優しき死神と時間逆行者 *改名しました 作:雪風@イグニスター
「ついにこの日が来た」
俺の呟きに、ほむら、ユウ、マミさん、杏子の四人が頷いた。因みにまどかと美樹は避難している。俺はまどかを、ユウは美樹を説得するのにかなり時間が掛かった。
「今日、【ワルプルギスの夜】を倒すことが出来ればこの街に出現する魔女の数も少なくなるはずだ。俺から言えることは唯一言。“絶対に、生きて帰るぞ!!"」
俺の言葉に全員頷き、それぞれの持ち場に行った。
「さて、俺も始めるとするか。来い!!【魔剣 ガルナダイト]!!」
俺はガルナダイトを召喚した。
「さぁ、勝負だ!!ワルプルギス!!」
俺の叫びと共に、【ワルプルギスの夜】が姿を現した。
『キャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ』
姿を現した瞬間、辺りに大量の使い魔が出現した。使い魔たちは、近くにいた俺に襲いかかってきた。が、
「その程度じゃ、俺を止めることなんて…、出来ないぜ!!!」
俺は大剣となったガルナダイトを横に一閃する。すると、近づいてきた使い魔達は、全て消滅した。
「さて、次いつ使い魔が出現するか分からないし…、さっさと始めますか!!」
俺はそう叫び、【ワルプルギスの夜】に向かって駆け出した。すると、【ワルプルギスの夜】は俺に気づき近くの壊れたビルを飛ばしてきた。俺はガルナダイトを構えると、剣に灰色の風が纏い始めた。俺はそのままビルに向かって空を斬る。
「【カオス・テンペスト】!!」
剣に纏っていた灰色の風は、暴風となりビルへ直撃した。暴風が直撃したビルはその場に止まり、亀裂が走る。そして、そのままバラバラに砕け散る。暴風は威力を落とすことなく【ワルプルギスの夜】に向かって飛んで行く。
ズガン!!
暴風は【ワルプルギスの夜】へ直撃した。しかし…、
「…っち、やっぱ効かねぇか」
【ワルプルギスの夜】は無傷でこちらを見ていた。そしてそのままこちらにビルを飛ばしながら向かってきた。
「………取り敢えず作戦通りだし、さっさと誘導するか」
俺は迫ってくるビルを躱し、斬りながらユウ達の持ち場へと向かって跳ぶ。向かっている途中、多くの使い魔達が出現するが、俺は全て斬りながら進んで行く。そして…、
「リュウ!!こっちだよ!!」
ユウの声。声のした方を向くと、ユウ達が待ち構えていた。
「ナイス!!…オラ!!こっちだワルプルギス!!」
俺は暴風を【ワルプルギスの夜】に放ちながらユウ達の場所へと跳んでゆく。その場所へたどり着いた時、多くの使い魔達が襲いかかってきた。が、
「邪魔…すんじゃねぇ!!」
俺はガルナダイトを思いっきり地面へ叩きつけ、衝撃波を放つ。使い魔は全て直撃した同時に消滅した。
「今だ!!全員一斉攻撃だ!!」
俺の掛け声で、全員が武器を構えた。
「まずは私からよ!!【ティロ・フィナーレ】!!」
マミさんはマスケット銃を巨大化させ、強力な一撃を【ワルプルギスの夜】へ向かって放つ。直撃すると、そのまま大爆発が起こった。
「次は私よ」
そう言うと、ほむらはいた場所から姿を消し、気づくと【ワルプルギスの夜】の近くでトラックの上にいた。そのトラックは、そのまま【ワルプルギスの夜】へ突っ込んで行き、ほむらはトラックから飛び降りた。そしてトラックは直撃した。
「次は僕達の番だ!!行くよ!!杏子!!」
「任せろ!!帰ったら強烈なの頼むぜ!!」
……最後の一言がなければどれだけかっこ良かったか…。
「そらよ!!くらいな!!」
杏子は持っている槍を増やし、【ワルプルギスの夜】へ放った。そして【ワルプルギスの夜】はそのまま槍の後ろについていた鎖に絡め取られ、全ての槍が突き刺さる。
「全てを壊し、輝きの力を解放せよ。喰らえ!!【エンシェント・ブレイバー】!!」
ユウの持っている剣…【聖剣 ホーリーカリバー】が輝き出す。その光はどんどん強くなって行き、やがてその光は辺りを一気に照らした。そしてそのまま【ワルプルギスの夜】へ向かって空を斬る。光は波動に変わり、【ワルプルギスの夜】へ向かって放たれた。そして波動は直撃した。
「ラストは俺だ!!これでフィニッシュだ!!【カオス・テンペスト】!!」
俺は再び【ワルプルギスの夜】に向かって灰色の暴風を放つ。暴風は辺りのビルを巻き込んで【ワルプルギスの夜】に直撃し、大爆発を起こした。
「やったか?」
煙が晴れ始めた。その時だった。
ドカン!!
