彼は『本物』を探し続ける。   作:yunami

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第2話

「それで、これは何なんだ?」

「それで、八幡の能力が分かるのよ」

「へえ」

 

あれから、あの新しい黒歴史から、数日が経った。

怪我の回復も良好、と言う事で、そろそろ準備を始めようと言う話になった。

俺的にも早くしたい事だったので、嬉しい。

 

「こうか?」

「そう。そのまま待ってね」

「うーんと、え!?」

「ど、どうしたんだぜ!?霊夢…うわ!?」

 

ちょ、何々?怖いんですけど。

結果が出たっぽいんだけど、俺にも見せてくんない?

 

「……は?」

「八幡、あんた一体何者なの?」

「いやいや、ごく普通の一般人の筈なんだがなあ」

「でも、これはおかしいぜ!?」

「俺が聞きたいよ。能力って1つじゃ無いのか?」

 

そう、俺にはどうやら、能力が4つあるらしい。

だが…

 

「でも、その内2つは分からないわね」

「こんな事って、あるんか?」

「私が知る限り無いんだぜ」

「うーん」

「取り敢えず、この分かっている2つね」

「これか…」

 

俺の分かっている2つの能力。

『全てを略奪する事が出来る程度の能力』

『全てを投影する事が出来る程度の能力』

なんか、どっちもどっかで見た事がある気が…

 

「略奪と、投影…ねえ」

「八幡、何か心当たりでも?」

「無くは無いんだけどなあ」

「なら、弾幕ごっこするんだぜ!!」

「…まあ、確かにその方が早そうだな」

「八幡、大丈夫なの?」

「死にはしねえよ」

「はあ、わかったわ」

「んじゃ、早速」

「私が相手になるぜ!!」

 

そして、準備が終わり…

 

「何時でもいいぜ!!」

「やってみるか…」

「?」

「投影…『斬月』

「なんだ?ざんげつって…!?」

「うおっ、出来た」

 

投影って、何かで聞いたと思ったら…

でも、本当らしいな。

てか、何でこれ作れんだよ…

 

「そ、それは、何なんだぜ?」

「これか?これは『斬月』まあ、刀と思ってくれていい」

「わ、わかったぜ!!それじゃあ「ちょっと待て」はい?」

「もしかしたら…」

「ら?」

「まだ、上に…行ける筈だ」

「ま、まだあるのか!?」

「いいか?」

「いいぜ!!元々、能力を確認するためだったし」

「なら早速…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『卍解・天鎖斬月』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴウッ!!

 

「うわあ!!」

「きゃあ!!」

「ふう、何とか出来…あれ?」

 

完全な漫画知識を使ってみたら、

辺り一面更地になっていた。

 

 

「………は?」

 

 

 

 

 

 

 

「ゴメンナサイ」

 

さて、俺は今全力で土下座しています。

そりゃ、能力を試すって言っても、森を吹き飛ばしたら…なあ。

 

「八幡、加減ってもんがあるんじゃない?」

「いや、でも…」

「なに?言い訳をでもあるの?」

「いや、でも…」

「いいなさいよ」

「…怒んなよ?」

「ええ」

「…まだ、全力って言うか、まだ上があるって言うか」

「「は?」」

 

霊夢と魔理沙が声を揃えて言う。

やっぱり、こいつら仲良しだよなあ…

 

 

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