勇者の父親になる筈の原作主人公がTSしてたけど、何か質問ある?   作:社畜のきなこ餅

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またもや日マタギ投稿、だがしかし実質24:15だから毎日投稿は達成できたのではないだろうか?(屁理屈)

平穏は終わり、悪意が押し寄せてくる回です。


29・上

 

 

 その異変は唐突に、しかしある意味において必然とも言える状況で発生した。

 

 

 国の建て直しが殆ど落ち着き、当代の勇者との間に子を設けた王姉と聖女が、子供を伴ってラインハットで暫しの憩いの時間を過ごしていた時。

 世界で最も裕福な商人と称されている、ルドマンの自慢の娘二人が勇者との間に出来た子を連れ、ほんの少しの里帰りをしていた時。

 そして、グランバニアで偉大な王の娘であるリュカ王女が生んだ子供が、無事4才を迎え盛大な誕生日をグランバニアで開いている時。

 

 国が違えば距離も大きく開いている、全く違う場所にて、ほぼ同じタイミングで強大な魔物に率いられた魔物の軍勢が天空の勇者と縁深い三つの場所へ進軍を開始した。

 ラインハットでは、金色の鱗を纏った二足歩行のドラゴンが大量のドラゴンキッズを率いて歩みを進めており。

 サラボナでは、ブオーンよりかは小さいとはいえ、それでも巨躯と形容するに相応しい緑色の体色をした一つ目の巨人が悠々を大股で歩を進め。

 そして、グランバニアには異形と形容するに相応しい、ブルーメタルの彩色が施された機械の魔物に指揮された魔物達が、一糸乱れぬ統率で進軍を進める。

 

 

 真っ先に異常に気付いたのは、グランバニアで見張りの任が被ってしまったせいで宴に参加できず、ぶーたれながら監視をしていた若い兵士であった。

 ようやく新兵という立場から脱却しかけていた青年は、異常に気付くと慌てて警鐘を鳴らし、頼りとなる同僚であり兵士としての偉大な先達であるパピンへ報告をする。

 報告を受けたパピンは、すぐに警鐘を鳴らしていた若い兵へパパス王へ伝令するよう走らせると、防壁に取り付けられたクロスボウへとりつくと共に。

 警鐘で駆け付けた、酒飲み仲間であると共に長い間肩を並べて働いてきた同僚らと共に、少しでも魔物達を足止めしようと矢の雨を魔物達へ浴びせかける。

 

 放たれた矢は、防御力の低い魔物達に次々と刺さり、時に急所へ受けた魔物が大きく痙攣すると共に動かなくなるものの。

 襲撃の中心にいる、ブルーメタルの魔物には矢が刺さる事はなく、むしろその強固な装甲によって矢ははじき返されるのみで。

 

 どうすべきか、どうすれば倒せるかとパピンが思考を巡らせる中、ブルーメタルの魔物は左腕に備え付けられていたボウガンをパピンへ向け、その矢を放つ。

 放たれた矢は寸分違わずパピンの眉間を貫く、その次の瞬間パピンは何者かに後ろへ引き倒され放たれた矢はパピンの兜を衝撃で弾き飛ばすのみで終わった。

 

 

「ド、ドレイク様!?」

 

「怪我はないか、パピン」

 

「わ、私は大丈夫です。しかしあの魔物は……」

 

 

 全身を天空の武具で固めた、今日誕生日を迎えたレックスの父であるドレイクがそこに立っており、彼はパピンを気遣いつつ油断なく魔物の群れを見詰めている。

 衛兵らが放った矢によって魔物の数は多少減らされているものの、このまま雪崩れ込まれてはグランバニアの民は成す術もなく蹂躙されるであろう数に、衛兵らは背筋を震わせながら。

 勇者と呼ばれているドレイクへ、縋るような目を向ける。

 

 

「ドレイク……きっとこれは、魔物達の謀略だ。そして」

 

「……ここだけが狙われてるワケじゃない、そう言う事だな?親父」

 

「…………おそらく、そうで間違いないであろう」

 

 

 ドレイクに続くように城内から出てきたプサンの言葉に、考えたくなかった可能性をドレイクは問いかけ……。

 返って来た言葉に、歯を噛み鳴らし天空の剣を握る手に力を籠める。

 

 ドレイク一人ならば、ルーラを使えばラインハットやサラボナへ救援に飛ぶことは容易かった。

 しかし、同時にソレはグランバニアを見捨てる事になり。今のままでは、三つの内一つを救えたとしても他二つを救うことは絶望的と言えた。

 そう、今のままならば。

 

 

「親父、『どこまで』なら俺は俺のままでいられる?」

 

「ドレイク、お前は自分が何を言っているかわかっているのか?!」

 

「頼むよ親父、時間がないんだ」

 

 

