side うずまきナルト
月に封印されているはずの十尾の抜け殻が、無い!そう言えば外道魔像って十尾の抜け殻だったなと思いだしたが、あれが無いと俺が十尾の人柱力になれないじゃないか!せっかく話全体をめっちゃくちゃにしてやろうと思ったってのに。
まあ嘆いたところで無い物は無い。仕方ないので自作することにした。
『待てその理屈はおかしい』
何が。
『十尾の抜け殻が無いから作ろうって発想そのものが頭おかしい』
大丈夫だ、ちゃんと中身入りで作るから。
『何一つ大丈夫じゃないと思うんだがそれは儂だけではないと信じたい』
『おまえとおなじってのはむしょうにあたまにくるがどういけんだぞ、ばかぎつね』
『じゃあ儂はなんかもうナルトだから大丈夫だと思うことにする。クソ狸なんぞと同じ意見でいられるか』
『おまえそれいいだしたらせんそうだろうがよぉ!』
『上等だ、表に出やがれ』
出さねえからな。そしてくらえ。
『『お゛ぉ゛ん゛っ!!?』』
有言実行、そう言うことでケツに長さ30cm直径12cmの張型ぶち込んでベルトで止めてやった。暫く開発されてろアホ共。ちなみにウィンウィン音立てながらくねるから楽しむといい。
『楽しめるかっ、ぐぅぅっ!?』
『おに、おにっ!きちくっ!みためとしはもいかないこどもにこんにゃことしてたのしいのかっ!どへんたいっ!』
よーしド変態な俺は色々装備を追加しちゃおっかなー?
『ごめんなさいっ!ゆるしてくだ、ひぎぃっ!!?』
まあ流石にこれ以上やるのはあれだから追加はせんがな。今回は10分だけで許してやろう。
さて、ルールを決めよう。俺の中での私闘は厳禁。やるんだったら実力行使ではなくカードやらスマブラやらのゲームで決着をつけること。それが守れない奴は今やってるそれを当人のケツがギリギリ裂けないサイズで行います。回数や程度によって時間は変わるが最低五分、長いと……まあ、飯とか食う訳じゃないし半年とかでいいか。出す物無いもんな。
あと勝負の際には俺に言えばそれなりの物を出してやるからそれでやること。時間が無ければじゃんけんでもいいぞ。わかったな? わからなかったらもっかい喰らうだけだからまあ別に構わないが、嫌ならちゃんと守れよ。
……俺何やってんだろうな。いやほんと、何やってるんだろうな、俺。なんで尾獣のケツを開発してるんだろう……意味が解らない。本当に意味が解らない。精神世界だから殺しても死なないってのはわかってるんだが、それだと罰になってくれないから、かね。あーやだやだ。
そうしている間に異空間に十尾……天目一箇だとか一本だたらとかダイダラボッチだとか呼ばれている奴の完全版の死体を作って即座に甦らせ、体内に封印。そうしたら目が自動で輪廻眼になった上に第三の目が開いたが叩いたら直った。もとからあった眼は輪廻写輪眼になって便利だが、使う時は来るんだろうか。来たとしても炬燵でダラダラしててリモコンに手が届かない時に万象天引で持ってくるとかそんな感じの使い方になる気がする。こっちも叩いたら直った。流石に自分で自分の眼球叩くのは少し痛い。他の奴なら大抵の場合眼球の方が頑丈だから何ともないんだが……自分だからな。
時間になったので九喇嘛とショ狸のケツの張型を引っこ抜く。なんかショ狸の方がやばい痙攣しているように見えるがきっと気のせいだ。九喇嘛すら心配そうな目で見ているようにも見えるがそれもきっと気のせいだ。ビクンビクンしている。
まさかとは思うが、癖になったりして無いよな? 流石にそれは困る。いやまあ確かに俺は一度戦った高慢なお嬢様をあっという間にドM豚に堕としたこともあるが、流石に今回のでそうはならないよな? ならないと言ってくれ。
『なっとったらどうする?』
がらがらどんのと変えてくる。
『やめてやれ。流石に哀れだ』
『なってねえよ……なってたまるかよ……じんじんしてすげぇいたい』
なってないらしい。よかったよかった実によかった。
Q.発想も頭もおかしい
A.知ってる。でもやる
Q.マジにブッ込んだの?
A.マジにブッ込みました
Q.で、封印された十尾はどうなってるの?
A.ナルトの中で大きな枝を広げ葉を繁らせています。ちゃんと完全体で作ったからね!平和なもんさ!