製薬会社アンブレラ。ラクーンシティをホームとするその大企業は優良な企業としてアメリカ全土に進出していた。
しかしそれは表向きの話。実際は非人道的な実験を繰り返し、様々な生物兵器を開発・製造し、様々な場所に売り付ける恐ろしい企業であった。これはそんなアンブレラが産み出したとあるイレギュラーの話。
ラクーンシティ郊外の地下研究所。そこではとある研究が行われていた。
ギガ・タイラント計画 通称G.T.計画
ウィリアム・バーキン博士主導によるアンブレラにすら秘匿された極秘実験。
Tウイルスとよばれる、生物に恐ろしいまでの耐久性を与えるが知能を奪い食欲だけの化け物にしてしまうウイルス。Gウイルスと呼ばれるTウイルスをさらに強力にした生物の進化を促すウイルス。このふたつのウイルスを掛け合わせれば素晴らしいB.O.Wが出来るはずだ、といった発想から生まれた計画。たとえG計画が頓挫してもこの計画が成功し、タイラントを超えるB.O.Wを作ればバーキン博士がアンブレラの幹部となるのは確実。そうでなくともいざというときのアンブレラ以外の組織への命綱になりえるのだ。それゆえの極秘計画。
しかしこの計画には問題があった。
まず、この二つのウイルスに耐えられる肉体を持つ人間が存在しない。この二つのウイルスを人間に投与しようものなら肉体が無尽蔵に進化して自滅してしまう。そしてなにより、TウイルスとGウイルスを一つのウイルスとして融合させることができなかった。TとGを掛け合わせることが難しかったのだ。Tウイルスはある程度完成しているとはいえ、未だに開発段階を抜けないGウイルスがTウイルスを完全に喰ってしまうのだ。
バーキン博士はこの問題に対しとある知り合いに協力を仰いだ。
聞いた話によるとなんでも彼はTウイルスを克服し、さらには完全適応を成したらしい。彼に連絡をつけるのには苦労したが何とか協力してもらい、なんとか目的のものを手に入れた。彼に大きな借りを作ったがまあいい、そんなものこの計画が成功すれば微々たるものだ。
そんな彼からもらい受けたもの、それは彼のDNA情報である。バーキン博士が思いついた問題解決策、それはTウイルス克服者のDNAをつかいクローンを作るといったものであった。
とある研究員の手記
4月23日
私が最近の日課となりつつあるGウイルスの特性を実験しているとき、バーキン博士に呼び出された。なんでもTとGを掛け合わせる実験をしたいらしい。そしてそれはごく一部の有能なものだけが携われる極秘実験だとか。もちろん私はこれをすぐさま了承した。今まで私の有用性を証明しようと必死になっていたがバーキン博士はキチンと気づいてくれていたのだ!今までのような、行き詰った研究をちまちまと進めるのではなく新しく進められるこの研究にはワクワクしている。私を信頼してこの研究に招いてくれたバーキン博士に感謝しつつ新たな研究の準備を進める。ああ、本当に楽しみだ。
5月13日
実験の第一段階は成功した。Tの完全適応者のDNAからクローンを作り出したのだ。次はこのクローンにTとGを少しずつ投与していく。しかしバーキン博士もよく考える。TがGに食われてしまうのでTをGより多く投与する、その際Tに耐えられるようTの完全適応者のクローンをつかうとは。しかしバーキン博士の言っていた協力者とはだれなのだろう…アンブレラにはこの実験を報告しないらしいのでアンブレラの人間ではないと思うのだが。
6月26日
アークレイ研究所での漏洩事件の影響でアンブレラの査察が入った。幸い
7月4日
実験は順調である。そして実験の過程で面白いことがいくつかわかった。まずクローンの成長速度である。5月からわずか2か月ですでに肉体年齢が12歳を迎えているのである。これはおそらくGの進化を促す特性が作用しているのだろう。そしてもう一つ。なんとクローンが性別を変化させた。確かに作られたときは男性体だったのがTとGを投与していくにつれ女性体となっていったのだ。これは面白い特性である。Gの繫殖本能とTの新陳代謝促進が組み合わさるとこうなるのだろうか?要研究である。そしてクローンにはGT-001と名付けることが決定した。
8月7日
素晴らしい!なんとGT-001が言葉を話したのだ!いままで培養液の中だったのでわからなかったが、いざ外へと出してみればGT-001には高い知能があることが判明した!GT-001は肉体年齢が16歳となったが見た目は金髪に赤目の10歳くらいの少女である。このままうまくいけば人間社会に溶け込むことのできるB.O.W.となるだろう!早速GT-001には教育官としてタカハシ研究員をつけた。ああ、性能実験ができる時が待ち遠しい。
8月30日
GT-001はどんどんと知識を吸収しているらしい。教育官であるタカハシ研究員がうれしそうにはなしていた。あまり要らぬ知識をつけられても面倒だが、まあいざとなったら体内に埋め込んだ小型爆弾で処理すればよい。必要最低限のデータはとれたので後はここからどこまで使い物になるかという実戦データがいるくらいだ。…それにしても本当にTとGはおもしろい。すでに肉体年齢は18に達して、そこで成長が止まっているというのだから。肉体の最盛期まで急激に成長させそこで不老になることで常に全盛期、ということなのだろう。
9月20日
バーキン博士がGをついに完成させたらしい。もはやGの完成など今となってはどうでもいいのだが、こちらの研究が疎かにならないか少し心配である。
9月28日
馬鹿な、ここでバイオハザードが発生しただと。地下数百mに存在するこの研究所で。ありえない。何者かが内から手引きしたとしか考えられない。そういえば数日前にバーキン博士からNESTにGT-001を移送する計画がだされた時から妙だったのだ。
10月1日
もはや私しか生きていない。ほかは全員感染したか食われた。いやだ。私は優秀なんだ。こんなところで。なぜバーキン博士は通信に応答してくれない。
月 日
そうか やはり 博士 あなたが
月 日
ゆ r さ な (ここで手記は途切れている)
有能な研究員=処分しやすい、しても問題ない人。
協力者さんはアルバートさんです。しらべたら割と交友あるので協力してくれそうだったのでお願いしました。
書き溜めはなおきなんで次回投稿は未定です。
レオン、アリシアが進んでいく上でゲーム内の謎解きを
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して欲しい
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別にいらない
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どっちでもいい