NARUTO〜ほんとはただ寝たいだけ〜   作:真暇 日間

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今日のサスケ

「蟲っているだろ」
「ああ、いるな」
「大抵の蟲はチャクラを食ったり肉を喰らったりするやつらしいが、それでも使い道がある。だったら拷問用の蟲とかもいてもおかしくないと思わないか?」
「おかしくはないがお前の口から出てくると不穏」
「具体的には淫蟲とかさ」
「はいアウト。多分秘匿されてるから探しても出ないと思うぞ」


外伝
BORUTO~外伝1


 

 side うずまきナルト

 

 時間は進み、まあ色々あったが平和に暮らしている。サスケは男のサスケと女のサスケに分かれ、身体能力その他が半分になったが再び鍛え直すことによって元の強さを取り戻し、火影と母親の二足の草鞋を履いている。いや、父親もだな。あまりかまってやれずにどちらかと言うと父親代わりに俺に懐いているようにも見えるが、まあ火影の仕事ってのは忙しいもんだから仕方なかろう。

 ヒナちゃんは二人目の子供を産んで任務にもあまり行かなくなった。ちなみに二人目の子供の名前はヒマワリだ。二人とも影分身による修行は続けているが、昔のようなハングリー精神のようなものは失われたな。平和が続いたからそうなってしまったってのも仕方ない事でもあるんだが。

 サクラは火影夫人として、そして凄腕の医療忍者としても色々と活躍している。特に医療忍者としての活躍は凄まじいもので、最近では本人の細胞を利用したクローン技術を確立して手足を失った奴に対しての生きた義手として使わせることができるようになっている。まあ、問題は量産が効かないことと作るのに必要な金がなかなか多いってことくらいだろうが……便利には違いなかろう。

 そして俺の子供たち。ボルトは中々生意気に育ったが、俺は大抵家の中でパソコンを弄ったり適当に術を使って色々と金を増やしたり宅配したりとなんだかんだ働いているのを知っているようで、そこそこ尊敬はされている。実際にボルトも知らないうちに俺の会社で作ったゲーム機やらゲームやらで遊んでいたり、菓子を食べていたりしたわけだしな。あと、忍者としての才能はそこそこだ。術の覚えは良いが意志力が足りない。楽な方楽な方へと流れていきたがるのは、まあ凡人らしいと言えばらしいな。

 ヒマワリはまだあまり自分の意思と言う物がしっかりと発達していない。いや、ちゃんと育ってはいるんだが素直すぎて将来が少し心配になる程度だ。大したことではない。あと、ボルトが一度怒らせて白眼を使えるようになった。ボルトは点穴を突かれて気絶した。何やってるんだか……。

 サスケとの子供であるラセンは生まれて早々に火影の方のサスケに引き取られた。まあどっちにしろサスケなんだが、親と一緒に暮らせるというのは悪い事ではないだろう。それにお気に入りのおもちゃを壊してしまって悲しいという感情に触発されてか巴一つだけではあるが写輪眼も開眼していたしな。0歳で。今では火影の息子として日々修行に明け暮れている。

 イラチとの間の子であるコヨリは、うちは一族であることを隠して平穏に生きている。苗字も名乗っていないし、あまり外にも出ない。まあイラチも賞金首だし仕方ないと言えば仕方ないんだがな。ただし才能には恵まれたらしく、ラセンと同じように写輪眼を開眼し、何をどうやったのか万華鏡写輪眼まで開眼している。イラチが幻術で何かしたんだろうが、まあそれは良い。女の子らしく料理の腕はそこそこだが、それもまあ仕方ない。十ちょいだしな。

 

 ……あと、俺に弟ができた。若い身体のまま蘇らせたせいか今度こそ立派に親を務めようとサスケの両親の子育て講座を聞いて実行に移したらしい。名前は波風メンマ。この年になって弟とか……ツラァ……。

 

 ともかくそんな家族で暮らしていたが、今俺は見慣れているようないないような場所に来てしまっている。この場所は間違いなく木の葉の里なんだが、俺のいた木の葉の里とは大きく違っている所がいくつかある。

 一つ。俺の家がない。結構頑張って立てた俺の家を一瞬で消し飛ばすなら月の七割程度のサイズの隕石が秒速にして120kmくらいの速度で直撃しないと消し飛ぶ事は無い。そして周囲が無事である以上そんなことは起きていないんだが、実際にない。

 一つ。俺が世界中に付けた飛雷神のマーキングが無い。いや、あるにはあるが異様に遠い。影分身による分業によって世界旅行のついでに様々な場所に一瞬で跳べるのはちょっとした自慢のようなものだ。

 一つ。サスケがいない。火影がそう簡単に外出とかできる訳が無いし、今日はサスケは火影室と俺の家の地下訓練場にいるはずだからいないのはおかしい。

 最後に、火影の顔岩の顔、七代目の所に刻まれているのがサスケじゃなくて俺のになってる。要するにこれはあれだな。昔あったような感じで原作世界かそれに程近い世界に来てしまった、みたいなものだろう。あの時も理由はわからなかったが遊んで回ったし、今回も少々気を付けながらではあるが遊んでみるか。一応マーキングはしたから多分また来ようとすれば来れるし帰ろうとすれば帰れるだろうが、そうなると観光とかもしてみたくなるのが人情だ。俺の世界の木の葉では全くそんな気はしないんだが、これも異世界に来たせいかね? なんと言うか、対岸の火事っぽい気がする。雰囲気が。

 

 ……まあ、見るようなところがあるのかどうかってのが一番の問題だがな。

 




Q.どこに来たの?
A.原作のNARUTO世界。ただしBORUTO世代寄り

Q.なんか前にも効いたことが混じってる気がするんだけど?
A.いくつか並行して書いてた奴なんで、これ書いてた時はまだ本文で出てなかったのよ。矛盾はないはずだから許して。
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