ロナルド・ウィーズリーは天使達を助けたい   作:ドゥナシオン

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原作完全ぶっ壊れます。
よろしくお願いします。


水底の蛇・炎の獅子

ホグワーツの大広間は熱気に包まれていた。

新入生を迎える喜びと-戸惑い―の為に。

 

今年の新入生は-例のあの人-を倒したとされている英雄が入るともちきりだったのが、-P-の名前を副校長のマクゴナガルが読み上げても出ては来ない。

 

職員、在学生、新入生が捜そうとしてもそれらしき子が見つからない。

 

そしてもう一人新入生の一人が行方不明なのをドラコ・マルフォイはじめ、-子供の家-の-彼-の友人達及び彼の兄弟たちはとても案じている。

 

ホグワーツへの列車で会うのをとても楽しみにしていた、誰が同じコンパートメントにいて皆で出入りをしようと楽しみにしていたのに見つからずにガッカリとした。

 

彼の兄達のコンパートメントに居るのかと思って訪ねてもおらず、むしろ彼らに-弟-はどこにいると尋ねられる有様だった。

 

子供の家の彼の友人にとっては英雄よりも彼の方が優先するべきで、様々な想いで組み分け最中の大広間は熱気に包まれている。

 

(アルバス、どうしましょう?)

 

ミネルバは校長にして尊敬をしているアルバス・ダンブルドアに助けを求めるように見やった。

 

今日が入学式である事を伝える事、その為の準備をするのを森番のルビウス・ハグリッドに任せたのはやはり失敗だったのだろうか。

 

良い人間ではあるが粗野で細かい事が苦手なうっかり屋の彼に・・人選を失敗したのはダンブルドアだが・・職員席を見ればセブルスもいないような・・

 

 

             バッガーン!!!!!!

 

 

ミネルバの戸惑いや今気が付いたこと、他の者達の様々な困惑・思い・心配などの思いは大広間の扉が吹き飛んだことで一瞬で扉諸共に吹き飛んだ。

 

 

扉を-足蹴-にして吹き飛ばした人物はしっかりと顔を上げて悪びれることなく真っ直ぐと中央を目指して悠然と歩を進めて入ってきた。

 

燃えるような赤毛にがっしりとした長身にの割には、そばかすで少し幼く見える少年、

ロナルド・ウィーズリーが入ってきたのだ。

 

彼の兄弟と友人たちは見当たらなくて心配をしたのだと、彼を知らない他の者達はその所業を咎めようとしたが、誰も何も言えずに彼の歩みを止められなかった。

 

ホグワーツで様々な厄介な生徒たちを見続けあしらってきた百戦錬磨の教師たちどころか、世紀の闇の大魔法使いゲラート・グリンデルバルド及びヴォルデモートが唯一怖れたと評されたアルバス・ダンブルドアすらもがロナルド・ウィーズリーの何かに圧倒されて気圧された。

それ程までに彼は怒りを覚えている。現魔法界に・全ての魔法族に・そして己自身の認識の甘さに、全てに対して怒りを発している。

 

この世界の事を大雑把であっても知っているのであれば取れる方法はあった、少なくとも-彼女-の-名付け親-と自分は友人であるのに!!許せない!!!全てが、自分自身が!!!

 

 

「そこで止まりなさい!!無礼でしょう!!名と所属寮を言いなさい!!!

何故ネクタイをしていないのです!!」

 

ロンが大広間の中央で差し掛かったところでミネルバはようやく我に返り問いただした。

ネクタイをしていない彼を新入生だとは全く考えずに。それ程までにロンの態度は落ち着き払い、大広間に入るのは慣れているとばかりに堂々としていたからだ。

 

「・・騒がせたことは申し訳ない、俺の名前はロナルド・ウィーズリー。所属寮はまだない。」

「・・ウィーズリー家の子供ですか・・遅刻をした上になぜこのような無礼を!!」

「・・俺は名乗ったがあんたは誰だMrs.。」

 

ミネルバはの激昂と、広場のざわめきを全て無視してロンはいっそ穏やかと言えるほどの静かな声で誰何する。

名乗り返さなかったミネルバ・マクゴナガルに対して。

 

「・・失礼しましたMr.ウィーズリー、私はホグワーツの現副校長をしているミネルバ・マクゴナガルです。もう一度問いましょうMr.ウィーズリー、この神聖ともいえるホグワーツ入学式にしてまた新入生達の未来が決まると言っても過言ではない寮の組み分けの場をこれほどまでに騒がせた理由を述べなさい。」

 

戸惑いから一変をして理性を取り戻したミネルバは流石であると言えるが、いかんせん相手が悪かった。

 

彼女が相手にしているのは未知の相手。彼が一度怒れば可愛がっている妹だろうが親友だろうが、はては魔法界の王族だろうが手加減なし容赦なしのロナルド・ウィーズリーなのがミネルバの不幸だった。

