優しき死神と時間逆行者 *改名しました   作:雪風@イグニスター

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最終決戦 vs執行者 前編「世界の終焉。それがこの世界の末路だ!!」by燕

「父……さん……?」

 

俺たちの目の前に、黒いローブを纏い、二本の剣を持った俺の実の父…和泉燕の姿があった。

 

「久し振りだな、流夜。それに優夜君、フレイア陛下、レン君、涼牙君、拓海君。君達も久し振りだな」

 

父さんは俺達に笑顔で言ってきた。だが俺は…、

 

「父さん…、まさか貴方が…!?」

 

恐怖していた。その笑顔に、その力に、その存在に。

 

「ああ、そうだ。俺が執行者、和泉燕だ」

 

そう答えると、父さんは持っている二本の剣、【秘剣 エクリプスカリバー】と【闇剣 ダークエンドスライサー】を構えた。

 

「「「「「ッ!?」」」」」

 

俺達元々のレルドの住人は、それだけでも充分だった。そう、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和泉燕を敵として認識するには、充分だった。

 

「…行くぞ!!」

 

父さん…執行者は一気に駆け上がり、反応した時には既に俺の目の前にいた。

 

「しまっ!?」

 

俺は構えを取ることができず、そのまま蹴り飛ばされてしまった。俺はそのまま後ろにあるビルへ激突した……ように見せた。

 

「……ほう。今のダメージを最小限に抑えたか。流石だな、流夜」

 

俺はビルへ激突する前に、ガルナダイトを地面に刺して跳ばされるスピードを殺し、殺しきれなかったスピードは、ビルへ激突する前に、ガルナダイトをビルへ突き刺し、完全に殺しきった。まぁ、蹴りのダメージは入っちまったがな。

 

「だが、これでトドメだ!!」

 

執行者は駆け上がり、俺に近づこうとしたその時。

 

「打ち砕く!!【エンシェント・スプラッシュ】!!」

 

「焼き尽くす!!【バーニング・ブラッド】!!」

 

涼牙と拓海の二人が攻撃を繰り出した。二つの属性魔法は執行者へ直撃し、爆発を起こした。

 

「やったか!?」

 

徐々に煙が晴れて行く。そして完全に晴れ切り、執行者のいた場所を確認しようとした。が、

 

ザシュッ!

「ガハッ!?」

 

俺達が認識し切る前に、涼牙は斬られた。その場所へ目をやろうとした時、

 

ザシュッ!

「グアッ!?…クソ…」

 

拓海も、涼牙同様斬られた。

 

「涼牙!!拓海!!」

 

レンは二人の友の名を叫ぶ。だが返事は無い。当然だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今の一撃で、二人は絶命したからだ。二人から流れ出る血、そこから微かに見える白い何か…。恐らく骨だ。

 

「嘘…だ…」

 

二人の死に、動揺を隠しきれないでいるレン。そんな隙を執行者は見逃すはずもなく、

 

「レン!!避けろ!?」

 

「…え?」

 

ザシュッ!

ドサッ!

 

レンも、斬られた。

 

「レン!!」

 

フレイアはレンの身体へ駆け寄る。

 

「フレイア!!危険だ!!」

 

後ろで叫んでいるキリカさんの言葉に耳を傾けず、フレイアはレンへ駆け寄る。

 

「レン!?しっかりしろ!?」

 

レンは返事をしない。否、返事が出来ない。そう、レンも他の二人同様、絶命した。

 

 

 

 

 

「嫌ああああああぁぁあぁぁあぁぁぁぁぁぁぁああぁああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!」

 

マミさんの悲痛な叫び。ほむらや杏子も、呆然とその光景を見ていた。

 

「フレイア!!逃げろ!!」

 

ユウは叫ぶ。だが、

 

「……けるな」

 

フレイアは何かを呟き、レンの流星剣を手に持つ。あのバカ、まさか!!

 

「やめろフレイア!!!!」

 

「ふざけるなああああああああぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」

 

俺の叫びも虚しく、フレイアは執行者へと斬りかかる。だが、

 

「…遅い」

 

ザシュッ!

「ガハッ!?」

 

フレイアも斬られた。

 

「フレイア!!!!!!!!」

 

俺は立ち上がろうとするが、先程のダメージが思ったよりも大きく、立ち上がることができない。

 

「何だよ…コレ」

 

ユウの呟き。恐怖に染まった瞳でユウは叫ぶ。

 

「何だよコレ!?」

 

マミさんは完全に戦意が喪失して、震える体を両手で抑えている。織莉子さんとキリカさんも、もはや戦える状態ではない。唯一、杏子、ほむら、ユウ、俺はまだ戦える。だが、

 

「このままじゃ、絶対に勝てない」

 

そう、今のままでは勝つことが出来ない。このまま戦っても、フレイア達の様に殺されてしまうだけだ。何か方法は無いのか!!そう思っていたその時、

 

グサッ!

