ロナルド・ウィーズリーは天使達を助けたい   作:ドゥナシオン

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次作のプロローグです


忍び寄る悪意

          -ホグワーツにてバジリスク発見-

 

 

翌日の日刊予言紙は全面その事で賑わせた。

 

下手に世間に隠しても、子供達の梟便で親にばれて理事会やら世間から非難されるよりも、自分が情報を発信して情報操作をした方がいいという、なんとも腹黒狸のダンブルドアが速攻で日刊予言に暴露された。

 

 

ダンブルドアと魔法省の迅速なる対応により、怪我人は一人もおらず!

 

何と魔法省にシリウス・ブラックとルシウス・マルフォイ両名が居合わせており、バジリスク事件を迅速に終わらせる対応に力添えをした

 

-ホグワーツ関係者-にパーセルダンクがおり、バジリスクの鎮圧に寄与をした

 

今後は魔法省とホグワーツの教職員達で、バジリスクをホグワーツにて管理することが決定をした。

 

 

「何かありそうなときには処分をします。それが大前提です。」

 

 

コメント欄にはファッジが公式発表を述べている。

 

 

 

 

「へえ~、魔法使いの新聞って面白いのな。写真が動いてる。」

「・・それよりもハリエット、食事中はバジを連れてくるな。」

「いいだろロン、こいつ寂しがり屋だし、-縮めて-連れてきたんだからさ。

 

バジリスク自身が呪文に掛かることを望めば、結界は作用されずに聞くというので、一緒にいたいというハリエットの望みを聞いたセブルスが呪文を施し、1メートルの大きさにした。

 

これで何処でも一緒である。

 

 

 

 

「・・・・おのれ!!俺様もバジちゃんと戯れたい!!」

「ご主人様、今度ハリエットがお茶会に来た時私は蛇大好きという事で。」

「うむ!!頼んだぞクィレル!」

 

 

 

日刊予言にはハリエットがパーセルダンクなのも、魔法省をホグワーツに迅速にこれるようにした者の名は一切出なかった。

 

大広間でダンブルドアと魔法省のキングズリーが一件の経緯を話し、現時点の安全は保障されたと

太鼓判を押した。

本当はキングズリーは不安だらけだったが、子供達の心を安心させるために。

 

その際当然ハリエットがパーセルダンクだとも話された。

朝の時点でバジリスクと話をしたと自分で言っていたので、有耶無耶にせずにきちんと説明をし、サラザールの手紙も公表したことで、一応は生徒達の心は落ち着いた。

 

 

「皆に頼みたい事がある。」

 

大人二人の説明の後にロンがその場全員に頼みごとをした。

 

「パーセルダンクがハリエットだって事は皆の内緒にしてほしい。」

 

親や兄妹、親しい友人にもだと、頭を下げた。

 

理由も説明をされた。

 

生き残った女の子が活躍したと一時は世間はチヤホヤしても、すぐにやっかみで掌を返すものや、パーセルダンクが悪だ闇だと決めつける者、英雄視を増してハリエットを担ぎ出して何かをもくろむものが出てくる可能性がある事を。

 

「記者たちの餌食にも、馬鹿な世間の奴等からも守ってやりてえんだ。

皆だってそんな目にあいたかないだろう?」

 

ハリエットが骨の髄までしゃぶりつくそうなんて奴等はいくらでもいるのだからと。

 

 

 

 

ロンの説明が超具体的過ぎて、聞いた一同は想像がついてぞっとした!!

自分達がそんな目にもみくちゃにされたらと思うと嫌だ!!

 

 

「分かった!世間からハリエット守んぞ!!」

「安心してハリエット、貴女がどんな事が出来ても良い子だって知っているから。」

「バジちゃんのお世話は私達も手伝う!」

 

ハリエットとロン大好きな子達は素直に

 

「分かった!世間の奴等にハリエットを渡さんぞ!!こいつを虐めていいのは俺達だけだ!!」

「調子に乗ったハリエットをどうこうしていいのは私達だけよ!!」

 

・・・なんかとっても屈折をした思いで賛同する者達も続いた。

 

ホグワーツにはハリエット・ポッターを助けようというのが半数以上、残りはやっかみ妬みで虐めてやろうがいたりする。

 

初期の頃はロン達が徹底をしてハリエットを守っていたが、近頃は様子見でハリエットの対処法を見極めている。

過保護にはしないと。

 

子供達はロンを中心に、ハリエットを世間から守ることにした。

 

 

 

「成る程、彼が-ロナルド・ウィーズリー-ですか。」

「・・・・言っとくけどな!あいつを何かに利用しようとしたらブラック家とマルフォイ家を敵に回すと思えよ!!!」

「シリウス落ち着いて、だが彼の言った事は本当だ。この件に-子供達-の名が漏れないように細心の注意を払っていただこう。」

「・・了解した。」

「シリウス、私はあちこちを少し回ります。校長殿が各社に報道要請をすると思いますので、校長が言った事以外の内容を探りに来ないように-釘-を刺してきます。」

「具体的には?」

「やろうとした記者がいた時点で、その社の広告を全て引き上げると。」

「おっかね、マルフォイ家だけじゃなくブラック家も同様だと言っとけ。」

「かしこまりました、、では。」

 

 

 

かくして子供の約束と、大人の密約が合致して化学反応が起こり、ハリエットの達が表に出る事は無かった。

 

 

あのリーター・スキーターですら諦めた。現魔法界にて、ツ-トップの両家を敵に回そうなどという馬鹿はいないのである。

今回は記者魂・名声よりも、保身に回ったのだ。

 

 

 

 

 

 

バジリスク騒動から半月経ったが、ホグワーツはいつも通りに勉学に励んでいる。

 

親からの苦情も、世間からのバッシングも。

偉大なるダンブルドアと魔法省、ブラック家とマルフォイ家が大丈夫といえば大丈夫だと、

危機管理の薄い魔法界であった。

 

これでいいのかとロンは悩むが、ハリエットの嬉しそうな顔を見てまあいいかと思うことにした。

 

ダンブルドアも自分の評判が世間では鰻登りに上がりご満悦で、セブルスは研究対象が出来たと喜び、ハグリッドを筆頭にバジちゃん愛でようの会が発足をし、こっそりヴォル付きクィレルも入会をして平和だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このままでは二年目は平和に終わる。

 

それがかの邪神が許すだろうか?答えは否である。

 

確かにバジリスク騒動は面白かったが、すぐに落ち着いてしまった。

もっと大騒動が起きてほしい。

 

 

邪神は大きな干渉は出来ないが、少しの事は出来る。

 

例えば弱い人間の心を操るとか、今回は生物を-一匹-殺すことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バジリスク騒動から一月後、禁じられた森の一角に住んでいる-一匹の蜘蛛-が死んだ




今回はプロローグの為短めです。
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