NARUTO〜ほんとはただ寝たいだけ〜   作:真暇 日間

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NARUTO~82

 

 side うずまきナルト

 

 有名になると色々と面倒事はやってくるものだ。それが力で何とかなる範囲内であるなら俺に何とかできないことはあまりないが、それが力ではどうにもならないこととなれば色々と面倒臭くて仕方ない。まあ力も極まれば大体の事はどうにかできるんだけどな。権力が相手なら相手の権力基盤を根こそぎ消し飛ばせばいいし、財力が相手ならその財を奪い尽くせばいい。そして暴力が相手なら……まあ、言わずもがなだ。

 再不斬、そして白。この二人は有名になりすぎた。懸賞金は右肩上がりで伸びていき、本人の持っている様々な特殊忍具や武器の数も凄まじいことになっていると思われて狙ってくるものも増えた。当然ながら手に入れたものの多くは俺の方に回されて秘密の保管庫に厳重に封印されているんだが、それを知っているのは基本俺と九喇嘛、そしてショ狸くらいだ。

 そして今回俺を……と言うか、再不斬と白を狙ってきたのは他でもない、オカマ丸だ。いつも通りカブタックも傍に控えている。腕については身体を取り換えることで対処したようだが、おそらくかなり急いで身体を取り換えたせいだろう、チャクラの量がやや減っているようにも見える。まあ肉体を置いて精神だけで乗り換える術だ、肉体が鍛えられていなければ精神エネルギーだけが多くともどうにもならないだろう。

 

「初めまして、再不斬。私は―――」

「何が『初めまして』だカマ蛇野郎!なんだその身体は!また毛根が心配になって若い身体に乗り換えたのか!?」

「 」

「 」パリンッ

「残念だったな!俺だよ!何年も前にこいつを殺して穢土転生の術で動かし続けてるんだよ!死にたての本人の死体を無理矢理死魂の術で一時的に動かして生贄に捧げるとかなり相性がいいからそれで動かしてんだよ!再不斬じゃなくて残念だったな!悔しかったら時間巻き戻して俺がこいつを殺す前に戻って出直してきな!」

「……ナルト君、貴方……」

「あ、それはそれとして俺穢土転生を応用してそいつの身体を再構成する術を作ったんだけど、欲しい身体があるならサンプル出せば作ってやるよ?」

「ここにサスケ君の髪があるわ」

「はい借りるな。……ほい」

 

 ではまず貰った髪を適当に眺めまわします。

 次に試験管から出して指先で触れます。

 そしてそれを磨り潰して掌にまぶします。

 両手を打ち合わせ、変質させて九尾のに寄せたチャクラを放出します。

 サルケの身体を出します。

 この間僅か十二秒!

 

「できたぞ」

「いくらなんでも早くないかしら!?」

「ちゃんと写輪眼も使えるようにしてあるけどいらないなら持って帰るぞ」

「頂くわ」

「お代」

「言い値を払いましょう」

「じゃあ5000万両」

「カブト」

「はい、大蛇丸様」

 

 口寄せで受け渡された金を確認。その間にあっちはあっちでサルケの身体を確認。生きてはいるが魂が無いからそのまま入れば簡単に乗っ取れるようにしてある。

 

「それと、万華鏡写輪眼は使えば使うほど視力を失う。別の万華鏡写輪眼を奪って移植すれば永遠のものになるが早々万華鏡写輪眼に開眼した奴なんていない。そこで別料金で万華鏡写輪眼だけ左右セットで作れるが買うか?」

「その眼、誰のどんな能力があるかは指定できるのかしら?」

「できないこともないが移植した万華鏡は基本的に元々の瞳力を失うから意味がないぞ。元々写輪眼が使える身体じゃないなら別だが、基本的にはあくまでも自分の魂に合った瞳術しか使えない。それが写輪眼だ」

「そう……それは残念。じゃあ一組頂こうかしら」

「2000万両になります」

「足元を見るわね……カブト」

「問題ありません」

 

 そして再び受け渡し。人身売買は儲かると聞くが、確かにこれは儲かる。いい商売ができた。

 

「もしかしてだけれど……他の忍の死体を持ってたりはしないかしら?」

「あるぞ。と言っても俺が戦場で殺した奴ばっかりだけどな。何をお求めで?」

「とにかく強い忍の肉体情報が欲しいのよ。血、肉、骨、髪、なんでもいいけれど穢土転生に使えるくらいは欲しいわね」

「今俺の所にあるのは……感覚的に強い順で出すが……(カンペを見つつ)うちはマダラとかどうだ? 確か千手柱間と千手扉間は持ってたろ?」

「 」

「 」パリンッ(二回目)

「……いらんか?」

「欲しいわ。凄く欲しい。まったくあなたは商売上手なんだから……」

「毎度。まあ身体の一部だし生きている身体そのものを出すわけでもないし、500万両でどうだ? 使い道から考えればすさまじく安かろう?」

「お値打ち価格ね。いいじゃない。ちなみにだけれど、うちはマダラの生きた身体を欲しいと言ったらいくらかかるのかしら?」

「五百億両。強い奴を作るとなるとそれに応じてチャクラの消費量が凄まじいからそのくらいは欲しいね。初代火影の場合も同じくだ」

「桁違いね……」

「で、どうする? 生体を買うか死体の一部を買うか」

「流石に生体には手が届かないもの、死体の一部を貰うわ」

「500万両ね。この身体は俺が賞金首とかを相手にするために使ってる奴だ。まあ、ご贔屓に」

 

 さて、儲けた儲けた。あのオカマ丸がどんな目を開眼するのか、少し楽しみだ。

 




Q.おい……おいおいおいおい!?
A.サスケの身体を諦めさせるためにはサスケの身体をあげればいいんじゃないかなと思いまして……。

Q.マダラとかどこで手に入れたの……?
A.作ったんだよ言わせんな。
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