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では1話どうぞ
IS・オルタネイティブ
1話 錚々たるIS学園
「僕ははシャルル・デュノア。三人目のIS操縦者。よろしく」
そう言って彼は手を差し伸べた。
「こちらこそ宜しくな」
そう言って握手する俺。しかし夕呼さんが言っていた訳ありってなんだ?まさかデュノアが女とか……いやきっと思い過ごしだろう。黙っていた俺にデュノアは話題を振ってくれた。
「御剣君はいつISを動かしたの?」
「ん?俺か?俺は四月の始め位かな。あと紅夜でいいぜ。俺もシャルルって呼ぶから」
「分かったよ。改めて宜しく紅夜」
「こちらこそ改めて宜しくシャルル」
「へ〜これがIS学園か〜」
俺たちは小型機でフランスからIS学園へと来ていた。しっかし結構な大きさだな。
「大きいな。俺迷いそう」
「ハハハ、でも紅夜は横浜基地に居たんでしょ。なら直ぐに慣れると思うよ」
「そうか?」
他愛のない話をしている時それは起こった。
バンッ!
『まずい!エンジンが一つやられた‼︎』
小さな爆発音と共に機長の怒鳴り声が聞こえた。気になった俺たちは機長のいる操縦室に行った。
「どうしたんですか⁉︎」
「どうもこうもねぇ!学園のやつら上にレーザーを撃ちやがった‼︎」
「はぁ?」
「ほ、本当ですか?」
「あぁ今現在降下中だよ」
何故だ。本来ならアリーナにはバリアが張られているはずなのに。
「で、でもアリーナにはバリアが……」
俺が思っていたことをシャルルが機長に言ってくれた。
「さては奴ら普段は上空を飛行機が飛ばないからってバリアを上に張らなかったな」
「とにかくどうするんですか?」
「不時着しかないな」
「なら俺が片方をISで支えます。その間に着陸を」
「分かった。坊主!無理するなよ‼︎」
「了解!」
俺は後部のドアからISを展開してエンジンが破壊された右翼を掴みながら飛行する。
『坊主!このまま着陸態勢に入る。いいな‼︎』
「はい!」
くっ!いくらパワーアシストがあってもキツイ!
そう思っている時
「大丈夫!」
後ろからオレンジ色のラファールを纏ったシャルルが居た。
「ちょいとキツイ」
「もう!無理しないでよ‼︎」
そう言いながらシャルルは俺の手を掴んで安定させてくれた。
「助かる!」
なんとかそのまま着陸することが出来た。
「助かったぜ坊主、いや紅夜」
「いえ当然のことをしたまでです。そうだろシャルル?」
「そうですよ」
「そっちの坊ちゃんもありがとな」
「いえ…そんな…」
俺たち二人は照れ臭そうに笑っていた。
不時着から約五分後にさっき撃ってきた代表候補生とその担任が謝罪に来た。
「誠に申し訳ありません」
そう言って頭を下げる女性[織斑千冬]かのブリュンヒルデだ。
「オルコットお前も謝れ」
そう言われて急いで頭を下げる金髪の女生徒[セシリア・オルコット]イギリスの代表候補生だ。
「申し訳ありませんわ」
別にどうこう言うつもりはないだが一つ気になる事がある。何故上空に撃ったかだ。
「いや別に怪我とかも無いしいいんだが何故上空に撃ったんだ?そういう訓練ならアリーナの上空にはバリアを張ったはずだ」
「そ、それは……」
ん?オルコットは何故狼狽えるんだ?何かまずいことを聞いたのか?
疑問に思っていると織斑先生が答えた。
「こいつはまぁ……何というかその……一夏が余計なことをしてな…」
「まさか喧嘩か何かで僕達は死にかけたんですか?」
いやシャルルさん怖いですよ……
シャルルは微笑みながらそう言った。目は笑っていないが。
「まぁ……そういうことだな……本当にすまない。返す言葉もない」
まさかシャルルが言うとうりだったと……怒りを通り越して呆れるな。
こうして俺たちは錚々たるIS学園へと到着したのだった。
至らない点もありますが今後もよろしくお願いします。