バイオハザード~G.T.計画~   作:ユリおじ

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ギリギリ平成。
どうせなら本編で実現しないであろう事を短めに。
短いけど許して亭許して。



G.T計画 IF ~エイプリルフールに投稿しようとしたけど間に合わなかったもの今日投稿してもばれないやろ~

  レオン・S・ケネディ

 

 その彼がラクーンシティに赴任するその日にあったかもしれない歴史。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「クソったれめ!」

 

 彼は現在”ある者”に追われていた。

 

「なんなんだあいつは!……うおっ!」

 

 彼の横に自動車が落ちてくる。その自動車は彼に向かって投げられたものであった。

 

「おいおいマジかよ…」

 

 その瓦礫を投げてきた人物。それは黒いコートを着た少女であった。

 

「・・・・・・・・・」

 

 その少女に名はない。あるのは製品名。

 

 ”GT-001 type-p”

 

 それが彼女が持つ製品名。別の世界で”アリシア”と呼ばれる生物兵器であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「簡単には諦める性格じゃなくてな…!」

 

 レオンは既に彼女に対し何発も発砲していた。相手が子供、という事で最初は撃たなかったがそうと言ってられなくなったからだ。

 

 しかし、銃弾は意味を為さなかった。どれだけ撃っても効果がないのだ。コートに着弾すれば銃弾は弾かれ、露出している足を撃っても血は出るものの何事もないかのようにこちらを追ってくる。最後の手段として頭を撃つもまるで効いた様子はない。それどころか雨で額の血が流れて肌が見えた時、なんと相手には傷口がなかった。明らかに命中させたのにも関わらずだ。

 

 そのため今は為す術もなく、子供から逃走する警官という傍から見れば物騒な鬼ごっことしか見えない光景が広がっていた。

 

(だがどうする…このままだと逃げ続けるしかない。なにか、なにかないか…)

 

 レオンが打開策を考えるも周りには廃墟しかない。こうして考えている間もGT-001は着実に距離を詰めてきている。

 

 このままでは追いつかれるのも時間の問題であった。

 

 

 

 

 だがどうやら神とやらはレオンに味方したらしい。

 

 正面の曲がり角から車が曲がってきた。様子を見ればそれは警察車両であった。そしてそのまま警察車両はレオンを通り過ぎるとそのままGT-001を勢いよく轢いた。

 

「レオン!乗れ!」

 

 車から声をかけてきたのはガソリンスタンドでレオンが助けた人物。警官のダニエルであった。

 

 

 

 

 

 

「…妨害発生。生存者は仲間を増やし車両で逃走。追跡継続。……………………………逃…て

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「間に合ってよかった。いきなりお前から通信が来た時は驚いたよ。『少女の姿をした化け物に追われている!』なんてな。普段だったら酔っ払いすぎだと笑い飛ばしてるところだ」

 

 レオンは逃げている最中に彼に救援を送っていた。自分ですら信じられない事だっただけに来てくれるか不安だったがどうやら信じてくれていたようだ。

 

「…本当に助かった。ありがとう」

 

「気にすんな。お前も助けてくれただろ。お相子だよ。…そんなことよりだ、一体あいつは何なんだ?さっきの話が本当ならビルの5階からスーパーヒーロー着地キメて、短い距離ならとんでもない速さ移動して、自動車はぶん投げてくる、銃弾は服の上なら弾かれる上に当たったところは既に治っている?そいつホントにスーパーガールなんじゃないのか?」

 

 ダニエルも流石にレオンに話されたことに驚いていた。ガソリンスタンドでのあの化け物の群れを相手にしていなければ信じてはいなかっただろう。

 

「あれがスーパーガールだったらまだ助かるんだが…。所でこれから何処に?」

 

「ひとまず警察署に向かおう。あそこなら武器もあるし何かしら情報もあるはずってうおっ!?」

 

 彼が慌てて車のハンドルを横に切る。なぜなら目の前に自動車がふってきたからだ。

 

「おいおい出来の悪いB級映画じゃねぇんだからよ!」

 

 ダニエルは軽口を叩いてはいるがその表情は硬い。

 

「なんとか振り切れ!」

 