 息子の言葉に、プサン……否、マスタードラゴンは息子が何を考えているかを察して言葉を荒げて必死に止めようとするが、ドレイクの決意は固く。

 拳を固く握りしめ、爪で自ら突き破った掌から血を滲ませながら、苦汁の声音を搾り出す。

 

 

「……お前がサラボナで放ったという一撃、あのレベルの一撃を三度だ。三度までなら、お前は変異が進んだとしても耐えきれる、はずだ」

 

「三度か、十分過ぎるな」

 

 

 実の父に酷な事を言わせたことをドレイクは詫びながら、変化の杖の効果を解除して半竜半人の姿へと変貌し、背中の翼を大きく広げる。

 そして飛び立とうとした時、背中から彼を呼ぶ声が聞こえ、ドレイクは首だけを動かし背後へ視線を送る。

 そこには、彼が愛した家族たちが、息を切らせながら立っていた。

 

 何かを言いたそうに、しかし何を言えば良いのかわからない、と言った様相でもどかしそうな家族へ向かってドレイクは柔らかく微笑むと。

 心配するな、すぐに帰ってきて誕生日会の続きをしないとな。と軽い調子で告げると、城壁へ足をかけて勢いよく空へと飛びあがる。

 

 

「ゲマが暫くちょっかいをかけて来ないから不思議に思っていたが、最終的に力押しで来るとはな」

 

 

 自分めがけて飛んでくる魔物達の呪文や、ブルーメタルの魔物……キラーマシンが放つ矢を天空の盾で受け止めつつドレイクは呟くと。

 自らの体が変異していくのを実感しながらも、剣を握る右腕へ今にもはじけ飛びそうな雷光を纏わせ、巨竜の咆哮じみた裂帛の雄叫びと共にその剣を魔物の群れめがけて横薙ぎに振るう。

 振るわれた剣閃は白銀の煌めきと、赤黒い雷光を纏いながら魔物の群れを切り裂き、消し飛ばしながら中心に陣取るキラーマシンめがけて突き進み、魔物はとっさに右腕に持った剣で防御しようと構えるも剣ごと上下真っ二つに切り裂かれて絶命した。

 

 無論、その一撃だけで魔物が全滅したわけではない、だがしかし中心となっていた魔物が絶命した事で魔物達の動きは明らかに乱れを見せ始めており。

 この状況ならば、義父と妻の配下の魔物、そしてグランバニアの精兵ならば乗り切れるとドレイクは判断し、一度グランバニアの城壁の上へ降り立つ。

 

 

「ドレイク……」

 

「俺は大丈夫さリュカ、まだ頑張れる……すまないが、後は頼めるか?」

 

「……うん、ドレイクも。無理しないでね?」

 

 

 心配そうにドレイクの頬へ手を伸ばし、ドレイクの首筋から頬へかけて生えてしまっている、漆黒の竜鱗へリュカは悲し気に指を這わせ。

 ドレイクの強がりでしかない言葉にリュカは悲しそうにしながらも、頷き。せめて愛しい夫が無事に帰ってこられる事を願う。

 そして、ドレイクは母であるリュカの裾を心細そうに掴んでいる息子のレックスの前でしゃがみこむと、その頭に自分が先ほどまで被っていた天空の兜を装着させた。

 

 

「おとうさん……?」

 

「そんな心配そうにするなレックス、お父さんは今までお前との約束は破ってないだろう?すぐに帰ってくるから、タバサをしっかり守るんだぞ」

 

「……うん!」

 

 

 父の言葉に、4才になったばかりの息子は元気よく頷き、その言葉に父であるドレイクは満足そうに頷き。

 ドレイクを心配そうに見つめているビアンカとタバサへ向き直る。

 

 

「すまないビアンカ、苦労をかけるかもしれないが……リュカのフォローを頼む」

 

「貴方は本当に、昔から変わらないわね……けど任されたわ。だけど必ず帰ってきてね?」

 

「……ああ。タバサも良い子で待ってるんだぞ?」

 

「うん……」

 

 

 そしてドレイクはパパスとプサン、そしてサンチョに後を託し。

 ルーラでサラボナへ向かって飛翔する。

 

 見る見るうちに小さくなっていくグランバニア、そして迫ってくるサラボナ。

 見えてきたサラボナの状況は、プサンが危惧した通りの状況となっており、巨躯の一つ目の魔物……ギガンテスに率いられた魔物の群れに襲撃を受けていた。

 

 その状況を目の当たりにしたドレイクは、着地点に居る魔物の群れの一団へ激しい炎の吐息をお見舞いしながら、勢いよく地面へ着地すると共に。

 周辺を陣取り、今にも町へ攻め入ろうとしていた魔物の群れを赤黒い雷光によって片っ端から消し飛ばす。

 

