「それで、これは何なんだ?」
「それで、八幡の能力が分かるのよ」
「へえ」
あれから、あの新しい黒歴史から、数日が経った。
怪我の回復も良好、と言う事で、そろそろ準備を始めようと言う話になった。
俺的にも早くしたい事だったので、嬉しい。
「こうか?」
「そう。そのまま待ってね」
「うーんと、え!?」
「ど、どうしたんだぜ!?霊夢…うわ!?」
ちょ、何々?怖いんですけど。
結果が出たっぽいんだけど、俺にも見せてくんない?
「……は?」
「八幡、あんた一体何者なの?」
「いやいや、ごく普通の一般人の筈なんだがなあ」
「でも、これはおかしいぜ!?」
「俺が聞きたいよ。能力って1つじゃ無いのか?」
そう、俺にはどうやら、能力が4つあるらしい。
だが…
「でも、その内2つは分からないわね」
「こんな事って、あるんか?」
「私が知る限り無いんだぜ」
「うーん」
「取り敢えず、この分かっている2つね」
「これか…」
俺の分かっている2つの能力。
『全てを略奪する事が出来る程度の能力』
『全てを投影する事が出来る程度の能力』
なんか、どっちもどっかで見た事がある気が…
「略奪と、投影…ねえ」
「八幡、何か心当たりでも?」
「無くは無いんだけどなあ」
「なら、弾幕ごっこするんだぜ!!」
「…まあ、確かにその方が早そうだな」
「八幡、大丈夫なの?」
「死にはしねえよ」
「はあ、わかったわ」
「んじゃ、早速」
「私が相手になるぜ!!」
そして、準備が終わり…
「何時でもいいぜ!!」
「やってみるか…」
「?」
「投影…『斬月』
「なんだ?ざんげつって…!?」
「うおっ、出来た」
投影って、何かで聞いたと思ったら…
でも、本当らしいな。
てか、何でこれ作れんだよ…
「そ、それは、何なんだぜ?」
「これか?これは『斬月』まあ、刀と思ってくれていい」
「わ、わかったぜ!!それじゃあ「ちょっと待て」はい?」
「もしかしたら…」
「ら?」
「まだ、上に…行ける筈だ」
「ま、まだあるのか!?」
「いいか?」
「いいぜ!!元々、能力を確認するためだったし」
「なら早速…」
『卍解・天鎖斬月』
ゴウッ!!
「うわあ!!」
「きゃあ!!」
「ふう、何とか出来…あれ?」
完全な漫画知識を使ってみたら、
辺り一面更地になっていた。
「………は?」
「ゴメンナサイ」
さて、俺は今全力で土下座しています。
そりゃ、能力を試すって言っても、森を吹き飛ばしたら…なあ。
「八幡、加減ってもんがあるんじゃない?」
「いや、でも…」
「なに?言い訳をでもあるの?」
「いや、でも…」
「いいなさいよ」
「…怒んなよ?」
「ええ」
「…まだ、全力って言うか、まだ上があるって言うか」
「「は?」」
霊夢と魔理沙が声を揃えて言う。
やっぱり、こいつら仲良しだよなあ…