試練が終わったのかみんなポケモンセンターに戻ってきた。
ハルトくんたちはぐったりと椅子に座る。
「ぬし強かったぁ。無理させちゃったよぅ…」
ニャビーを撫でるルリちゃん。
ハヤトくんはモクローを頭に乗せてテーブルに突っ伏していた。ぬしポケモンは強いから仕方がない…。
リーリエちゃんはみんなにエネココアを配る。
「そういえばマルクさん。博士は?」
「そういや来てないな…。話し合いが終わった頃だと思うしハウオリシティのポケモンセンターに戻るか」
「動きたくなーい…」
「すいません、今動けそうにないです…」
あらら。
「じゃあ僕一人で行ってくるよ。リーリエはここで待ってて」
「わかりました!」
ポケモンセンターから出て歩いてハウオリシティに戻る。ポケモンセンターに入ると誰もいない。
ポケモンセンターじゃなかったっけ?記憶がちょっと曖昧だ…。トレーナーズスクールかな。
今度はトレーナーズスクールにいく。だが誰もいない。あっれぇ?
「あ、いたいた。マルク、こっちよ」
と、背後からサーナイト博士が声をかけてきた。
隣には前博士であるククイ博士…。いや、ククイ博士も違うところで働いたんだけど。
「おっ、マルクくんはクチートか。アローラにはいないポケモンだな」
「……あの、なんで構えとってるんですか?」
「君のたいあたりを体で受けるためにさ」
いやいやいや。しませんよ。
「他の博士は僕の研究所の研究員と旅をすることになったよってことを説明しにきたんだ」
「そうなんですね」
「だから心配せずにハヤトくんたちと旅を続けるといい。空いた研究所は僕が使うさ」
「まぁ元々博士のところですからね」
あの男はどこに行ったんだろう。
クチートとなって悪いことはそれほど起きてはいない…けど、それでも嫌なもんは嫌だ。
人間の方が僕はいい。
「私はハヤトくんたちといくわ!さぁ、私をボールに入れて運びなさい!」
「あ、なら僕が戻りますので」
持参したモンスターボールに触れて中に入る。
「ねぇ、私が歩くの!?本当にいってる!?か弱い女子に歩かせるの!?」
少しは自分で歩け。
いつもこき使ってるんだからいいでしょ。研究のこととかはともかく近くにリモコンあるのにチャンネル変えてとかいろいろ雑なんだからこれくらいいいだろう。
ボールを持って歩いている。僕はモンスターボールの中で悠々自適とくつろいでいた。
博士であっても僕はこき使ってやるさ。
「テレポート!」
こいつきたねえ!テレポート使いやがった!