 そして、少しだけ息をつける状況になって改めてドレイクが周囲を見回してみれば……。

 ブオーンの襲撃から復興したばかりのサラボナの街の外壁は、すでに幾つか崩れかけている状態であった。

 

 

 あわやというところに到着したドレイクの姿に、サラボナの住人は降り立った希望に歓声を上げているも、すぐにその歓声は悲鳴へと変わる。

 何故か、ソレは……街の遠くに陣取った、一つ目の巨人。ギガンテスが投げつけてきた大岩が迫ってきていたからだ。

 

 しかし、ただの巨岩程度。今のドレイクには障害でもなんでもなく……。

 

 

「しゃら……くせぇ!!」

 

 

 即座に翼をはためかせ、迫りくる大岩へ向かうと。左腕に装備した天空の盾を有り余る膂力で叩きつけて砕きながら、サラボナの街の外へと叩き落とす。

 その際に、何匹かの魔物が散弾となった岩が直撃して絶命していたが、ドレイクにとっては些細な問題であった。

 

 

「ドレイク、アンタここに来ちゃって。グランバニアは大丈夫なわけ?!」

 

「安心しろデボラ、向こうの厄介な魔物は消し飛ばしてきた」

 

「その代償がソレってわけね……どうせ私が言っても無茶するんでしょ? しっかり帰ってこないと後が怖いからね!」

 

 

 手に持ったグリンガムの鞭で、今も襲い掛かろうとする魔物を叩き落としながらデボラは半眼でドレイクを睨みつつ叱咤し。

 続いて駆け寄って来たフローラは、町の防衛で傷付いた衛兵らへ回復呪文をかけながら口を開く。

 

 

「ドレイクさん、来てくれたんですね……」

 

「当たり前だろう、大事な嫁と子供たちの危機を放っておけるかよ」

 

「だけど、その……」

 

「安心しろフローラ、俺は大丈夫だ。お前達を泣かせたりなんかしないさ」

 

 

 前に見た時よりも、ドレイクの変異が進んでいる事に気付いたフローラは、自分達のせいでこうなってしまった事を嘆き悲しみ。

 心優しい妻が嘆く姿に、ドレイクは歩み寄ってその華奢な体を、大事そうに優しく抱きしめながら頭を優しく撫でて応え……。

 左腕に装着していた天空の盾へ祈りと力をこめ始める。

 

 願う祈りは、この町と大事な人達を護る事。込める力は、自分を人として押し留めていてくれた父譲りの聖なる力。

 右手に持つ剣がカタカタと震え、必死に制止する気配を感じるが、ドレイクは意図的にその気配を無視し。力を込め終えた盾を空へ放り投げた。

 放り投げられた盾は、回転することなく空へと浮かび上がり、まばゆい光と共に清浄な魔力でサラボナの街一帯を包み込む。

 

 

 その結果にドレイクは満足そうに頷くと、ドレイクの意図を察したデボラとフローラが必死に制止する声に、大丈夫だぎりぎり踏み止まれるさと答えて空へと飛びあがり。

 ギガンテスが投げつけてきた巨岩を剣で真っ二つに叩き斬りながら接近、咆哮と共に上空から縦一閃真っ二つに、ギガンテスを切り裂いて周囲の魔物へ雷光を浴びせると。

 既に体の大部分が竜鱗に覆われ、天空の鎧がせめてドレイクの動きを妨げないよう姿を変えるのを実感しながら……続けざまにルーラを唱えて、ラインハットへと向かう。 

 

 

 そして、ドレイクがラインハットに到着して目の前で見た光景は。

 鎧装束のあちこちを切り裂かれ、血を滲ませながら膝をつくヘンリエッタを切り裂こうと、金色の鱗を身に纏った二足歩行のドラゴン……グレイトドラゴンがその爪を振り下ろす瞬間だった。

 普通ならば間に合わない絶望的な状況、その中でドレイクは憎悪が全身を駆け巡る事を感じながら、ピオリムを発動しヘンリエッタとグレイトドラゴンの間にその身を滑り込ませる。

 

 ドレイクが全身の各所に破滅的な痛みを感じながら、しかし同時に瞬く間にまるで別の何かへ体が置き換わる事を実感しながら行ったその行動は、間一髪でヘンリエッタの命を拾う事に成功した。

 突然現れた何かに、楽しみを奪われたグレイトドラゴンは、自らの爪を漆黒の鱗に覆われた左腕だけで受け止めた邪魔者を圧し潰そうとそのまま力を込めていく。が。

 背後にヘンリエッタを庇うドレイクの体はグレイトドラゴンに爪に負ける事はなく、むしろ少しずつ押し返し始め……。

 

 

「死、ネェェェェェェ!!」

 

 

