そんな感じのボツ案です。
side うずまきナルト
ヒナちゃんとの子供が生まれ、サスケとの子供も生まれ、ついでにイラチとの間の子供も生まれ、さらにヒナちゃんとの間に第二子を儲け、いつの間にか急成長していた製菓会社で儲け、ついでに美容についてで色々とコネができたりしながらのんびりと過ごしていたが、ふとサスケを抱くことになったころに九喇嘛が俺の事を死ぬほど煽り倒してくれやがったことを思い出したので今更だがこちらからも反撃をすることにした。
どんなことをするかと言えば、ちょっと学園物のゲームを作ってみただけだ。と言っても今の科学力だと大したゲームができないのでまた会社を一つ作って急成長させ国を超えて世界中に広げ、技術を一気に引き上げてから発表してやった。研究や実験にばかり使われていたコンピューターだが、遊ぶためにも使えると言う事をしっかりと広めるのに役立ったわけだな。
そのゲームの名前は『ドキドキ☆十尾学園』。まあ簡単に言えばエロゲーだ。ただし、無限月読の中で九喇嘛が見ていた幻覚をかなり正確にトレースしている。違うところと言えば、尾獣全員が何らかの形で擬人化+女体化しているというところか。
一尾と二尾、六尾、八尾、九尾については殆どそのまま使いまわせたが、三尾は学校の池に昔から住んでいた亀だったし四尾はゴリラ顔の体育教師、五尾はキモイルカで七尾はクラスの観察対象、これじゃあ流石に使いまわしが効かないのでとりあえずそれっぽい設定も作っておいた。
男として育てられた寺育ちの少女、分福守鶴。
いついかなる時も長靴をはいた少女、二位股旅。
何十年も前に死んだ地縛霊少女、水無月磯部。
熱血ゴリラ体育教師、火華山孫悟空。
メカクレ系おかっぱ水泳少女、穆王。
わんこ系元気後輩、泡塩犀犬。
幸運寄りの悪運体質、風花重明。
外見ゆるふわ中身しっかり女教師、九頭竜牛鬼
見た目永遠のロリ、六道九喇嘛。
こいつらを攻略していくゲームだ。内容をしっかりと思い浮かべながらゲームディスクを出したからあとはコピれば全部問題なし。一回九喇嘛の前でやってみたら転げまわって殺せと懇願してきたくらいの出来だ。十分な出来と言っていいだろう。
ちなみにハーレムルートも搭載しているが、それをやると十尾と言う強大な敵が現れてバトルパートに突入していくのでぜひ頑張ってほしい。
「……ナルト君はこういうのが好みなの?」
「これは九喇嘛が無限月読の中で見てた幻術を基に作ったゲームだから俺の好みと言うよりは九喇嘛の好みじゃないか? まあ九喇嘛の作った幻術世界では主人公の立ち位置にいるのが俺だったけど」
「ふーん……借りてもいい?」
「それなりの枚数あるから十枚までなら好きにしてくれていいぞ」
ちなみに十尾が出ると言う事でトラウマを刺激される奴も出てきてはいるが、上手いことやればボコボコにできるので人気も出ている。コンピューターも中々の売り上げ。まったく笑いが止まらんね。左団扇左団扇。
ただ、こんだけ稼いだところで使う当てがない。なにしろ食事についてはそこらで買うよりよほど美味いものが作れるし、必要な物も同じように作れる。使い道らしい使い道と言えばサスケの所に送りつけるくらいだ。色々と便宜を図ってもらうことになっているが、あくまでそういう事になっているだけで本当に便宜を図ってもらわなければいけないことになったことはない。
……しかし、あれだな。こうやって金を稼いでその金をスポンサーとして里に……正確にはサスケに回しまくっていると色々と面倒な奴らが寄ってくるのな。サスケは誰にも話していないはずだが、それでもわかる奴はわかるんだろう。面倒極まりないが。
俺の子供もそれなりに大きくなった。上の子供はもうアカデミーに通っているし、下の子供も元気にその辺を走り回ることができている。たまに誘拐されそうになることもあるようだが、そういう事をしようとすると不思議と事故にあうらしい。例えば偶然開いていたマンホールに落ちたと思ったら上るための取っ手に変な形で足を突っ込んでしまって大腿骨を骨折し、折れた骨が血管を傷つけそこに骨髄から滲み出た脂が流れ込み、肺にまで流れていった脂が脂肪塞栓を起こして死んでしまったりとか、どこからともなく股間にボールが飛んできて股間からの出血多量で男女関係なくお亡くなりあそばしましやがるとか、まあそう言う感じの事があったらしい。発見までかなり遅れたとか何とか言う話もあったそうだが、俺は何も知らん。ああ、知らんとも。そもそもマンホールなんてものが無かったところに突如としてマンホールが現れた理由も知らないし、偶然求道玉が変な所に突然現れて何かを削り飛ばしていったことも、何にも知らん。
そんな感じで、俺はこれからもこの場所でのんびり過ごせる間は過ごしていくんだろう。できなくなったら……まあ、里抜けか。
Q.展開早くね?
A.故にボツ。
Q.サスケの子供出てなくね?
A.故にボツ