「ガッ!?」
俺は飛んできたビルに気づくことができず、直撃しそのまま飛ばされてしまった。
「「「「流夜!?(リュウ!?)(流夜!?)(流夜君!?)」」」」
全員が叫ぶ中で、俺は見てしまった。
「嘘…だろ…」
無傷で此方を見る【ワルプルギスの夜】の姿を…。
「クソッ!?どうすりゃ良いんだよ!?」
このままじゃ勝つことが出来ない。一体どうすれば…。
──困ってるみたいじゃないか。さっさとガルナダイトとホーリーカリバーを天に向かって上げろ!!──
突如、俺の頭に一人の男の声が聞こえた。どうやらそれは俺だけではなくユウにも聞こえたようだ。そして、俺はこの声を知っている。だからこそ…、
「ユウ!!やるぞ!!」
「うん!!」
俺たちは何の迷いもなく剣を空へ上げる。
「光と闇の狭間。二つの力交わる時、」
「世界の可能性が呼び覚まされる。」
「「今こそ新たなる力を示!!来い!!次元を救いし英雄達よ!!」」
すると、ガルナダイトとホーリーカリバーから一筋の光が放たれた。二つの光はやがて一つとなり、そのまま雲の中へと入って行く。すると、雲は円状に穴が空き、その中から幾つかの光が此方に向かって飛んできた。光が俺たちの近くにやってくると、その光が薄れ、中から人の姿が現れた。そう、
「待たせたな、流夜!!」
俺達の親友であり、異次元の世界【レルド王国】の現国王。フレイア・
「俺だけじゃないぜ。ほら、あそこ見ろよ」
フレイアはある方向へ指を刺す。そこには、俺のレルドでの親友達の姿があった。
「レン!!涼牙!!拓海!!」
「全く、相変わらずお前は手紙を最後まで読まなかったな?最後に書いてあっただろ。俺達を呼ぶことが出来るって…」
「マジで!?」
ユウが俺をジト目で睨んでくる。俺は目をそらした。そのそらした時だった。
「流夜さん!!」
「うおっ!!」
いきなり体に衝撃が走った。誰かが俺に抱きついてきたのだ。俺はその正体を見て、驚きを隠せなかった。
「織莉子…さん?」
「はい。美国織莉子です」
嘘だろ?どうしてここに織莉子さんが?