「ンなこと言われてもな!」

 

 道路にはゾンビや瓦礫、放置された車が置いてあり、とても逃走しやすいとは言えない状況だった。

 

「あそこを曲がれば警察署は目の前だ!」

 

「よし!このまま突っ切れ!」

 

 警察署まであと少し。このままなら何とか逃げ切れる。

 

 だがそこから来た油断か、またはフラグだったのか。

 

 

 

 

 

 神は微笑まない(フラグは回収)

 

 

 

 

 

 突然二人の目の前の道路が爆発した。

 

 流石に躱せないと判断したのか慌ててダニエルがブレーキを踏む。

 

「今度は何だ、ミサイルでも投げてきやがったか!?」

 

 なんとか被害はなかったが車で進めなくなってしまった。

 

「くそ、なんてこった。だが警察署は目の前だ。このまま走り抜けちまおう」

 

「ああ、そうだな」

 

 車を降りる二人。しかし、次の瞬間今まで乗っていた車がいきなり後方に吹き飛ぶ。

 

「なんだ!」

 

 慌てて銃を構えるダニエル。そして彼が銃を向けた先には

 

「…捕捉完了」

 

 彼女がいた。

 

 

 

 

 

 

「早すぎるだろおい!」

 

「ミンチになりたくないなら走れ!」

 

 彼女がしたことはいたって簡単であった。ただ高くジャンプして二人の目の前に先回りして着弾。普通だったら重症になるが彼女の再生能力をもってすればたやすいことであった。

 

「そこだ!その門を超えれば警察署だ!」

 

 ダニエルが言った通り大きな門の先に見えるR.P.Dと書かれた大きな建物。二人のゴール地点。今も後ろから追ってきている彼女も警察署の重火器なら何とかなるだろう。

 

 しかしここにきて最後の難関が二人を阻む。

 

「鍵が閉まってる!」

 

「なんだって!?」

 

 警察署の門は開かなかった。内側から閂がかけられており門を開くことができない。

 

「ほかの入り口は!?」

 

「裏口が一つと地下駐車場があったはずだが…どうやらタイムアップみたいだ」

 

 そういって振り返ったダニエルの正面には彼女が待ち構えていた。

 

「・・・・・・・・・」

 

 無言でたたずむ彼女。見た目は少女だが二人には自分たちを迎えに来た死神にしか見えなかった。

 

「やるしかないか…」

 

「そのようだ」

 

 そうして銃を構える二人。しかし一向にこちらに攻撃してこない。

 

 二人が疑問に思うと唐突に周囲からうなり声が。見れば大量のゾンビが集まってきていた。

 

「くそ!これが目的か!」

 

「逃げ場をなくしてこいつらに襲わせようってか?」

 

 流石にこれだけ大量のゾンビとなると二人だけでは処理しきれない。ここまでかと思われたその時、突如目の前の彼女が動いた。

 

 そして目にも止まらぬ速さで二人に近づいたかと思うと、突然二人の背後にある門を殴りつけた。

 

 そしてまるで重機に突っ込まれたかのように吹き飛んでいく門の残骸。二人が驚きのあまり動けないでいると、

 

「通信GT-001からHQ。これよりプログラムPを実行。そのためターゲット2体を誘導。10分後開始・・・・・コピー。GT-001アウト」

 

 突如喋ったかと思うとなにやら通信をしていたようだ。そして通信が終わったかと思うと周りのゾンビを殺し始める。

 

「なんなんだいったい…?」

 

「わからない…だがどうやらこのままここにいても仕方がない。警察署にいこう」

 

 そうして警察署に向かう二人。レオンがチラリと彼女を見るが、ゾンビを殺し続けている。

 

いきて・・・

 

 彼女が何かを呟いた気がするのは気のせいだろうか。それとも…

 

「おい、どうしたんだ?」

 

「あ、ああ。今行く」

 

 

 

 

 

 

 

 

 こうして生存者たちは地獄を進んでいく。この先にクモの糸があると信じて。

 




補足メモ:脳みそからっぽで30分で書き上げたので変なとこあっても気にしないでください
  
次回→令和が終わったら   

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