 強く踏み込むと共に左腕を跳ね上げてグレイトドラゴンの爪を、全力でカチ上げてたたらを踏ませた次の瞬間。

 グレイトドラゴンの股下から振り上げられた、爆発的な赤黒い雷光を秘めたドレイクの天空の剣によって痛みを感じる間もなくその体と魂を永久的に、この世界から抹消された。

 

 厄介な敵は全て殺した、しかし憎悪と怒りが止まらないドレイクは、無意識に剣を手に混乱し闘争を始めたドラゴンキッズの群れを虐殺せんと翼を広げて飛び上が。

 ろうとして、ヘンリエッタと慌てて駆け付けたマリアに尻尾へ抱き着かれて地面へと叩きつけられた。

 

 

「ナ、何ヲスル!」

 

「何をは、こっちの台詞だよドレイク!」

 

「そうですよ、ドレイク様……」

 

 

 大事なところで邪魔をされた、と言わんばかりの黒龍のようになった顔で、ドレイクは叫ぶ。

 しかしそれ以上の声量で目に涙を湛えたヘンリエッタが叫び返し、そんなヘンリエッタへ回復呪文をかけながらマリアもまた彼女の言葉に同意する。

 

 そこまできて、ドレイクはようやく自分が何をしようとしていたかに思い至り、目の前の二人が後一歩ぎりぎりのところで踏み止まらせてくれたことを理解し。

 ドレイクは、言葉を詰まらせながら二人を抱き締めて、謝罪と感謝の念を伝える。

 

 

「ドレイク、そっちは大丈夫なのか? まぁ、お前は大丈夫じゃなさそうだが……」

 

「ヨシュア、カ……オ前モ結構大変ソウダガ、大丈夫カ?」

 

「頼りになる妹がすぐに回復してくれたからな、見た目ほど重傷じゃないよ」

 

 

 身に纏っている全身鎧のあちこちに罅が入り、左腕に持っている盾は半ばで砕け散っているヨシュアがドレイクの肩を叩きながら声をかけ。

 そんな親友の様子にドレイクは、発声しにくい喉で様子を窺うも、大した傷じゃねーさ。と肩を竦めてヨシュアは笑う。

 

 頼りになる親友の様子に、ドレイクはドラゴンのようになった顔に不器用ながら笑みを浮かべると、自らが纏っている天空の鎧へ祈りと力を込める。

 込める祈り、そして力はサラボナの街と同様。特に長い間共に在り続けた天空の鎧は、どこかドレイクを気遣うような意思を見せてくるが、ドレイクは構うことなく鎧を結界の要とし。

 清浄なオーラを放ちながら、ドレイクの体から離れた天空の鎧が結界を展開したのを見届け、一度状況を整理するためにグランバニアへルーラで飛ぶ。

 

 そして。

 

 

 ドレイクは、歪んだ人間の悪意を思い知らされる。

 グランバニアに到着したドレイクを待っていたのは、健在であったグランバニアだった。

 しかし、パパスにプサン、サンチョにビアンカは一様に暗い表情を浮かべており……レックスとタバサはただ泣きじゃくるだけだったのだ。

 異様とも言える状況に、変異が進んだ体を変化の杖で取り繕う事も忘れて、ドレイクは震える声でリュカはどこかとパパスへ尋ねる。

 

 パパスは沈痛そうな表情で首を横に振ると、今も回復呪文で治療を受けている血塗れの大臣へ視線を向け……パパスとドレイクに視線を向けられた大臣は、息も絶え絶えに告げる。

 ずっとリュカに懸想し続けていた自分の息子が、魔物へと変貌してレックスへと襲い掛かり、自らの息子を庇ったリュカを傷付けた上……気を失ったリュカを抱えると、グランバニア北のデモンズタワーへ飛び去った、と。

 

 

 

 

 この日、グランバニアに……黒竜の憎悪と憤怒に満ちた咆哮が、轟いた。




Q.なんであっちこっちに嫁さんと子供ばらけてたの?
A.ラインハットは記念式典、サラボナは復興記念式典、そしてグランバニアはレックスの誕生日会とイベント目白押しだったが故です。
 子供が出来て約4年間、動きと言える動きが無かったので、ドレイク自身もどこか緊張の糸が途切れてしまい、その瞬間を突かれた形になります。


Q.大臣の息子諦めてなかったんか。
A.諦めてませんでした。そして憎い男との子供が居なければ自分が割り込む隙があると本気で思ってました。
 なお、そうするようにゲマが…パパスがプサン回収RTAしてる間に自らこっそり接触し、囁いて欲望の種を植えこみこっそり施術してますが、その後はノータッチです。
 ゲマ的には、ラーの鏡にも反応しないようにしつつ、面白いタイミングで爆発するといいなー。程度の手駒が、まさかの大惨事をやらかした形となってます。
 大臣さんの怪我は、息子を止めようと立ち塞がった結果、即死一歩手前の重傷を負わされた状態です。

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