 

「この場を騒がせた詫びはします、マクゴナガル先生。」

 

彼は悪い事はきちんと謝る良識を持っているがそれだけではない。

ロナルド・ウィーズリーの謝罪に応えようとしたミネルバに、

「謝罪の前に一つ尋ねる。」

更に言葉を続ける。

 

「貴方の教師としての矜持と誇りと、貴女の中にある善なる心に誓って答えてもらいたい事がある!!」

 

「何を聞きたいのですかMr.ウィーズリー。」

 

仰々しく、不遜な物言いだが、答えないといけない雰囲気をロンからは感じる。

瞳は真剣で真っ直ぐと自分を見る少年の質問に答えないといけない気が・・

 

 

「貴女はヴォルデモートを倒したという赤子を、ある一家に預けられたのは知っているか?それは貴女は関わり又は預けるように指示したものを知っているか否かをどちらかの言葉のみで答えてもらおう!!ホグワーツ副校長・ミネルバ・マクゴナガル女史!!!」

 

 

 

その発言は様々な意味で英雄が現れなかった時の比でなく、大広間は沸騰をした。

 

大半の教師・生徒たちはロナルド・ウィーズリーが例のあの人の名をはっきりと言いきった事によるショックだが、一部の大人は英雄の所在の責任を言った事に対して。

 

「・・あなたは、何故それを知りたいのですか?」

当然ミネルバは後者の方、英雄を預ける先の環境の事を調べ反対をし、結局は預けたものの一人だからだ。

 

「・・俺は知っているか知らないかのどちらかで答えるように聞いたんだが、その耳は飾りか、それともこんな簡単な質問すら理解できないのか副校長が。」

 

赤毛の少年は相手の立場を知っても・・知ったからこそ質問から逃げるようにした彼女の態度がなおさら許せなかった。

 

「副校長様になんて口を聞くんだひよっこが!!」

 

彼女を庇ったのは、「俺はハグリッド!!このホグワーツの森番だ!!!そんで-あの子-を預けなきゃならんかった一人だ!!!」

 

真っ黒なチリチリの髪の大男ルビウス・ハグリッドだった。

 

「副校長様はあの子を預ける時に涙した・・そんでもアルバス・ダンブルドアのお考えに間違いはねえと預けたんだ!!!」

 

人が良くても浅慮で短気な森番が答えてしまった。

 

「そうか・・現校長で偉大と呼ばれたアルバスダンブルドアがそう決めてか・・」

 

 

ふざけんな・・ふざけんな・・赤ん坊を身一つで・・放り出したのかこいつらは⁉

あの好々爺ぜんとして収まりかえっているあいつがか・・・

 

      「無責任なことしてんじゃねえぞくそじじいー!!!!」 

 

ロンはこの世界に生まれて以来のぶちぎり方をした。勝手言う馬鹿や迷惑駄犬に対しても怒ったが、その怒りはあの邪神野郎に対しての怒り方だった。

 

 

「手前かくそ爺!!あんな子供を放り出したのは!!!あいつがどんな目に会ってるのか分かっていたか⁉ボロボロになった雑巾みてえな下着の中はがりがりに痩せた骨のような体に沢山の傷に打撲跡があったんだぞ!!その事をあんたたちは知っていたのかよ!!!!」

 

ロンの無礼なくそ爺発言は、今の言葉で非難の言葉は発されなかた。

 

「何が英雄だ!!何が-生き残った女の子-だ!!!今日会ったあいつは死にかけた虐待に晒された奴だぞ!!!あいつのお陰で今の魔法界は平和を楽しんで、俺を含めた全魔法族は暢気ぶっこいてた時にあいつが一番の不幸だったのは何でだ!!!一番保護されて感謝されて幸せであるべき奴がどうしてあんな目にあわなきゃなんなかった!!何の権利があって-ハリエット・ポッター-をあんな目にあわせる可能性のあった家に置き去りにしやがったのか答えろアルバス・ダンブルドア!!!!」

 

 

 

・・本当に・・あいつは・・ハリエット・ポッターはそんなひどい目にあっちまった・・

 

 

 

 

 

俺はホグワーツの列車に乗る前に父さん母さんとジニーと挨拶をして、フクロウ便を毎日書くことを約束してから乗り込んだ。

 

コンパートメントは空きが一つでそこに入ったら-女の子-が列車の椅子に突っ伏していて驚いた。

気分が悪いのかとそっと抱え起こした体は軽くて・・ごつごつと骨ばっていた。

頬もこけていて明らかな栄養失調で何処のどいつがこんな子供をここまでにしたと怒りが湧いた。ジニーよりも小柄な女の子の髪は伸びきっていて長い黒髪もパサパサで・・額には-雷の傷跡-があった。

 

これがこの女の子が元気で普通に名乗りあっていたら-ハリー・ポッター-が何で女の子と驚いただろうが今はそんなことはどうでもよかった!!

