NARUTO〜ほんとはただ寝たいだけ〜   作:真暇 日間

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今日のサスケ

「ひどい目にあったが今日もここにマイクロビキニがある」
「あるな」
「マイクロビキニって、どのくらいの面積あたりからマイクロビキニと呼ばれるようになるんだ?」
「俺に一般的な感覚を聞くな。知るわけないだろそんな物」
「ちなみにだが俺は今オープンブラを付けている。授乳がやりやすい」
「そうかい」
「兄さん……姉さんも同じだな」
「そうかい」
「サクラもだ」
「そうかい」
「ヒナタもそのはずだ」
「……お前らあれか? 示し合わせてんのか?」
「便利だからと広めただけだ。いや、本当に他意はない。授乳の時にわざわざ下着をずらさなくていいのはとても楽でな……問題は薄い服を着れないことと、溜まると服に母乳が染み出してしまうことくらいだ」
「……当て布でもしとけ」



NARUTO~後日談10

 

 side うずまきナルト

 

 現在、俺の子供は三人いる。ヒナちゃんとの子供、うずまきボルト(男)。サスケとの子供、うちはラセン(男)。イラチとの子供でうちはコヨリ(女)の三人だ。名前は幻術使って加速した世界で無理矢理覚えた。流石に自分の名前を分かっていない相手に対して不定の名前で呼ぶわけにもいかないからな。違うそれ俺の名前じゃないとかそういう事もわからず奇妙な名前を覚えてしまったら流石に問題しか出てこない。草も生えない。どのくらい草生えないかと言うと最近俺の精神世界に四季を取り入れた結果春先に若干発情するようになって俺の事を獣の眼で見ていた九喇嘛くらいには草生えない。

 ちなみに美味しく頂かれそうになったので反撃しました。俺としてはモフリスト的な意味で可愛がれればそれでよかったんだが、どうしてこうなった……俺の中に生えてる十尾の樹のためと言うのも含めて四季を用意しただけだってのに、まさかこんな事になるとはこの海のリハクの眼をもってしても……そう言えば海のリハクってよくこれ言ってるよな。節穴?

 なお、九喇嘛との間に子供はできない。なぜなら九喇嘛はチャクラ体で俺は精神体だから。

 

 ただ、かなり突然の事だったから色々と聞き出してみたところ、基本的にサスケのせいだった。

 サスケは元々男で今は女をやっている。これは九喇嘛も同じだが、九喇嘛と違ってサスケはそっちの方に積極的だった。まあ俺との間に子供を作るために女になったんだから当たり前の……男から女になるのが当たり前かどうかは一旦置いておくとして、まあ目的を遂げるための正統な手段だと言えなくもないが……そのサスケが俺を襲おうとして返り討ちになり、ちょっと人には見せられないような状態になってしまったのを九喇嘛は俺の中から見ていたわけで。

 それに興味をそそられたのと、明らかに自分以上の存在である俺に対しての獣の本能的な何かは混ざり合って暴発した結果そんな感じになったらしい。九喇嘛にとっても初めての事だったらしく制御が全くできなかったそうだ。まあ普通に考えていきなり今まで感じたことが一度もない衝動が大挙して襲い掛かってきたら対応なんてできる訳もない。そして現在に至ると言う訳だ。

 ……なんか最近下半身にまつわる話が多い気がする……なんでだ? 一応少年誌……ああ、なるほど? 年齢的に青年になったから青年誌の方に移行したとかそう言う感じか? なんで青年誌に移行しちゃったかな……。

 

 まあそんな感じに関係がある意味一歩進んだような状態になったが、あくまでも九喇嘛は衝動に突き動かされているだけなので普段は全くそんな空気を感じさせない。今までと何も変わらない関係にしか見えないし、実際に季節によって多少変わるようになってしまっただけでそれ以外の時は大抵元通りだ。お互いにその時のことについては触れないようにしているというのもあるし、九喇嘛的には割と恥だと思っている所もあるように思えたので態々いう事は無いだろうと思っている。

 まあ九喇嘛も悪くは無いと思っているのか何なのかはわからないがその癖のようなものは直らないけどな。ここ数年。

 

 というか本当に大丈夫か? なんかハーレム物っぽくなってきてないか? メインヒロインヒナちゃんはまだいいとしてもなんでメイン2がサスケ(元男)でその次か九喇嘛? しかもサブヒロイン的な立ち位置にイラチがいるし……どこから聞いたのかオカマ丸が結婚祝い持って来やがるし……なお結婚祝いはアタッシュケースに満杯になるまで詰め込まれた札束だった。お返しにオカマ丸の所から逃げ出した自称うちはシンの居場所をリークしておいた。恐らく喜んでいたとは思う。

 その後どうなったかは知らん。ただオカマ丸のアジトと言うか研究所の一つが俺の細胞で浸食されて凄いことになったとかそんな話を聞いたが、恐らく前に渡した俺の髪をクローニングしてシンに埋め込んだんだろうな。拒絶反応が出ないからと言って俺の細胞をコントロールできるできないってのはまた別の話だってのに。結果的に制御できないまま研究所が生きた肉の塊になったそうだし、やっぱりクローンなんてのはマトモな奴がやることじゃないな。元からまともじゃない俺が言うのもあれだが、本当にまともじゃない。間違いなく馬鹿のやることだ。

 

 ……応用したらゴッドイーター的な世界でも作れたりしそうだな。マジで。面倒だから俺はやらんが。

 




Q.……え? マジで? 九喇嘛も?
A.発情期のみの一次加入&妊娠しないので子育てとかはしませんが、はい。マジです。

Q.ちなみにその後オカマ丸はどうしたの?
A.精神を持たないためチャクラを作れない肉塊ですが、素の頑丈さがヤバいので必死になって何とかしました。なお、その肉塊は建物と同化してトラップになっています。

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