「………は?」

 

俺は理解出来なかった。何が起こったのか、ユウとほむらは顔が青ざめている。どうしてそんな顔をしてるんだ?そう思った時、俺の身体から勢いよく血が噴き出した。

 

「カハッ!」

 

「リュウ!!!!!!!!!」

 

「嫌…嫌…嫌あああああああああぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああぁあああぁぁぁぁぁあぁぁ!!!!!!!!!!!!!」

 

ユウとほむらの悲痛な叫び。そこで俺は理解した。俺は……刺されたんだと。そこで俺の意識は、闇に落ちた。

 

sideほむら

どうして、どうして流夜が死ぬの?動かなくなった流夜の身体を、私は時間停止を使い此方に持ち帰った。微かに息はしているが、このままでは確実に死ぬ。私は回復魔法はそこまで上手くない。だからこそ!!

 

「マミさん。お願いです。流夜を助けて!!」

 

「………」(ガタガタガタガタ)

 

マミさんは今もなお震える体を両手で抑えている。だが、流夜を救えるのはマミさんだけだ。

 

「お願いです!!流夜を助けて!!」

 

私は頭を下げ頼み込む。

 

「……じゃない」

 

「え?」

 

何かを呟く。私は尋ねようとしたその時、

 

「勝てるわけないじゃない!!!!あんな化け物相手に!!!」

 

マミさんは恐怖に染まった顔で叫ぶ。その時、

 

「おやおや、化け物とは失礼だな」

 

後ろを振り向く。そこには執行者がいた。

 

「ヒッ!?」

 

マミさんは一歩引く。私は執行者を睨みつける。

 

「…殺しきれなかったか。まぁいい。貴様らも直ぐに殺す。だがその前に…」

 

執行者は剣を振り上げる。

 

「流夜から始末する」

 

執行者は剣を振り下ろした。

 

「やらせるか!?」

 

ガキン!!

 

二つの金属がぶつかり合う音。その音の正体は、執行者の剣と優夜の剣がぶつかり合った音だ。

 

「優夜君。邪魔をするな。君はこの後殺すんだからな」

 

「殺らせない。これ以上、僕の大切な仲間を…殺させたりなんかしない!!!」

 

優夜は剣を押し返す。そうだ。流夜は絶対に死なせない。絶対に!!

 

──ならばどうする?俺を受け入れるか?──

 

私の中に響くタナトスの声。今までの私だったら拒絶する。だが、

 

「いいえ、私は貴方を受け入れない。私は貴方の主よ。あなたの力を、私に貸しなさい!!」

 

受け入れず、力だけを借りる。

 

───……御意────

 

その声を聞いた瞬間、私の姿が変わっていく。その姿は今までのものとは全く似ず、バレエの様な露出度の高い漆黒のドレス。そして背中には黒い羽。私は思う。この姿はまるで…、

 

「悪魔そのもの…ね…」

 

私は呟く。その後、私はマミさんの方へ向く。

 

「マミさん。私は絶対に負けない。この世界を滅ぼさせない。だからこそ、流夜をお願いします!!」

 

私の叫びを聞いたマミさんは、いつもの笑顔に戻る。

 

「……解ったわ。でも、負けたら駅前のケーキ1ホール、奢ってもらうわよ」

 

「ええ、解ったわ」

 

私はそのまま執行者の元へ飛び出した。




どうも皆さん。スノウバークライトこと、スノウです。

流夜「和泉流夜だ。よろしく」

はい。今回のゲストは…この方!!

まどか「こんにちは。鹿目まどかです。今日はよろしくお願いします」

よろしくお願いします。

流夜「よろしくな、まどか」

まどか「うん。よろしくね、流夜君」///

流夜「早速だけど、スノウ。俺、あれどうなるの?」

さぁ、どうなるんでしょうね。(ニッコリ)

流夜「その笑顔、殴りたい」

まどか「死なないでね、流夜君」

流夜「え?………大丈夫だまどか。俺は死なない(多分)。執行者は絶対に止めて見せる!!(今意識ないけど)」

そして最後に出てきたほむらさん。読者の皆さんはお気付きでしょうが、あれは悪魔ほむらです。どうしても出したかったため、タナトスの力で悪魔化してるという設定で出しました。

流夜「ほむらもタナトスの力を覚醒させたか。ま、今のほむらなら操られることもないだろうな」

まどか「……ねぇ流夜君。何かほむらちゃんと仲良しすぎない?」

流夜「?そうか?ってか何で不機嫌になってるんだよ…」

まどか「…別に、何でもないよ」

あー……(そう言えばまどかさんはまだ流夜さんとほむらさんの関係について知りませんでしたからね)。まどかさん、それは次かその次くらいにわかりますよ。

まどか「?わかりました」

はい。それではそろそろ。

流夜・まどか「「次回もよろしくお願いします!!」

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