 

「エリー、仕事だ。ホグワーツの教授の元に行ってくれ。」

 

俺はスキャバーズではなく鷲ミミズクのエリーを連れてきた。あいつには「ジニーと仲良くしてろ、逃げたら殺す。」と念入りにに脅しをかけて「良い子にしてたら守ってやる。」とも約束して、あいつは死ぬ程怯えてたから大丈夫だろう行く当てねえだろうし。

 

エリーには「額に雷の傷跡がある少女を保護」と、少女の現状を余すことなく書いて教授に飛ばして知らせた。

彼は俺の知る限りで一番のポーションマスターだ、この少女の助けに必ずなってくれる。

 

このコンパートメントでは誰か訪ねてくる、俺の兄貴達や親友が必ず来てしまう。

列車の最後尾の貨物室に隠れることにした。この少女の事で騒がれては今は不味い。

弱っている体に騒音は毒だ。俺のロープを敷物にして膝枕してたら震え始めたので、ポケットに入れていたチョコレートを割って口にそっと押し入れた。

「噛まなくていい、ゆっくりと口に含んでろ。」

横ではのどに詰まったら困るからロープを少女の体に巻き付けて、横抱きにして背中をゆっくりと撫ぜてやる。保温の呪文覚えときゃよかったよ。

 

列車が止まって全員が下りていなくなったのを見計らってそっと少女を抱えて降りた先には

教授が待っていた。

 

 

「この子供がそうなのかねロン。」

いつもの顔色よりも更に血の気の引いた顔をして、震えた声をして。

 

「それよりも・・」

「分かっている!!・・ついてこいロン・・その前に・・」

歩き出す前に教授が小瓶を取り出して少女に何かを飲ませれば、こけた頬に赤みが増した。回復薬かなんかか。

 

「教授、姿現しをするのか?」

「いや、それはこの子供には酷だ。馬車を待たせている。」

 

そっからは早かった、一気にホグワーツの教授の地下部屋に行って薬を飲ませつつ着替えをさせた。

男二人がと言っている場合ではなかったからだ。馬車の前に飲んだ薬を嘔吐してしまったから上半身だけを脱がせれば酷い有様だった。

 

痩せてるなんてもんじゃない、骨と皮だけで・・下着は雑巾の方がましに思えた・・骨折の跡・打撲の跡・蚯蚓腫れに斬られた跡・・これは一体なんだ?

 

「・・教授・・この子の額には傷跡があった・・それって・・あの子供以外にいんのか?」

「・・いない・・この子供が-ハリエット・ポッター-。闇の帝王を倒したものに・・」

 

-ガン!!!-確認をした後はよく覚えてねえ、道々ゴースト達に大広間の場所を聞いてひたすら歩いたのはかすかだが、-どうして英雄と呼ばれた子があんな惨い目に合っている-という他は・・誰があの女の子を放り出したのかを聞くこと以外は。

 

 

「・・ウィーズリー家の子よ・・今ハリエットはどこに・・」

「・・答える気がねえのか・・もういい。」

 

 

質問を質問で返す馬鹿は放っておく、森番がぶちぎれようが知るかボケ。

・・あれが-組み分け帽子-か。

 

「帽子、俺はロナルド・ウィーズリーだ。」

「ほう、現ホグワーツの教職員全てを敵に回したものがこんな私に挨拶かね。」

「あんたには頼みがある、あんたにしかできない事が。叶えてくれれば俺は入学禁止でもいい。」

 

「「「ロン⁉」」」

 

あ~兄貴達やドラコ達の悲鳴が耳に痛えけど「ハリエット・ポッターをスリザリンの子にしてくれ。」

こっちの方がはるかに大事だ。

 

「・・スリザリンて・・」

「闇の帝王討った子が!!」

「ふざけんな!!!!」

「お前に何の権利があって!!!!」

 

             「静まれー!!!!!」

 

 

今度こそ大爆発を起こした大広間を静めたのはアルバス・ダンブルドア・・ではなく・・なんと組み分け帽子だった。

 

「ウィーズリー家の子よ、ハリエット・ポッターの現状は今私も聞いた。その上で聞くが、何故彼女をスリザリンに入れたい。」

「寮の特性は兄貴達から聞いている。今のあの子には揺ぎ無い愛情が必要なんだ。

レイブンクローは機知と叡智をさらに磨く場で、弱ったあの子には今は勉学を磨く体力はない。

ハッフルパフは忍耐強い子がいくならばあの子の体が治ってからと考えてくれるだろうが出入り口の場所が今のあの子には不向きだ。治るまで別室で一人何て言うのは論外だ。

グリフィンドールの団結力の騎士道精神は所属した者には強さを以てして育てさせる厳しさがあってやはり現状無理だろう。

全てが治り癒えるまで-他寮に排他的であっても身内には底なしに甘く、狡猾ともいえる手段を以てしても身内の敵を滅ぼす-スリザリンの-蛇の愛情-が必要なんだ!!」

 

