俺と幼馴染と時々馬鹿   作:一致するな

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馬鹿と馬鹿が合わさると暑苦しい

曇りのない空。

ギラギラ光る太陽。

誰がどう見ても快晴だと分かる昼下がりの出来事。

 

俺たちはある事で揉めていた。

 

 

 

「お前は全っ然わかってないね!!!」

「お前の方こそ何一つわかってねえよ!!!」

 

 

俺、神崎悠太とこのバカ、上川真也はこの暑い中更に温度を上昇させるのではないのかと言わんばかりに激しい口論を続ける。

 

 

「なんで俺がこんなに言ってるのにあいつらが一番だってことが理解できねえんだよ!!!!」

「いーーーや、一番は絶対にあいつらだ!これだけは絶対に譲れないしお前も理解できねえんだよ!!!!」

 

今俺たちが争っている事の発端は最近流行りのガールズバンドでどのバンドが一番かという些細なことから始まった。

最初はやっぱ一番は_____だろという何気なく呟いたつもりだったが真也はそれに乗っかってきて、は?何言ってんだ、一番は____だろ?という発言にほんのすこーーーしムキになってしまい言い返す内にこうなってしまったというわけだ。

 

「悠太、いいかよく聞け。お前の幼馴染たちがバンドをしているから好きだと言うのは十分わかった。だがな、そういうひいきの目で見て一番とかいうのはあいつらにとってもよろしくないと俺は思うぞ。」

「は?お前は今まで何を聞いてたんだ?確かにあいつらは幼馴染だけどあいつらの演奏は世界で一番だしパフォーマンスだって最高だ。それにあいつらが一生懸命頑張ってる姿だって知っている。幼馴染だろうがなかろうが関係ない!あいつらが一番なんだ!お前こそボーカルの子とベースの子が幼馴染だからってひいきしてんなよ!」

「バカ悠太!俺だって別にひいきしてるわけじゃねえよ!あの歌声、演奏、そして何よりも5人の絆!全部が素晴らしいんだ!もう俺はあいつらなしじゃ生きられないってほどに色々見て思わせてくれた!最高のバンドなんだよ!」

 

 

この会話を第三者に見られたら別にそれは個々の意見だし誰が一番でもその人がいいなら良くない?と言われそうだが一つ言わせてくれ。

 

 

仰る通りです。

 

でも男には譲れない時があるんだ!!!

それが今この瞬間なんだよ!!!!!

 

 

「ぜぇ……ぜぇ……こんなクソ暑い日に叫んだらめちゃくちゃ疲れちまったよ。」

「こっちのセリフだっつーの。とりあえずこの勝負は後でまた話し合うとして腹減ったから飯くれ。」

「いや今家になんもないぞ。昨日で食料尽きたから今日買いに行こうかと。」

 

俺は今一人暮らしをし生活をしている。

食料も一人分だけでいいし週に一回買いに行ってまとめて買うくらいで足りるから必要最低限しか買わない。

 

 

「マジかよ。なら外で食うか?お前の奢りで。」

「外食は賛成だけど奢るのはお前だ。」

「いや、俺今金ないよ。」

「何しに来たんだお前。」

 

このままじゃらちがあかないのでとりあえず飯代は貸しという形で俺たちは外に出る。

 

 

 

 

俺たちの日常はいつもこんな感じ。

この日がずっと続けばいいのになって口には絶対に言えないが心の中では思う。

なんだか照れ臭いけどな。




最初の1回目なんでこんな感じでいいかな?
次回からガルパキャラ出ます
バンドとか隠してたけど隠す意味あったの?ってなりそう
次はもう少し長くなります
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