優しき死神と時間逆行者 *改名しました 作:雪風@イグニスター
次の日、僕は美滝原の駅で杏子を待っていた。
「この格好、変じゃ…ないよね?」
僕は普段とは違い、ちゃんとオシャレをした。いや、“させられた"と言った方が正しい。だってリュウが、
『今日はお前のデート何だからちゃんとした格好して行けよ』
って言ってたから鏡の前に立って何度も見直しした。リュウも見てくれたから大丈夫だとは思うけど…。
「おーい!!」
少し離れたところから声が聞こえた。僕はその場所へ向かって歩き出した。
「お待たせ、優夜!」
「い、いや…大丈夫!僕も来た所だから!」
緊張しすぎて、僕は慌ててしまった。
「そ、それじゃあ行こうか」
僕がそう言うと、杏子はがっかりした表情をした。……あ!
「杏子!その服、とても似合ってるよ!」
「なっ!?いきなりなに言ってるんだ!?」///
杏子は顔を赤くしながら怒り出した。いや、多分怒ってはいない。だって顔が少しにやけてるんだもん。
「じゃ、行こっか!」(ニコッ)
(ウッ!!)「あ、ああ…」///
ん?どうしたんだろう…。まぁいいか。僕は杏子の手を取り、そのまま歩き出した。
「ゆ、優夜!?手、手ががががが!?!?」
「?……あ!ご、ゴメン!!」
僕は急いで手を離した。
「あっ……」
手を離すと、杏子は少し残念そうな表情をした。
「…えっと、もしかして、繋いだままの方が良かった?」
僕がそう尋ねると、
「なっ!?なななななな何言ってやがる!?!?」///
と、顔を赤くして言われた。僕はリュウとは違い鈍感ではない。だからどうすればいいかはわかる。僕は何も言わずに再び杏子の手を取った。
「ちょっ!?優夜!?」///
「さ、行こうか!」
僕はそのまま歩き出した。
「待つんだ杏子。とにかく冷静に考えるんだ」
「何言ってんだよ…。此処に来たらこれは乗らなきゃダメだろ」
「本当に待って!!此処だけは…ジェットコースターだけは勘弁して!!」
僕たちは今ジェットコースターの前で話し合っていた。何を話し合っていたか、それはこのジェットコースターに乗るか乗らないか…と、いう風な感じだ。因みに杏子が乗る、僕は乗らないと言う意見だ。だが…、
「何言ってるんだよ。折角なんだから一緒に乗ろうぜ!」
という風に言ってくる為、僕は何としても彼女を説得しなければならない。
「考えて見るんだ杏子。仮にこれに乗ったとしよう。だけどね、隣同士になれるとは限らないんだよ」
どうだ!これで考え直してくれるはず…、
「いや、順番的に問題無いっぽいぞ」
なん…だと…!!
「僕は…無力だ…」
「悪かったって。まさかジェットコースターが苦手だなんて思わなかったんだよ…」
あの後僕は結局ジェットコースターに乗せられた。結果は…聞かないでくれ…。
「そ、それよりも優夜。次はどこに行く?」
と、尋ねてくる杏子。そうだなぁ、次は…、
「あそこにしよう」
そう言って僕が指した方にある場所。それは…、
「……で、何でメリーゴーランド何だよ!?」
そう、やって来たのはメリーゴーランド。理由?そんなの…、
「羞恥に悶える杏子を見るためだよ」(ニタァ)
「ヒッ!?」
杏子は怖がっている。……仕方ない。
「杏子、よく聞くんだ。いいかい?これは僕からのご褒美だよ?」
「……!」(ピクッ)
「君は僕からのご褒美が好きだったね?でもそれをただ恥ずかしいってだけで断るのかい?折角僕の用意したご褒美を?……僕は悲しいな」
どうだ?
「……ぅぅぅううう!!わかったよ!!乗るよ!!」
「うん!じゃあ行こっか!」
僕はそのまま杏子を連れてメリーゴーランドへ乗った。
辺りが夕焼けで染まり始めた頃、僕達は帰り道を歩いていた。今日は色々回った。正直言うと楽しかった。だから…、
「杏子、今日はありがとう」
「へ?」
僕はお礼を言った。
「何で優夜が礼を言うんだよ。どっちかって言うと礼を言うのはあたしの方だぜ?」
「……ううん、何でもない」
今まで色々あったからね、何ては言えない。そんな風に歩いていると、杏子が僕の前に来た。
「杏子?どうし…」
「ん……」(チュッ)///
「んん!?!?!?」///
いきなりキスされた。ウェイ!ウェイウェイウェイ!!何事!?!?
「あたしは、正直こんなの柄じゃないって分かってる。でも…言わせてくれ。あたしは、優夜が好きだ!あたしと付き合ってくれ!!」
杏子は頭を下げた。
「………杏子、ありがとう。君の気持ちはとっても嬉しい。でも、少し待って欲しい。出来れば、一週間の間でいい。絶対に答えを出す。だから…頼む」
僕も頭を下げた。杏子は顔を上げると、笑顔でこう答えた。
「ああ!!待ってるからな!優夜!!」
そう言うと、杏子は走って家へ帰って行った。僕は空を見上げながらこう呟いた。
「僕、サイテーだな」
お待たせしました。スノウバークライトこと、スノウです。
流夜「和泉流夜だ」
ほむら「レギュラーになった暁美ほむらよ」
今回のゲストはこの方!!
杏子「よう、あたしは佐倉杏子だ。邪魔するぜ!」
はい!ってことで今回は杏子さんに来てもらってます。
ほむら「あなたも大胆なことをするわね。まさかキスするなんて…」
流夜「あれは俺も驚いた。もうベタ惚れじゃないか」
杏子「ああ!あたしは優夜が大好きだからな!」
堂々と言い切れるのが凄いですね〜。
流夜「それよりもスノウ!お前説明しなきゃいけない事があるだろ!」
そうでした!
皆さんにお知らせがあります!!何と!!我らが主人公【和泉流夜】の過去の物語を書き始めました!!
ほむら「過去?…という事は、小さい流夜が出て来るのかしら?」
流夜「いや、正確に言えば本来あるはずの俺の未来だ。だから俺がこっちの世界に来なかった話、言わばIFストーリーだな」
もっと正確に言えば本来はこちらがIF何ですがね。まぁ、細かいことはおいておきます。
杏子「それって優夜も出るのか?」
はい!勿論出ますよ!
杏子「良かった!だったら物語が進むのが楽しみだ!」
はい!皆さんも良かったら読んで見てください!
流夜「俺も頑張るぜ!」
それではそろそろ…
流夜・ほむら・杏子「「「次回もよろしくお願いします!!」」」
感想もお待ちしております!