エイプリルフールとか何を書けばいいのか……
side うずまきナルト
原作であれば、ペインの本体とナルトの対話があった。本体はナルトとの会話でナルトを信じ、輪廻天生を使って死にたての木の葉の住人達を生き返らせてから自身は死んでいった。
だが、この世界においてはそんなことは起きようがない。俺はうずまきナルトだが、同時に英霊である織斑一夏でもある。そして六道仙人の息子のチャクラを両方継いでしまった、異端の転生者だ。お陰で兄と弟のチャクラは混じり合い、二度と離れることが無いだろうと確信できるほどに同一化してしまった。ちなみに六道仙人には会ってない。
恐らく、弟の方はうずまきナルトの身体に惹かれて宿ったのだろう。だが兄の方は織斑一夏に惹かれて身体に宿った。その結果、ある意味で長く続いた六道仙人の因縁は幕を閉じたと言う事になる。
ちなみに弟の方についてはともかく、兄の方に気付いたのには理由がある。以前、俺自身の万華鏡写輪眼を開眼した直後に永遠の万華鏡写輪眼に変化したが、俺の万華鏡写輪眼には五本の直巴があった。サルケがイラチと交換して得た永遠の万華鏡写輪眼は、原作のそれと違って中心部の巴がかなり曲がって中心の六角形の中に納まっていた。少なくとも、サルケは六道仙人の息子たちの兄の方の転生者ではない。
まあ、そんなことはどうだっていいんだ。重要なことじゃない。この世界にとっては重要かもしれないが、俺にとってはどうでもいいことだ。
敵は殺す。敵であるならば問答無用で殺す。天道を切り捨て人間道を磨り潰し修羅道を爆破し地獄道をぶち抜き二体の畜生道を物理的に一つに纏め餓鬼道を塵に変え、最後の外道を持つ男のいる場所にやってきた。
「よう。殺しに来たぞ」
返事は黒い棒だった。チャクラの受信機であり刺した相手のチャクラの流れを妨害するそれは、しかし俺の皮膚すら傷つけることのないまま弾かれた。
即座に紙が俺の周囲を飛び交うが、全て纏めて塵に変える。尾獣玉で螺旋丸なんて物を作ってみるのも悪くはないが、こういう時には求道玉の方が便利だ。術とか全部まとめて消せるからな。仙術系だと消しきれないこともあるが、まあ今は関係ないわな。
「おいおい、今のが最後の手段か? 随分となまっちょろい攻撃じゃないか」
「……なるほど。小南、退がれ」
「駄目よ!今のあなたの身体は……!」
「退がれ。死ぬぞ」
いや、退がっても死ぬけどな? しかし、敵が目の前にいるってのに余所見ができるとはこいつ結構余裕あんのな。戦闘中によく話をしたりする世界だが、まさかこんな時にまで話をするとは。もしかしたら何かの仕込みに必要な時間だったりするのか?
どちらにしろ、聞いてやる義理は無い。
「なあ、殺していいか?」
「……里の復讐と言う訳か」
「は? いや別に? 俺あの里嫌いだったしむしろ今回の事で後腐れ無くなって感謝したいくらいだが?」
「お前の友を殺したぞ」
「人はいつか死ぬもんだ。早いか遅いかは別として、結局のところ滅びに向けて進んでいることに違いはない。何を悲しむことがある」
「お前の親を殺したぞ」
「親は子より先に死ぬもんだ。死ぬか殺されるかは決まってないが、俺の親は殺される方だったってだけだろうよ」
「……では、お前は何のためにここに来た?」
「話聞いてなかったのか? 初めに言っただろうが。お前を殺しに来たんだよ」
訳が分からないと言う顔をしている。人間が人間を殺す理由は憎悪と復讐心が根底にあるからだと本気で信じていたような顔だ。別にそう言う感情以外でも人は殺せる。
俺はそうは思わないが、人を殺すのが楽しいから人を殺すものがいる。強い相手と戦いたいから戦い、そして殺してしまうものがいる。仕事だからと感情と共に殺すものがいる。そして俺は自分の命を守るために敵を殺している。
俺の意志に一番近いのは、人間の理屈ではなく獣の理屈だろう。
腹が減った。生きるために食う必要がある。狩った。食った。生きている。
襲われた。返り討ちにした。敵の群れを壊滅させた。生きている。
そう言った単純な世界の流れが今の俺を生かしている。
「……平和が、遠のくな」
「いやいや、平和にはなるさ。と言うか十尾だっけか? それより俺の方がなんぼか強いからそんな物を作っても大した抑止にはならんぞ?」
俺はその場にいた二人の首を刎ねた。紙を使う女の方は自身の存在を紙に移し替えていたが、術の中心を刻めば問題なく殺すことができた。これでまた世界は進むわけだ。
……さて、それじゃあこいつの加齢臭のする輪廻眼を抉り取って、白ゼツとか言うのが邪魔だから自然エネルギーを注ぎ込んで胞子の術で潜んでいるこいつらを炙り出して皆殺し。そして俺はこんな目は欲しくないので螺旋丸で磨り潰し……たかったんだが輪廻眼そのものにチャクラを吸収する力があったようだから仕方なく手作業で磨り潰し、この世から消す。これで穢土転生ならともかく輪廻天生を使えるのは俺だけになったわけだ。ちなみに使う予定は現状これっぽっちもない。
そういう事で新しく目を作って移植しておく。こっちで見えるものを調整できるようにな。なお六道の力以外の特殊な能力は使えないようにしておいた。輪墓? 使わせねえよ?
Q.まってどういうこと?
A.先にマダラの目を潰してデチューンした奴を代わりに填めとくよ!一応六道仙術は使えるよ!ただし本人に合った瞳術は使えなくなるよ!そして合図を送れば自爆するよ!
Q.ナルチカってなんかブレブレじゃね?
A.今まで一度もぶれたことが無いものだけナルチカと作者に石を投げよ。