ポケモンになったんだけど案外楽しい   作:ムームラ

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キャプテンイリマ

アローラに来たと言うこたは何か意図があるのかもしれない。

とは思うが、僕たちは旅の最中であり連れて行くにしてもこの人数は多すぎる。

 

「各々アローラを調べましょう?流石にこの人数で行動はしたくないわ」

「そうですね。それがいいと思いますが…」

「が?」

「地図も何もないのですぐ迷います」

 

……タウンマップが研究所にあったような気がする。

売ってないか?タウンマップ。ポケモンセンターに行って確認してみるしかないが…。

 

「空を飛べるポケモンは空に飛べば地図わかるからいいよなぁ!」

「まあねぇ〜」

 

空を飛べるのはプテラ、ヘラクロス、スピアー、ピジョットかな?

 

「っていうかサーナイト博士。イリマくん港で待たせすぎやしませんか」

「……あっ」

 

あって忘れてたろ。

イリマくんは礼儀正しい子だから待ち続けていると思うよ…。それを忘れるって博士あんたね……。

 

「私たちこれから用事あるから行ってもいいかしら?ほんと、行かないとクチートにどやされる…」

「わ、わかりました。私たちの方も一大事だとは思うのですがどうぞ…」

 

僕はリーリエを呼びに行った。

博士たちも心配だけれどイリマくんを待たせきりなのもなんだか申し訳がない。

……あっ。

 

「博士。僕だけ行くのでやっぱ残ってていいですよ」

「どっち!?わかったわよ。残るわよ…」

 

すこし拗ねていた。

二人行く必要もないんだよな。僕のことはイリマくんも知ってるし。二人で行く理由もない。

博士たちの方はサーナイト博士に任せた!

 

僕は職員室に入る。

 

「クチートさん。どうかしたのですか?」

「そろそろ行こっかっていう話になったんだ。準備できた?」

「はい。大丈夫です」

「じゃあいこっか」

 

リーリエは僕をモンスターボールにしまった。

 

 

 

 

 

 

博士たちの横を恐る恐る通り過ぎて港の方に向かう。

ハヤトくんたちはキャプテンということがあまりわからないみたいだ。島巡りのことは説明しているはずなんだけれどね。

 

と、そうこうしている内に港に着いた……のだが。イリマくんと誰かが口論している。

チンピラ?僕は自分でボールから出てイリマくんに近寄る。

 

「試練を中止しろオラァ!」

「無理です。島巡りをする子の邪魔はできません」

「あ?スカル団様に逆らうっつーんすか?」

 

試練を中止しろということらしい。

スカル団とは聞いたことはある。チンピラ集団だということ。アローラで悪さばっかしている小悪党の集団とか聞いた。

 

「って、なんすかこのポケモン。あんたのじゃないっすよね」

「……初めてみるポケモンだ」

「そうっすか?なら俺らが貰うっすよ!」

 

と、モンスターボールを投げてくる。

顎で打ち返した。抵抗したのが気に食わなかったのかポケモンを出してくる。捕まえる気満々じゃん!

相手が出してきたのはズバット。毒は完全に効かないがちょうおんぱ出されると厄介だ。

 

「ズバット!噛み付くっす!」

 

僕も噛み付く!

ズバットを大きな顎で噛み付いた。ズバットは苦しそうに悶えている。

 

「ズバットぉ!」

 

噛み付いて、そのまま海の方にぶん投げてやった。

ズバットは海に浮く。ズバット戦闘不能。

 

「や、野生のポケモンにやられるなんて屈辱っすーーー!」

 

と、逃げていった。

それを見届け、イリマくんの方を向く。

 

「君はどこからきたのかな?」

「あ、イリマくん。僕だよ」

「……え?マルクさんですか?」

「そう。マルクさん」

 

イリマくんも流石に驚くだろう。

 

「もしかしてニュースであった通りポケモンにされた…んですね」

「察しがいいね」

「……クチートになったのはお似合いですけどこういうことがあるのですね」

 

自分に言い聞かせるかのように喋っていた。

世間話はこれくらいで島巡りのことを改めて言わないとな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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