ポケモンになったんだけど案外楽しい   作:ムームラ

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ポケモンの捕まえ方

「博士たちも俺たちの旅についていくぅ?」

 

博士がハヤトくんたちにそう告げる。

ハヤトくんと幼馴染のルリちゃんはとても驚いていた。

 

「ダメかな?」

「い、いいですけどついてくるんですか?」

「うん!準備はしてるわ!」

 

本当ごめんね。君達二人で旅するつもりだったんだろうけどなんか僕たちまでついてくことになって…。

じゃ、邪魔はしないようにするから!

 

「ルリもいい?」

「い、いいよ!クチート可愛いしね!」

 

と、僕を抱き上げてほっぺスリスリしてくる。

お、おう。若い女の子にすりすりされるのはちょっと役得…。役得ですねこれは。

ポケモンになって初めてよかったと思いました。いや、これでも性欲は人並みにはあるから……。

 

「それじゃあいこう!あ、わたし達モンスターボールに入ってたほうがいいかな?」

「移動するんならそっちの方が楽ですししたいのなら…」

 

というので、僕はモンスターボールの中に…入らない。

いやいや。僕たち人間だし入らないよ?うん。心地いい空間だと思うけど拒否します。

 

サーナイト博士も…。

 

サーナイト博士は、モンスターボールに入っていた。

 

「…………」

 

とりあえずモンスターボールを開ける。

 

「歩け」

「だって…」

「だってもない!」

 

横着こくな!

それに、持ち歩けるポケモンは6体までときまってるのに一枠潰させるつもりか!

ったく……。

 

「いや、いいですよ!入っても!それぞれ持ち歩くんで!」

「っていってるし」

 

…………。

はぁ。しょうがない。頷くといえーいと言ってモンスターボールの中に入っていく。

サーナイト博士が入ったモンスターボールをハヤトは拾った。

 

「じゃあ博士は俺が持つからルリはマルクさんを頼む」

「はーい!いこ!クチートちゃん!」

 

と、モンスターボールの中に入れられる。

はぁ。旅…か。……僕のクチート放置したままだと嫌だなあ…。モンスターボールは一方通行だし…。多分こちらの声は聞こえないと思う。

 

「よし、じゃあ行くか」

「うん!」

 

少年少女の旅の物語が始まった。

僕はバッグに仕舞われたらしい。真っ暗でなにも見えない。音だけが聞こえる。やっぱ暗いのはちょっと嫌かもしれない。

 

勝手に出れるかな?

 

と思って暴れてみると出れた。

 

「うわっ、クチートちゃん!?」

「やっぱ僕歩きます…」

「う、うん?」

「暗いの怖い…」

 

僕は地面に足をつける。

やっぱお日様って最高だね!うん!最高!

と、草むらに入っていた。

 

「そういやポケモンの捕まえ方ってわかる?」

「いいえ、わかりませんが…」

「なら、教えてあげるよ。手頃な野生のポケモンは…いた。ピチュー」

 

ピチューもこちらを見つけたみたいだ。

僕とピチューは睨み合う。

 

「みねうち」

 

僕はみねうちを決める。

僕自体のレベルはそんなに高くないけれど野生のポケモンなら大丈夫だと思う。

ピチューはとても弱っている。

 

「こう弱らせて…モンスターボールを投げて!」

 

僕はルリちゃんからモンスターボールを借り、投げる。

 

「そして三回揺れてカチっていう音が聞こえるからそれが聞こえたらゲット完了だよ」

 

ピチューを捕まえたみたいでモンスターボールの振動が止んだ。

僕はモンスターボールを拾い、ルリちゃんに渡す。

 

「このピチューはルリちゃんのものでいいかな?」

「いいですよ」

「やったぁ!可愛い!」

 

なんか博士っぽいことしたような気がする。

 

「ピチューは変わった進化の方法をするけど…。それは自分たちで見つけてもらうか」

 

なんでも教えるわけにはいかないからね。

僕は一通り進化について学んだから何がどう進化するかは頭に入っている。これでも研究員だからな!

 

「さて、行こっか。まだ序盤の街まで行ってないし」

 

 

 

 

 

 

 

 

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