ロナルド・ウィーズリーは天使達を助けたい   作:ドゥナシオン

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お久しぶりです。
・・・終われるかな


ー外伝ーただいま

冬は寒い、特にホグワーツの中は暖房器具が行き届いていないせいで寒さがしみる。

でも寒いのはそのせいだけじゃ絶対ない、なんで僕の部屋が一人用なのさ!

 

「ここがロンの使っている部屋だよ。夕食の時間とか日常の時間とはこっちとあっちじゃあまり差異はないみたいだから安心してね。

僕の部屋は君の部屋の右から二番目のところにあるから何か困った事があったらいつでも来てね。」

 

物凄くしっかりとしたネビルって違和感しかないよ。

いつでもおどおどとしてて僕達の後ろくっついていてドラコ・マルフォイに馬鹿にされているネビルが見たらきっと驚いて気絶しちゃうんじゃないかな。

 

でもそれよりも僕の方だよ!僕戻れるの、またハリーやハーマイオニーに会えるの?

父さんや母さん達に会いたいよ、フレッド・ジョージ、パーシーの五月蠅さにもう文句言わないから、僕の家族のところに会いたいよ。

 

目が覚めれば・・ホグワーツの天蓋付きのベッドだった・・・帰れないの。

とりあえず大広間の食堂に行かないと、お腹がすいていたらもっと悲しくなる。食べて気持ち落ち着きたい。

 

「よう!お前が向こうのロナルド・ウィズリーか。」

薄暗い廊下を歩いていたらいきなり声を掛けられるって酷くない?

どうせこっちの僕と違うって言いたい奴なんだろいるだけの「僕がロナルド・ウィズリーで何がおかしいんだよ!!」

もううんざりだ!こっちのロンはこう凄いとかどんなことでもできるとかおかしいだろ!

話だけ聞いてたらどこの英雄物語の主人公だよ!どうせ僕なんて・・・こっちでも一緒だ、ハリーとハーマイオニーの後をついているだけの何にもできないってドラコ・マルフォイ達に言われている向こうと。

声を掛けて来た奴の顔を見られなくて俯いて怒鳴って、こんな僕に呆れた声で何か言って早くどっか行ってほしい。

 

「いいや、お前はロナルド・ウィズリーなんだろう。だったらおかしなことはないだろ。」

へ?

「俺もロナルド・ウィズリーだよ。初めましてだな、向こうの世界のロナルド・ウィズリー。」

はぁ⁉

 

ロナルド・ウィズリーが帰ってきた!

もうそれだけの事でホグワーツ城内はお祭り騒ぎとなり、生徒たちはもちろん教職員どころか絵画・ゴースト・屋敷しもべ妖精たちに至るまで-ロナルド・ウィズリー-の帰還を一言でも祝おうと殺到して大広間は収拾がつかない大混乱の坩堝と化している。

今回の一件が城内だけの者しか知られていないのが幸いをした。

生徒、特にドラコを始めとした主だった生徒たちには箝口令を強行したのが幸いしてこの程度の騒ぎで済んで僥倖だとさえ腹黒校長ことダンブルドアはさめざめと泣いて喜んでいる。

外部に知られた日には、ロンの父親アーサー筆頭にルシウスどころか魔法省のキングズリー一団が大挙してきて大騒ぎになるのが目に浮かぶ。

ホグワーツの森の住人に知られた日にはロナンを筆頭にしたケンタロス達が押し寄せてきそうで怖い!

・・・死ぬ気で・・それこそシリウスにもがっつりとくぎを刺せてよかったぞい。

 

「どうして!どこ行ってたんだよ!!ロンの馬鹿!お前がいなくなっちまったら俺どうすりゃいいんだよ・・・」

ボロボロと泣くハリエットを膝に乗せてあやすのを皮切りに、親友・級友・友人たちが文句の言いっぱなしであってもロンは動じることなくもう大丈夫だと柔らかい言葉で対応をしているのをロナルド・ウィズリーはぼんやりと見ている。

 

こいつこんなにみんなに慕われているんだ。

 

ドラコ・マルフォイが言った通り、ロナルド・ウィズリーとドラコ・マルフォイは親友?なのか?

 

「ドラコ・マルフォイ!!!」

 

薄暗い廊下でいきなりこの世界のロナルド・ウィズリーに挨拶されて、驚いて固まったら手を引かれて大広間に来たら、いきなりロナルド・ウィズリーが大声でドラコ・マルフォイの名前を叫びながらすんごい勢いで抱き着いてた。

・・・マー髭って言ってもいいよね?

 

会いたかったぞ俺のマイ天使!!

