side うずまきナルト
湯隠れ出身のローカル邪神教徒と滝隠れ出身のロートル心臓マニア、そして植物人間に加えて怪人サメ男までもが俺を狙って動き始めたという情報がオカマ丸とイラチの両方から入った。早々殺せない俺に対してのカウンターを狙っているのかどうかは知らないが、湯隠れ出身の不死身男は死なないからと言って再生や復活が早いわけじゃないってのはわかっているし、心臓マニアは五回殺せば死ぬ。正確には五回殺すのではなく五つの心臓を全て潰せば一回殺しただけでも死ぬわけだが、まあ変わりはない。植物人間は輪廻眼なりなんなりでチャクラを奪ってやれば消えるしかないし、怪人サメ男はチャクラ量が並外れているのと武器がなんか生きていてチャクラを食うの以外は普通の水遁が強い忍でしかない。結局殺しに来た相手は基本殺し返すのみ。特に今回は俺の動きを絶対に封じるためとその後詰めにこいつらが派遣されてきているわけだ。それにどうも七尾こと……昆虫王者が言うには七尾の人柱力を襲って無力化したのはその二人だったそうだから油断はしない。ちょっと塵遁で分子レベルまで崩壊させたら生き返るのかの実験をしたいと思っているだけでこれは油断ではない。
ちなみに俺の他人の名前覚えられない病のようなものの事は昆虫王者には伝えておいた。呼ばれたいなら頑張っては見るが十年くらい見といてほしいと言うことも伝えた。そして九喇嘛やショ狸の今の姿についても俺がそう言う存在だと認識したり呼んだりしたせいでチャクラ生命体としての形が変わってしまったためにそんな姿になったのだと。なお昆虫王者の名前は気に入られたのでそのまま呼ぶことにした。まあ実際元からそんな感じだったせいで変わらんしな。元の形をよく覚えていないが本人がなんとなく変わった気がする程度の認識なんだからまあ別にいいだろう。虫ってのは幼虫と成虫で姿が大きく変わることもある生物だから、自分の姿が変わると言う事にあまり頓着しないのかもしれん。
しかしどうするかね。情報じゃあ俺がいつ現れるかわからないから心臓マニアと邪神教徒が殺られないようにとある意味護衛のようなことをしているそうだ。本来は二人一組で動くところを四人一組に変えたと言う事になるが、それは実際意味があるのかわからない。その相手が俺だと言うならはっきりと無駄だと言わざるを得ない。実際無駄だからな。
俺は基本的に襲われない限りは反撃しない。襲われると言うのは計画を練るところまでは見逃すが計画の前準備を始めたらアウトと言う認識。つまり某戦犯は許さない。卑劣様は俺に関係ないから許す。卑の意志は脈々と受け継がれている。
『ところでなんでこんな殺風景な世界に一本だけ青々とした樹が?』
『ああ、あれ神樹だ』
『は? いや、俺達こうしてここにいるだろう?』
『中身ごとナルトが作ったそうだ。だからナルトは九尾の人柱力で一尾の人柱力で七尾の人柱力でありながら十尾の人柱力でもあり、六道の爺とは類の異なる六道仙人と言う事だな。まあぶっ飛び具合はナルトの方が上だろうが』
『なるといじょうにぶっとんでるやつがいたらせかいがもたねえよ』
『以上どころか少し足りない程度でも持たない気がするな』
『『『はっはっはっは』』』
『笑えねぇ……全く笑えねぇよ……』
まあこれで笑える奴がいるとしたら俺くらいなものだろう。それに加えて色々と諦めざるを得なかった尾獣たちとか。まあ尾獣たちの場合目が死んだまま笑っているが。
……そう言えば、俺は六道仙人の術はほとんど使っていない。たまには試しておかないといけない気がする。
万象天引、神羅天征、地爆天星、天碍震星、あと使った事は無いが万華鏡写輪眼ではなく輪廻眼になって初めて宿る術もあったはずだ。確かめておかないと。できれば仙人モードが使えないから感知系のを強化してくれると嬉しいね。できるかどうかは知らんけども。
『おーいナルトがまた自分を強化しようとしてるぞー』
『わーい世界の終わりだー測り知れないー』
『やったーこれでせかいはへいわになるぞーみなごろしてきないみでー』
『おっふ(白目)』
お前ら後でモフり倒して……七尾モフれないな。仕方ない某殺せんせーの如くたっぷりと手入れをしてやる。
Q.輪廻眼の瞳術ってどんなものを使えるようにするおつもりで?
A.待て次回。
Q.卑の意思とな?
A.脈々と受け継がれておりますな!