side うちはサスケ
ナルトがイタチと話を付けたらしい。戦いは必須となるだろうが、それでももう一度イタチと話ができる。
武器、手の内に手裏剣の口寄せ術式。刀、鈍。両目に万華鏡写輪眼、左に天照、右に加具土命、両方を使って須佐能乎。術、火遁と雷遁、そして仙術。恐らく仙人モードには入らせてくれないだろうが、幻術を使っている間なら身体は動くことがないからもしかしたら使えるかもしれない。これはあくまで兄弟喧嘩だ。そこに誰かを入れるつもりはない。たとえそれがナルトであってもだ。
お互い頑固なことは知っている。一度これと決めたことはそれこそ死なない限りは諦めないだろう。兄さんがそういう人間なのは知っているし、兄さんも俺がそういう人間なのは知って……知らないかもしれない。
「ところで先生のあのマスクの下ってタラコ唇だったりすんのかね?」
「……い、きなりどうした、ナルト」
一瞬想像して吹きかけたじゃねえかいきなり何言ってんだこいつは……?
「あるいは出っ歯……もしかしておちょぼ口……」
「ヤメロォ!イタチとの戦いの前に変な想像をさせるな!」
「ちなみに俺はその答えを知っている……知りたかったら生きて帰ってこい」
「お前な……こう、もう少し真面目な雰囲気のまま送り出そうとかそう言うのは無いのか?」
「シリアスは前世に置いてきた。もう色々面倒だから軽く生きていくぞ俺は。と言うか俺がシリアス始めたら三日後には木の葉の里が物理的に消滅して地図がかなり書き変わることになると思うぞ?」
「はぁ……じゃあお前はイタチをどうやって真面目じゃなく呼び出したんだ? 兄さんは軽い言葉じゃ呼び出せないだろう」
「ああ、『もし来なかったらお前の弟を妹に変えてうちはの血を広め直してやる』って書いた紙を押し付けた」
「お前馬鹿じゃないのか!?」
「だが実際効果はあったようだぞ? ほら見てみろ、あそこにいるのが割と命にかかわる病気のくせに大事な弟の事が心配過ぎてまたもや木の葉の里の結界を抜けて俺がお前に何かしようものなら天照で速攻焼き払おうとしているお前の兄だ。怒りと興奮で顔の穴と言う穴から血を流しているのが見えるか?」
「なんで来てんだよそんなことできるわけないって少し考えれば……いや、ナルトならあり得る……?」
「なってみるか? 女。変化の術とかじゃない本物に」
「お断りします」
ハ,,ハ
( ゚ω゚ ) お断りします
/ \
((⊂ /) ノ\ つ))
(_ ⌒ヽ
ヽ ヘ }
ε≡Ξ ノノ `J
影分身の術!
ハ,,ハ ハ,,ハ
( ゚ω゚ )゚ω゚ ) お断りします
/ \ \ お断りします
((⊂ /) ノ\ つノ\つ))
(_ ⌒ヽ ⌒ヽ
ヽ ヘ } ヘ }
ε≡Ξ ノノ `Jノ `J
水遁・お断りします!
お断りします
ハ,,ハ
( ゚ω゚ )つ日 ザバー
. .川
火遁・お断りの術!
\ ヽ ! | /
\ ヽ ヽ / / /
お断りだああああああああああぁぁぁ!!
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,イ
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,,, ,r‐、λノ ゙i、_,、ノゝ -  ̄
゙l ゙、_
.j´ . .ハ_, ,_ハ (.
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). c/ ,つ ,l~
´y { ,、 { <
ゝ lノ ヽ,) ,
「そこまで嫌がらんでも」
「いや普通にこのくらい言うだろう誰が好き好んで男から女になりに行くんだよ」
「俺の知り合いに白って男が居たんだが、今ではそいつ女になって憧れの人の隣で幸せ新婚生活もどきを送ってるぞ」
「……マジかよ……!?」
「……あーいや、付き合いは相当長かったから新婚と言うより熟年夫婦か?」
「訂正するところがそこってことは割とマジなんだな? そうか……そう言う奴もいるのか……」
俺にはまだよくわからん。俺がイタチに愛されていた、大切にされていたってのはナルトから話を聞いて何となく理解したつもりだが、それで俺が誰かに愛を向けられるか、そしてどんなものを愛と呼ぶのかはわからないままだ。
……愛、か。俺にもいつか愛おしいと思える者ができるのだろうか。俺の中から愛と言える感情が芽生えることはあるのか。そもそも俺に愛なんて感情を抱く余地があるのか。未来の事はわからないが、自分の事もわからない。こんな精神状態ではイタチに勝てるはずがないとわかってしまう。きっと兄さんは俺の事を殺しはしないだろうが、弱ければ確実に鍛錬のような気分で追い詰めてくることだろう。
今は、今だけは、兄さんとの戦いに集中しなければ。
「あ、じゃあ兄の方を女にしてみるか?」
「お前ほんといい加減にしろよ?」
Q.どんな呼び出し方法!?
A.効果はあったのでいいと思います。
Q.ちなみに、できんの?
A.結論だけ言えば可能。