「・・・ロン?君なのかい?」

「そうだぞ!俺はお前の事が大好きなロナルド・ウィズリーだ!」

ようやく帰って来れたんだ!抱き着いてプラチナブロンドの髪に頭擦り付けても罰当たらんはずだ・・当てた奴はぶっ飛ばす!

 

感動の親友同士の抱擁。いきなり抱き着かれたドラコはこの男が自分の大好きなロンだとすぐに感じ取り、静かに涙を流しながら力強く抱き返す。

「君は・・いつでも僕を・・・僕たちを心配させる・・」

物凄く心配したんだぞ。

 

ドラコ・マルフォイが泣きながら抱き返した、つまりあれは本物のロナルド・ウィズリー!

「ロン―――!!!」

 

その感動の対面を見ていないはずの大広間の外から大声でロンを呼ぶ女子の声が声が爆走しながら近づいてくる。

 

その女子はスリザリン寮を一歩出てから何かを感じ取り、パンジー達の制止を振り切って大広間まで爆走をして目当ての人物に頭から突撃を果たしてしがみつく。

「ロン!ロン!!・・・どこにも行っちゃやだよロン!!」

 

ハリエット・・こんなにボロボロ泣いて、仕方がないな。

「ほら女の子だろ?涙拭いて鼻かんで。」

 

そんなハリエットをなにくれと泣く面倒見ながら挨拶受けて三十分位したらようやく人が切れたところでみんなが来た。

「「ロニー坊や。」」

「君が悪い訳じゃないのは知っているけれど、」

「みんな心配をしたんだぞ。」

「「後でうんと僕達に遊ばれなよ!」」

うっへ~、ジョージ・フレッドが俺に激おこって初だわレアだわすんごい名・・はいごめんなさい。

ヘラヘラした気配出したらハリエット以外が怖えよ。

俺が悪い訳じゃ無いのに解せんぞ。

 

「ロン!!!帰ってきたか放蕩むす・・」ドゴーン!!!

 

馬鹿言いながら入ってきた駄犬にコンフリンゴ放った俺は悪くない、悪いのは馬鹿言いながら入ってきた駄犬と、横でクスクス笑いながら見ている変態狼のイラっとする気配が悪いはずだ。

 

「・・・君何しちゃってるのさ!シリウス大丈夫!!」

「ってってってって・・ああ大丈夫だ、いつもの挨拶みたいなもんだ。」

 

こっちのシリウス絶対変!なんで爆裂呪文くらってるのに痛いで済ませて怪我一つしてないのさ!してないのは良いことだけど絶対に変だろ!しかも気にしないって笑いながらロナルド・ウィズリーの頭撫でてるし!べしっとされても嬉しそうにしてるのって・・きもいよ。

 

「ロン君、どこか痛いところはないかい?」

「無い!無いからベタベタすんじゃねえ!見てないで助けてくれよ教授!!」

「ロン、今回ばかりは吾輩は助けんぞ。たとえその変態がお前に一日中べったりとしていても引きはがす気はないぞ。嫌ならば自力で何とかしたまえ。」

「それて超理不尽!今回は俺のせいじゃねえ!!」

「やった、セブルスのお墨付き!この後一緒にお風呂に入ろうよロン君~。お背中きれ~に丁寧に洗ってあげるよ?」

それこそ舌で嘗め回して隅々まで綺麗に洗ってあげるよ。

 

「いらん!いつまで人のお腹触ってるんだ⁉放せ!」

リーマス・ルーピンもロナルド・ウィズリーがチェンジリングしたのは堪えたらしく、帰還早々のロンにべったりとし、近頃はなりを潜ませていた変態っぷりを人知れずに遺憾なく発揮をしたが流石はロンで、リーマスの心の中の変態発言を敏感に感じ取り速攻で却下を言い渡し、引っぺがして自分とは違うロナルド・ウィズリーの方に向き直った。

ハリエットは膝に乗せたままなのは流石であるが。

 

「お前は明日には帰れる。」

何の確信があってかいやにはっきりとロンが宣言をする。

「それまではのんびりとしててくれ。」

優しいまなざしと声に、ロナルド・ウィズリーはただただ頷く。この数十分でロンの凄さが分かったから最早反論する気も起きない。

対応力の凄さ、交友関係の幅の広さ、どれ一つとして自分が適うことがない。

「向こうの世界大分変えたからその話をしよう。とりあえずヴォルデモートは黙らせておいたからもう向こうの問題は半分片付いたぞ。」

その凄い奴がなんか爆弾発言してきたんですけど!!一体何しちゃったのさこいつは!!

ヴォルデモート黙らせた!マー髭だよもう!!!!!!




次回で終わる!・・・はず!!
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