side うずまきナルト
オカマ丸からちょっとした連絡があった。なんでもイラチと一戦やらかすことになったそうだが、今のイラチとオカマ丸のどっちが分がいいかを聞かれてしまった。まあ残念なことに7:3イラチなんだよな。オカマ丸は自分の大切な人を失っていないから現状自身の万華鏡写輪眼は持っていないし、イラチはイラチで病気だったのが治ったから強化されているし、万華鏡で須佐能乎を使われたらそれこそ何の抵抗もできずに殺される未来しか見えない。
「ちゃんと身体の予備は用意してあるか? 死んだ時にちゃんと蘇れる準備は大事だぞ?」
「もちろんちゃんと用意してあるわよ……ねぇ?」
「詳しくは君には言えないけどね」
「呪印と細胞を合わせてって所?」
「 」
「……君はどこでそういう知識を手に入れてくるのかな?」
「俺に変な情報源があるのは知ってるだろ。俺はそれ以上は教えねえぞ……さてそれはそうとして、何かご入用ですか?」
「君が欲しいわ」
「相手の細胞一つ一つに繋がる経絡系を攻撃する術があるんだけど喰らってみるか? 復活できないようにするための術だが」
「やめておくわ。私は死にたくないもの」
「俺自身でなく細胞くらいだったら売ってもいいけどそれから何か作った結果被害が出ても俺は知らんからな? 責任はそっち持ちな?」
「ちなみに予想できる被害はどの程度かしら?」
「細胞一つを植え付けた実験体が細胞そのものに秒で食いつくされて細胞が石も金属もチャクラも食いながらただひたすらに成長を続けいつの間にか大陸全土が俺の細胞からできた肉の塊に埋め尽くされて人間も生物も滅ぶ可能性がまあ十回やったら四回か五回くらい?」
「やばいわねそれは。と言うか実行したことあるの?」
「特殊な結界で封鎖した世界でやった。最終的に結界ごと消滅させる羽目になった。もう二度とやりたくないけどお前さんがやるなら俺は悪くないと開き直れるからな。まあそうなったら世界中の多くの忍術が人間と一緒に消えることになるだろうけども」
「ちょっと試してみてもいいかしら?」
「いいけど結界の中でやってな。可能なら中身ごと全部消せるタイプの」
「もちろんよ」
「ああ、それと俺の細胞を結界で抑え込もうとするんだったら最低限四紫炎陣、可能なら四赤陽陣あるいは六赤陽陣辺りを持ってこないと難しいから気を付けてな。危険度も鑑みて6000万両になります」
「いい値段するわね……でもいいの? マダラや柱間と比べてずいぶん安いじゃない」
「俺の欠片の欠片が俺に勝てるわけないだろ? それにこの世界のチャクラ以外は再現できないみたいだしな」
「まるでこの世界の外があるような口ぶりね……あるの?」
「あると言えばあるな。あんたが行けるかどうかは知らんが」
さて営業は終わりだ。細胞と言っても髪一本、これから一体どれだけの物を作れるのか……楽しみ、と言うよりは期待していると言う方が合っているか。世界を滅ぼす一助となる様にとな。
「そうそう、一応言っとくが暁に協力したいんだったら俺は止めないが、俺に敵対することがほぼ確定しているからそのつもりでそっちにつけよ」
「……どこまで知ってるのかしら?」
「どこまでだろうな」
まあ、基本的に俺に敵対しようとしなければ殺されることはまず無いからそのつもりでな。木の葉の上層部は既に俺に敵対していると認識しているから機会があれば絶対に殺すがな。
Q.ナルトの細胞を植え付けた場合どうなりますか?
A.ナルトの細胞に身体を乗っ取られて細胞に刻まれた欲(睡眠欲)に従って存在するだけの何かになります。つまり寝ながら勝手に死にます。
Q.オカマ丸は暁に協力するの?
A.したら殺すよと念を押されたので多分しない。