優しき死神と時間逆行者 *改名しました 作:雪風@イグニスター
次の日、リュウは剣を持つことを恐れた。それもそうだ。リュウは自分の意識ではなかったにしろ、大切な人を傷つけたんだ。だから僕はリュウに暫く休むように言った。ほむらっちも今は傷を治すためここには居ない。だから今日から暫くは僕一人で魔女退治をすることになる。
僕は一人で歩いていると、見知った顔があった。
「あれは…美樹さん?」
木の影から何かを覗き込むように見ているのは、美樹さんだ。何してるんだろう?僕は近づいて話しかけた。
「美樹さん、何してるの?」
「キャッ!?」
驚かれた。まぁ後ろからいきなり声をかけたんだから仕方ない。
「……って、あんたは…」
「ヤッホー、何してんの?」
僕は彼女が覗いていたものが何かを確かめるために見てみた。そこにはベンチに座る上条君と志築さんが楽しそうに一緒にいる光景だった。
「ハハ。情けないでしょ、あたし。あんたに恭介の手を治してもらった後、結局恭介に告白できなくって、ああやって友達に取られちゃった」
美樹さんの表情はとても暗く、辛そうだ。
「あんたにはかなり迷惑をかけちゃったね。本当にゴメn「…謝らないでよ」…え?」
僕は美樹さんの手を掴んで走り出した。
「ちょっと!!どこ行くのよ!?」
「いいからついて来て!!」
僕はある場所に向かった。その場所は、僕がこの世界にきた時、偶然見つけた場所だ。
僕達はある丘の上に付いた。そこからは、町が見渡すことができた。
「…ハァ、ハァ、いきなり走り出さないでよ」
「ごめんごめん。…そろそろかな」
「え?」
次の瞬間、日は沈み、辺りが真っ暗になったと思うと、町中が光り輝き出した。
「…キレイ。ここでこんな光景が見れるんだ」
「うん、僕も最初は驚いたよ」
僕は美樹さんの顔を見て、ただ一言尋ねた。
「辛い?」
「……うん。辛いし、すっごく後悔してる」
「そっか」
「……詳しく聞かないんだ」
「聞いて欲しいの?」
「…ううん、そうじゃないけど」
そこまで言うと、会話が止まってしまった。
「……昔話をしよう」
「…え?」
「あるところに一人の男の子が居ました。その男の子はとても普通で、そのことを誇りにも思っていました。しかしある時、少年に変化が起きました。少年は転んで怪我をしてしまいました。急いで治そうって思った瞬間、傷が光に包まれて、傷はなくなっていました」
「……」
「少年はこんな不思議な出来事を親に話しました。しかし両親ともその話を信じてくれませんでした。だから少年は近くにあったナイフで自分の手を刺しました。両親とも驚いていました。少年はまた治そうって思いました。そして、ナイフで刺した傷は光に包まれて、無くなりました。この光景を見た両親に『本当だったでしょ』って笑いかけました。両親もきっと凄いって褒めてくれるって信じてました。しかし、」
『寄るな!!化物!!』
「…何…それ」
「少年は両親に拒絶された。その時、少年の中から何かが弾けた。少年は家を出て、走った。走って走って走って、やがて家が見えなくなった辺りで、少年は泣き叫びました」
「……」
「…取り敢えず、ここまでだね。今の話を聞いて、どう思った?」
僕の問いに、美樹さんは答えようとしない。いや、答えられないでいた。
「…私は」
数秒後、美樹さんは口を開いた。
「私は、その男の子が可哀想だと思う。だって、それって両親に褒められたいからやったんでしょ?なのにそんな扱いを受けて…、あんまりだよ」
「…そうだね。確かに
「…え?」
「まだ嫌われた訳じゃ、ううん、拒絶された訳じゃないんでしょ?だったらいいじゃないか。君はまだ恵まれてる。僕が言うんだ。間違いない」
「……でも、私」
「……もう、諦めてんの?」
そう言うと、美樹さんの表情は一気に悲しそうな表情に変わった。
「…りだよ…」
「え?」
「無理だよ…諦めきれないよ!!だって、恭介が好きだから!!」
「……うん。だったらやることは一つ!!」
僕はそう言うと、美樹さんの手を掴み、さっきの場所まで
「え、えええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!と、飛んでる!!!!」
「しっかり捕まっててね!!」
僕はそう言うと、一気に飛んで行った。
さっきの場所にはまだ上条君たちがいた。良かった。まだいたんだ。
「…さ、美樹さん。頑張って告白してきなよ。僕もここで待ってるからさ」
「…うん。ありがとう」
そう言って、美樹さんは上条君の元へ走って行った。
sideさやか
今、とってもいい気分だ。私は、今から恭介に告白する。
「恭介!!」
「…え?さやか?」
私がそう呼ぶと、恭介たちもこっちを向いた。
「…さやかさん」
「ゴメン仁美。折角待ってもらったのに。でも、私は…」
「…わかりました。では少し席を外しましょう」
そう言うと、仁美は一旦移動した。
「それで、どうしたんだい?さやか」
恭介の質問。いざ告白するってなるとやっぱ恥ずかしいな。…でも、
近くの木であの人は笑って見ていた。…良し!!
