どうやら、俺が思っていた能力そのものらしい。
あれから3日が経ち、俺は能力について、分かった事がある。
投影は、自分の頭で強くイメージすると、『再現』の形で形成されるらしい。
投影出来るのは、剣のみ。これでも十分だろう。
そして、形成された剣は、保存されるらしい。
軽いイメージだけで、出せるようになった。制限は無い。
『斬月』の他に、『ダークリパルサー』とか『斬鉄剣』とかもいけた。
これだけで、既にチートなんですが…
それに加え、やはり、俺にも固有結界があるらしい。
俺の場合、底の見えない、『闇の深淵』らしい。ああ、イタ過ぎる…
そして、『略奪』について。
これもまあ、知ってる人は分かると思うが、基本は同じだった。
だが、相手には、能力が残る。
つまり、『略奪』よりも『加算』の方が近いだろう。
対象の能力、筋力や動体視力を含む、身体能力を、10倍にして自分に加算する。
これは、対象が強ければ強い程、効果がある。
だが、この事は、誰にも言っていない。
言ったら、面倒くさそう…
と、いうわけで、現実に戻る。
現在、俺は投影の能力を使い、魔理沙と戦っている。
この2人からは既に、略奪をしているので、負ける事は無い。
「おりゃー!!」
「ほい」
「うわーー!!」
さて、今のを説明しよう。
俺が『卍解』をする
魔理沙が、何故かスピードを上げて突進。
本人曰く、変身直後が弱点だと思った。らしい。
そして、俺は躱す。
魔理沙は勢いを殺せず、木に激突。
「ああ、お茶がうめえ」
「八幡、ジジくさいわよ」
一通り戦闘を終え、休憩中だ。
最近、お茶に目覚めた。
そして、霊夢と2人でお茶を飲んでいる。
どうもなあ…
「…なによ?」
「いや、落ち着くなあ、って」
「?ふぅーん」
そして一口…ふぅ
「「平和だなぁ」」
なんて、こんな日常を過ごし、1週間後、
「紅魔館?」
「そ。パチュリーに、そろそろ本を返さなくてはね」
「おう、いってら」
「あんたも行くのよ?」
「え?なんでよ面倒くさい」
「挨拶よ、挨拶」
「はいはい、わかりましたよっと」
俺は、移動の為に、斬月を卍解する。
すると、
「あんた、なんでいちいちその格好になるの?」
「あ、これか?訓練だよ、訓練」
「訓練?」
「そう。力をコントロールする為のな」
「コントロール?力を抑えてるとでも?」
「そうだぞ?じゃないと、毎回吹っ飛ばす事になるからな」
「ああ、成る程…ま、行きましょうか」
「おう」
霊夢は飛び、俺は瞬歩を使いながら移動する。
これが便利のなんの。
行きたい場所に、瞬間的に移動出来るからなあ。
一度、どこまで行けるか試したら、結界の端から端まで、1秒かからなかった。
結界に沿って、一周しようと思ったら、勢い余って、4周程した。
まだ、制御が難しいんだよなあ…
なんて考えてたら、紅魔館?に着いた。
門番寝てて、大丈夫か?と、思ったが、どうやら杞憂だったらしい。
霊夢が門飛び越えて行ったし…
霊夢は、この館の主にようがあるらしく、暫く別行動だ。
少し廊下を歩いていると、物凄い狂気を感じた。
今はそこに向かっている。
「ここか」
ドアを開け、中に入る。
入ってから気付いたが、ノックぐらいすべきだった。
不法侵入じゃん…
「…ダレ?」
そこには、幼女がいた。
どうやら、こいつらしい。
「よう、勝手に入って済まないな」
「ダレナノ?」
「俺は比企谷八幡だ」
「ワタシ…フラン…ネエ?」
そう言い、狂気じみた顔で笑い、再びいう。
「ワタシトアソビマショウ!!!」