「お前はどうして?って思ってるだろ。簡単だ。俺とレンがとある調査で次元の海へ訪れた時に怪我をしていたので保護したんだ。その後彼女達には魔法少女と言う呪いを完全に消した。まぁ、レルドの住人になるっていう制約付きだがな」
そんな事があったのか。まぁ、何にせよ…、
「ありがとう。フレイア。そして、協力してくれ」
「当たり前だろ。んじゃ、やるぞ、皆!!」
「オーケーや!!わいから行くで!!来い!!【ポセイドン・スプラッシュ】!!」
涼牙は手を前に出す。すると、その手には一本のハンマーが握られていた。
「喰らいな!!【アクア・エクスキューション】!!」
涼牙はハンマーで思いっきり地面を叩きつけた。すると、大地が揺れ、【ワルプルギスの夜】の真下の地面が割れた。その割れた先から大量の水が勢いよく【ワルプルギスの夜】を襲った。すると、【ワルプルギスの夜】を覆っていた幕が砕けた。
「わいの水は
「任せて!!」
涼牙の後ろから拓海は姿を見せた。そして手に持つ一本の杖を天に掲げ、
「天より降り注げ!!悪しき魂を浄化する炎!!【エンシェント・フレイム】!!」
魔法を放った。天から一筋の巨大な光が現れ、光は、【ワルプルギスの夜】へ直撃した。
『GYAAAAAAAOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!!!!!!!!』
「効いてる!!効いてるよ!!」
「当たり前だ。奴を覆う結界が消えた今、奴を守るものは何もないのだからな」
ユウの後ろからレンが姿を現した。
「陛下。ここの結界の維持、任せましたよ」
「大丈夫だ。こっちには織莉子さんやキリカさんがいる。結界の方は問題ない。思いっきりやって来い!!」
「了解!!」
レンは腰にある一本の刀を抜く。【聖龍刀 流星剣】。レン専用の武器だ。その剣は、ある一つの隕石から作られたと言われている。
「【ワルプルギスの夜】。消え失せろ!!【スター・ブレイカー】!!」
レンが【ワルプルギスの夜】に刀を向けると、刀から巨大な収束魔法が放たれた。魔法は【ワルプルギスの夜】に当たり、【ワルプルギスの夜】は、苦しそうに叫ぶ。
「これである程度ダメージは与えた。やれ!!流夜!!優夜!!」
「おう!!行くぞユウ!!」
「うん、これで最後だ!!」
俺達は空中へ跳び、剣を構え、
「「【ダブル・テンペスト】!!」」
巨大な暴風を放った。
『GAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
【ワルプルギスの夜】は、悲鳴を上げながら、完全に消滅した。
「か、勝ったの?」
「私たち…」
「【ワルプルギスの夜】を倒せたの?」
呆然としている魔法少女組。だが、そんな中フレイアはある一言を告げた。
「まだ終わっていない。次はもっと強力な敵が出てくる。全員、気を緩めるな!!」
その瞬間、俺達の目の前に一筋の光が降りてきた。それはやがて光を失い、中から一人の男が姿を現した。そして、レルドの住人(織莉子さん達以外)は、その人物の姿を見て驚きを隠せなかった。
「久しぶりだな。流夜」
「父…さん?」
俺の実の父…和泉燕の姿だった。
どうも皆さん。スノウバークライトこと、スノウです。
流夜「和泉流夜だ。よろしく」
はい。よろしくお願いします。
流夜「挨拶はいい。スノウ、何か言うことはないのか?」
はい。…読者の皆さん。お待たせして申し訳ありませんでした。ワルプルギス戦が全然思いつかなくってアレコレと考えているうちにかなり時間が経ってしまいました。
流夜「今後もこんなことがあるかもしれないが、暖かい目で見守ってやってください」
それでは、今回のゲスト。
ほむら「暁美ほむらよ。よろしくお願いします」
はい。よろしくお願いします。
ほむら「早速だけど、今回最後に出てきたのって、本物の流夜のお父さんなのかしら?」
はい。正真正銘、本物の燕さんです。
ほむら「そう。……ちゃんと挨拶しておいた方がいいのかしら?」
あー…、次回貴方達は燕さんと戦うんですからね?そこ分かってますよね?
ほむら「ジョークよ」(まぁ、たった二割だけど…)
……もういいです。
流夜「?」
それと、今回でアンケートを示させてもらいます。アンケートに答えて下さった皆さん。本当にありがとうございました。
流夜「アンケート結果は、次回に発表させて貰います」
はい。それではそろそろ…、
流夜・ほむら「「次回もよろしくお願いします」」
感想も待ってます!!!