俺はずっとスリザリンの事をそう評していた。溺れるほどの情の深さを持った蛇の住まう場所と。それはマルフォイ家や他のスリザリン生徒の一家を見てきたから。

グリフィンドールのうちの逞しい愛情とは違うもっと細やかな甘い愛情だと、今のハリエットには必要な甘さだ。

 

あの子の傷は体だけであるはずがない、心の中は・・それを考えると許せねえ!!暢気ぶっこいてた俺自身が。

 

「・・その子供の幸せを願って-蛇-の愛情を欲するか。」

「そうだよ・・あいつを助けてやってくれ!!だって・・ホグワーツはその為にこそ出来たんだろ⁉単に勉強するためじゃねえ!友達作りだけじゃねえ!!将来の為だけじゃなく!!!罪なき魔法族の者達を助けるために作られたんじゃねえのかよ⁉

俺は守る!!ハリエット・ポッターを!!どんな敵やあいつを英雄として利用しようとする奴等から、全部から!!!俺の持てるすべてを使って!!」

 

ロンはぼろ泣きしながらも力強く帽子に訴え続けた。赤子以来、どんな事やどんな目にあっても泣かなかったロナルド・ウィーズリーが、魔法界を救った英雄とはいえ赤の他人のハリエットの為に。

そして己自身もハリエット・ポッターを守ると咆え上げる。

 

 「・・分かった少年・・ハリエット・ポッター!!スリザリン!!!!!!!」

 

 

 

帽子の宣言に、大広間は静寂をした。ホグワーツ開闢以来、帽子を被らずに所属寮が決定した事は無く前代未聞な事もさることながら、闇の帝王を倒した子が同じ寮に決まった方が衝撃度合いが大きかった。

 

帽子の宣言は魔法の契約であり、どのような者・・現校長のダンブルドアでも翻せない拘束力があり無効にはできず、ハリエット・ポッターを英雄視した者、これから英雄に仕立てようとした者は歯噛みをして見ているしかなかった。

 

これでいい・・行かないと・・

 

「こら少年、何処に行く。」

「ん?あいつ、ハリエットのとこに・・」

「せっかちじゃな、君自身の寮は決まっておらんじゃろう。」

「・・適当に・・」

「・・先ほど全寮の特性と長所と短所を言いおったお主がそれを言うのかね?」

「俺だったらどこでも生きてく自信がある・・俺の取り柄はそんなもんだよ。」

「いいから私を被れ、頼むから」

 

帽子の頼みって、被ってみたら・・

 

「ありがとう!!若き勇敢な子よ!!!」

「真の愛情を知る子よ!!」

「このホグワーツ誕生の意義を学んだ子よ!!」

「あなたを歓迎します心優しき子よ!!」

 

・・なんかイケメン二人と美人なお姉さんが二人、誰あんた等?

 

「私はグリフィンドール。」

「我はスリザリン」

「私はレイブンクロー」

「私はハッフルパフ」

「「「「ホグワーツを創りし者だ」」」」

 

「嬉しいぞ、真の騎士精神を持ってくれて。」

「そなたの寮は決まっている。」

「満場一致ですね。」

「貴方が行く先は。」

 

              

          「グリフィンドール!!!!!!!!」

 

 

 

四大始祖たちはこのところのホグワーツの在り方に、魔法の現状にうんざりとしていた。

彼等の目指した理想の場が汚されていくのが、マグルからの迫害から同族を守る為にと始めたものが、いつしか同族同士でたかが寮や家柄なぞでくだらない争いを起こし、大人になって卒業後もその考えが抜けずに魔法界がいさかい出したのを。

 

だがしかし・・希望が見えた・・見知らぬ他人の為に咆え上げた少年の様は、炎の獅子のようだった。

この子供に今一度託してみよう、かつて自分達が目指した理想の場を再び見せてくれるかを、少年自身が言ったように厳しく騎士道精神を鍛える獅子の寮にてやっていけるのかを。

敵視する子や大人は少なくあるまいが、意外に味方もいるようだ。

それぞれの寮に、少年を案じる優しい目がある。

大丈夫かもしれない、この子供ならば。

 

 

かくして生き残った女の子は蛇の寮に、生き残った女の子を守ると決めた少年は獅子の寮へと分かたれた。

四大始祖と、帽子以外に様々な衝撃をあたえて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・体が・・痛い・・っ・・ここはどこだくそったれ・・」




生き残った男の子は生き残った女の子となりました。

原作開始から本格的に原作ブレークに動き出します。

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