラララ~ラ~ラ~ラ 「グェエェェェェッッッッ」
(BGM Brave Song)
日向『ゆりっぺ!! 何で俺が飛ばされなきゃならねぇんだよ!!』
ゆり『うっさいわね。フォローしてあげたんだから、感謝しなさいよ』
日向『おかしいだろ! 何でだよ!!』
ゆり『じゃあ次は高松君、お願いね』
高松『それは日向さんの役割では!?』
ゆり『狼少年の話、知ってる?』
高松『繰り替えされる嘘は信憑性を失う……
分かりましたよ! 何が何でも皆が注目する何かを考え出さなくてはっ!!』
竹山『で、次のテストはどうしましょうか?』
ゆり『教科は…………物理はさっきやったし、世界史と英語も原作でやったし……』
竹山『あの、何の話ですか?』
ゆり『数学と国語もちょっとやったから……
日本史ね! 間違いないわ!!』
竹山『いや世界史ですからね!? 間違ってますからね!?』
ゆり『竹山君、ノートパソコン貸して?』
竹山『僕の事はクライストと……って、勝手に使わないでください!!』
ゆり『エンジェルプレイヤーを起動してっと…………できたわ。これで日本史になったわ!!』
竹山『なんという技術の無駄遣いを……』
ゆり『それじゃ、次の解答は日本人の名前を全部外国人の物にしなさい。
名前が出てこない問題も外国っぽく答えておきなさい』
『問 桶狭間にて今川義元を打ち破った戦国大名の名前は?
模範解答 織田信長
誤答 ユリウス・カエサル
問 織田信長が行った、商人の組合を解散させ、自由に商売ができるようにした政策を何というか
模範解答 楽市楽座
誤答 南北戦争 』
………………
先生「それじゃ後ろから集めて~」
高松「…………先生」
先生「何か?」
高松「実は私……
着痩せするタイプなんです!!」
音無「す、すげえぞ奏! 見ろよあの筋肉!!」
奏 「……結弦はあんな感じがいいの?
だったら私も……」
音無「い、いや、奏はそのままで居てくれ! 頼むっ!!」
奏 「分かった」
ギュオオォォォッ!!! 「ぐはっ!」
奏 「!!」
音無「………………」
REPLAY ララ~ラ~ラララ~ラララ~ララララ~ 「ぐぅはぁぁぁぁぁっっっ!!!!」
(BGM Brave Song)
高松『おかしいでしょう!! どうして私が飛ばされるんですか!!
ちゃんと引きつけたじゃないですか!!』
ゆり『あれは音無君の手柄であってあなたの手柄じゃないわ』
高松『だからって飛ばす意味が無いでしょう!!』
ゆり『それよりみんな、お昼にしましょ♪』
※投稿小説では歌詞を書くのは禁止らしいのでメロディだけにしておきました。