「私、美樹さやかは上条恭介が大好きです!!私と付き合って下しゃい!!」
…………
「………」
「…………ップ!」
「待って!!もう一回やり直させて!!」
「ゴメン!でも…アハハハハ!!!」
「コラー!!笑うなー!!」
「ゴメンゴメン」
全く、私の告白だってのに。これじゃあ台無しだよ。
「…さてと、告白の答え…だね」
「……」
「…ゴメンさやか。僕は志築さんと付き合うことにしたんだ。だから…」
「うん。分かってた」
そう言うと、恭介は驚いたようにこちらを見た。
「私さ、このままどっかに行っちゃおうって思ってたんだ。でもさ、ある奴に、告って来い!!って言われちゃってさ。でも、告白して良かった。恭介!!」
「…何だい?さやか」
「仁美を泣かせたら承知しないよ!!」
私はそう言って走りさっt「待ってさやか!!」されなかった。
「どうしたの?」
恭介は真剣な表情でこう訪ねてきた。
「さやか、その人に惚れた?」
………
「はあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!な、何言ってんの!?」
「だって、さっきその人の事を話してた時。さやか、とっても幸せそうだったから…」
…私が、あいつのことを好き?まだ名前すら知らないのに?…でも、
あいつの笑顔が、頭から離れなくなっていた。
「ッ!?」///
「やっぱりね。さやか」
「な、何?」///
「頑張ってね!!」
「…うん!!ありがとう!!恭介!!」
私はあいつのいる場所に走った。
sideout
僕は今自販機の前でジュースを飲んでいた。いや〜、この味のファ◯タがこの世界に置いてあって本当に良かった〜。これ美味しいんだよね〜。
「お〜い!!」
お、戻って来た。
「ここだよ!!美樹さん!!」
そう叫ぶと、美樹さんは走ってこちらに向かってきた。
「おまたせ」
「気にしないで。結果は?」
「振られちゃった」
そういう彼女の顔は。とてもスッキリとした表情だった。
「その割にはあんまり落ち込んでないね」
「うん!!だって…、…やっぱ何でもない」
「え〜、いいじゃん。教えてくれたって」
「だ〜め、…そうだ」
美樹さんは何かを思い出したようにこちらを向いた。
「私、美樹さやか」
「…へっ?」
「名前だよ。まだちゃんと自己紹介してなかったでしょ?」
「そう言えばそうだったね。こっちはリュウから聞いてたけど、僕はまだ名乗ってなかったね」
そう言っていつもの笑顔で、僕は答えた。
「僕の名前は高崎優夜。リュウとは幼馴染なんだ。よろしくね、美樹さn「さやかって呼んで?」…分かった。じゃあ、よろしくね、さやか!!」
僕達は、友達(?)になった。
どうも皆さん。スノウバークライトこと、スノウです。
優夜「ヤッホー!!今回は僕も居るよ〜!!」
はい、ってことで今回は優夜さんともう一人のゲストと一緒にやって行きます。ってことで、どうぞ!!
さやか「どうも皆!!まどマギ界のヒロイン、美樹さやかちゃんだよ〜!!」
っということで、早速始めて行きましょう。
優夜「よろしくね、早速質問!!」
何ですか?
優夜「今回の話を読んで思ったことなんだけどさ、僕って、もしかして…」
はい、優夜さんは実は第二の主人公なんですよ。
優夜「やっぱりか!!」
さやか「優夜が第二の主人公か。じゃ、じゃあさ、優夜のヒロインって誰なの?」
もう決まってますが、まだ秘密です。
さやか「え〜!!!いいじゃん教えてくれたって!!」
すいません、もう少ししたらわかりますから。
さやか「う〜、分かったわよ。」
優夜「アハハ、それじゃあそろそろかな」
はい、それでは皆さん!!
優夜・さやか「「次回もよろしくお願いします!!」」
感想も待ってます!!!!!